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Japan
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Yutaka Ōno
Japanese psychiatrist

Yutaka Ōno

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese psychiatrist
Places
Work field
Gender
Male
Birth
Age
75 years
Education
Keio University
The details (from wikipedia)

Biography

大野 裕(おおの ゆたか、1950年3月11日 - )は、日本の医学者、精神科医。国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター所長を経て、現在は顧問。一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長。専門は臨床精神医学、認知療法。皇后雅子の主治医。

経歴・概説

愛媛県生まれ。愛光中学校・高等学校を経て1978年慶應義塾大学医学部卒、1982年助手、1989年医学博士、1994年同大学保健管理センター医師、1996年医学部専任講師、2002年保健管理センター教授。この間コーネル大学医学部、ペンシルベニア大学 医学大学院へ留学。2011年6月より国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター所長に就任し、2015年4月より顧問。日本認知療法学会理事長。日本ストレス学会副理事長。

うつ病などに対する認知療法の権威であり、一般向けの著書を多く執筆し、皇后雅子の主治医として知られる。

著書

  • 『「うつ」を生かす うつ病の認知療法』星和書店 1990
  • 『メゲそうな心が晴れる本』講談社 1995
  • 『こころが軽くなる気分転換のコツ』大和書房 1997 のち文庫
  • 『生き方を変える大法則』小学館文庫 1998
  • 『こころが楽になる人間関係のヒント』大和書房 1998
  • 『弱体化する生物、日本人』講談社 1999
  • 『「うつ」を治す』PHP新書 2000
  • 『主婦うつ あなたの笑顔を奪う7つのうつ病』法研 2001
  • 『開き直れば「強い力」がわいてくる』新講社 2002 改題「「開き直る」こころのセラピー」
  • 『MモードとDモードの法則 やるき力と無気力を操る心理テクニック』法研 2002
  • 『うつで悩まないで! 専門医からあなたに合ったアドバイス』ナツメ社 2003
  • 『「心配性」と上手につきあう方法 小さいことが気になる人の気分転換』大和書房 2003 改題「少し「心配性」のほうが、うまくいく!」
  • 『こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳』創元社 2003
  • 『「悩み上手」「悩み下手」』新講社 2003
  • 『こころの自然治癒力 自分を回復させる力の高め方』講談社(こころライブラリー)2004
  • 『こころをほぐす小さな「開き直り」術 幸せをつかむ20のヒント』主婦の友社 2005
  • 『「心の病」なんかない。』幻冬舎 2006 のち文庫
  • 『こころの健康学 がんばりすぎずに生きてみよう』日経ビジネス人文庫 2007
  • 『うつ病・双極性障害で悩まないで! 専門医からあなたに合ったアドバイス』ナツメ社 2007
  • 『「うつ」道場!』文藝春秋 2007
  • 『不安症を治す 対人不安・パフォーマンス恐怖にもう苦しまない』幻冬舎新書 2007
  • 『認知療法の技法と実践 精神療法の接点を探って』金剛出版 2008
  • 『うつ・不安に効く7つのステップ ケータイ式認知療法』大和書房 2008
  • 『こころのエクササイズ つらい気持ちを楽にする38のアイデア』講談社 2008
  • 『「だから自分はダメなんだ」と決めつけない こころが楽になる気持ちの扱い方』大和書房 2009
  • 『はじめての認知療法 こころが晴れるメソッド入門』講談社現代新書 2011
  • 『「折れない心」をつくる40のルール』PHP研究所 2012
  • 『「気持ちの整理」練習帖』三笠書房 2013
  • 『こころのスキルアップ・トレーニング 認知療法・認知行動療法で元気を取り戻す』監修・著 きずな出版 2014
  • 『「こころの力」の育て方 レジリエンスを引き出す考え方のコツ』きずな出版 2014
  • 『精神医療・診断の手引き DSM-3はなぜ作られ、DSM-5はなぜ批判されたか』金剛出版 2014

共編著

  • 『境界パーソナリティ障害(BPD)』小此木啓吾共編 ライフ・サイエンス(精神医学レビュー)1996
  • 『認知療法ハンドブック』小谷津孝明共編 星和書店 1996
  • 『認知行動療法の理論と実際』岩本隆茂、坂野雄二共編 培風館 1997
  • 『心の臨床家のための必携精神医学ハンドブック』小此木啓吾、深津千賀子共編 創元社 1998
  • 『精神科プラクティス 第3巻』黒澤尚、北西憲二共編 星和書店 1999
  • 『ミドルエイジ・クライシス やさしい発想転換法』弘兼憲史共著 朝日出版社 2001
  • 『抑うつの臨床心理学』坂本真士、丹野義彦共編 東京大学出版会 2005
  • 『チーム医療のための最新精神医学ハンドブック』 弘文堂 2006
  • 『高齢者のうつ病』 金子書房 2006
  • 『ツレと貂々、うつの先生に会いに行く』細川貂々共著 朝日新聞出版 2011 のち文庫 
  • 『うつ病治療ハンドブック 診療のコツ』編 金剛出版 2011
  • 『ストレスや苦手とつきあうための認知療法・認知行動療法 吃音とのつきあいを通して』伊藤伸二共著 金子書房 2011
  • 『こころのスキルアップ教育の理論と実践 しなやかなこころをはぐくむ』中野有美共編著 認知行動療法教育研究会著 大修館書店 2015
  • 『世界自殺統計 研究・臨床・施策の国際比較』マシュー・K・ノック,ギリェルメ・ボルヘス共編 坂本律訳 明石書店 2015

翻訳

  • John R.Lion『向精神薬・処方の芸術 精神療法と向精神薬療法の統合』片山義郎共訳 星和書店 1982
  • ポリーヌ・R.クランス『インポスター現象』小此木啓吾共訳 筑摩書房 1988
  • アーロン・T.ベック『認知療法 精神療法の新しい発展』岩崎学術出版社(認知療法シリーズ)1990
  • Robert L.Spitzer『SCID DSM-III-R面接法』花田耕一共訳 医学書院 1992
  • J.B.パーソンズ『実践的認知療法 事例定式化アプローチ』(監訳)金剛出版 1993
  • G.O.ギャバード『精神力動的精神医学.その臨床実験「DSM-4版」2』(監訳)岩崎学術出版社 1997
  • Allen Frances、John P.Docherty、David A.Kahn『エキスパートコンセンサスガイドライン 精神分裂病と双極性障害の治療』ライフ・サイエンス 1997
  • John S.March他『エキスパートコンセンサスガイドライン 強迫性障害(OCD)の治療』ライフ・サイエンス 1999
  • Joseph P. McEvoy、Patricia L. Scheifler、Allen Frances『精神分裂病の治療1999』ライフ・サイエンス(エキスパートコンセンサスガイドラインシリーズ)2000
  • George S.Alexopoulos『痴呆性老人における焦燥の治療』ライフ・サイエンス 2000
  • Peter J.Weiden『新薬で変わる分裂病治療 本人と家族のためのガイドブック』藤井康男共訳 ライフ・サイエンス 2001
  • American Psychiatric Association『DSM-4-TR精神疾患の分類と診断の手引』高橋三郎、染矢俊幸共訳 医学書院 2002
  • American Psychiatric Association『DSM-4-TR精神疾患の診断・統計マニュアル』高橋三郎、染矢俊幸共訳 医学書院 2002
  • 『女性のうつ病治療 2001』アルタ出版(エキスパートコンセンサスガイドラインシリーズ)2002
  • Michael H.Allen他『精神科救急治療』アルタ出版 2002
  • Gary S.Sachs『双極性障害の薬物療法 2000』アルタ出版 2003
  • Robert C.Baldwin他『高齢者うつ病診療のガイドライン』鈴木映二、藤澤大介共監訳 南江堂 2003
  • George S.Alexopoulos『高齢者のうつ病に対する薬物療法』アルタ出版 2003
  • John M.Kane『精神病性障害薬物治療の最適化』(監訳)アルタ出版 2004
  • ジェームズ・P.マカロウ『慢性うつ病の精神療法』古川壽亮、岡本泰昌、鈴木伸一共監訳 医学書院 2005
  • Edna B.Foa、Jonathan R.T.Davidson、Allen Frances『PTSD』金吉晴共監訳 アルタ出版 2005
  • ロバート・D.フリードバーグ、バーバラ・A.フリードバーグ、レベッカ・J.フリードバーグ『子どものための認知療法練習帳』長江信和、元村直靖共訳 創元社 2006
  • Jesse H.Wright、Monica R.Basco、Michael E.Thase『認知行動療法トレーニングブック』医学書院 2007
  • ロバート・D.フリードバーグ、ローリー・E.クロスビー『子どものための認知療法練習帳ガイドブック』長江信和、元村直靖共訳 創元社 2008
  • マイケル・E・アディス,クリストファー・R・マーテル『うつを克服するための行動活性化練習帳 認知行動療法の新しい技法』岡本泰昌共監訳 うつの行動活性化療法研究会訳 創元社 2012
  • ウィレム・クイケン,クリスティーン・A.パデスキー,ロバート・ダッドリー『認知行動療法におけるレジリエンスと症例の概念化』監訳 荒井まゆみ,佐藤美奈子訳 星和書店 2012
  • クリストファー・R・マーテル,ソナ・ディミジアン,ルース・ハーマン-ダン『セラピストのための行動活性化ガイドブック うつ病を治療する10の中核原則』坂井誠共監訳 創元社 2013
  • デビッド・A・クラーク,アーロン・T・ベック『不安障害の認知療法 科学的知見と実践的介入』監訳 坂本律訳 明石書店 2013
  • アレン・フランセス『精神疾患診断のエッセンス DSM-5の上手な使い方』中川敦夫,柳沢圭子共訳 金剛出版 2014
  • American Psychiatric Association編『DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル』日本精神神経学会日本語版用語監修 髙橋三郎共監訳 染矢俊幸,神庭重信, 尾崎紀夫,三村將,村井俊哉訳 医学書院 2014
  • American Psychiatric Association編『DSM-5精神疾患の分類と診断の手引』日本精神神経学会日本語版用語監修 髙橋三郎共監訳 染矢俊幸, 神庭重信, 尾崎紀夫,三村將, 村井俊哉訳 医学書院 2014
  • ミリアム・アクタル『うつを克服するためのポジティブサイコロジー練習帳』監訳 山本眞利子訳 創元社 2015
  • アーノルド・ウィンストン,リチャード N・ローゼンタール,ヘンリー・ピンスカー『動画で学ぶ支持的精神療法入門』堀越勝,中野有美共監訳 医学書院 2015
  • フランク・ウィルス『認知行動療法の新しい潮流 3 ベックの認知療法』監修/監訳 坂本律訳 明石書店 2016

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 著作一覧:大野裕”.日本経済新聞出版社. 2010年1月29日閲覧。
  3. ^ 大野裕Twitter2011/05/27「今月いっぱいで慶応大学を退職して国立精神・神経医療研究センターの認知行動療法センターに移ります」
  4. ^ 監修者 大野裕先生のプロフィールとメッセージ”.こころのスキルアップ・トレーニング. 2017年9月4日閲覧。
  5. ^ 大野裕:Yutaka Ono:保健管理センター教授(医学博士)”.慶應義塾大学. 2010年1月29日閲覧。
  6. ^ J-GLOBAL:大野裕:研究者”.科学技術振興機構. 2010年1月29日閲覧。
  7. ^ 大波綾「医師団に託したワークライフ・バランス:雅子さま7年目の『闘病記』」『AERA』第1210号、朝日新聞出版、2010年2月、 p.p.76、 ISSN 0914-8833
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