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Japan
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Utagawa Toyokuni
Japanese painter

Utagawa Toyokuni

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese painter
Places
Work field
Gender
Male
Place of birth
Tokyo, Japan
Age
97 years
The details (from wikipedia)

Biography

六代目 歌川 豊国(うたがわ とよくに、明治36年(1903年)2月3日 - 平成12年(2000年)11月11日)は、大正時代から平成時代の浮世絵師。

来歴

明治36年、2代目歌川国鶴の次男として、東京市麻布区笄町(現在の東京都港区西麻布)に生まれる。母は四条派の絵師ゆた。祖父は歌川国鶴。始めは2代目歌川国春と号しており、明治38年(1905年)に大阪市南区(現在の中央区)徳井町に移った。さらにその3年後、明治41年(1908年)には京都市に転居している。父の2代目歌川国鶴のもと、浮世絵を学んだ後、山元春挙及び中井汲泉に師事し、運筆及び風景画を習得した。大正7年(1918年)には、叔父の5代目歌川豊国に引き取られ、再び浮世絵を学んだ後、大正11年(1922年)には東京府下幡ヶ谷の前田英に師事し、写真背景画を学んでいる。作画期は大正期から平成12年(2000年)まで。

関東大震災後の大正14年(1925年)、再び大阪に移って父の跡を継ぎ、写真の背景画を生業とし、実業家として独立したが浮き沈みが激しく、挫折し、辛酸をなめたという。その傍ら、この時期に日本画を修得している。

第2次世界大戦戦時中の昭和14年(1939年)から翌昭和15年(1940年)には平和運動に参加していた。また、昭和16年(1941年)には画材の入手が難しくなってきたため、一度、画業を捨てて戦争協力の軍需工場、株式会社日本光機を設立、同社の経営を始め、戦後も商社・株式会社菱屋を経営する傍ら、初期の大正相互銀行の取締役も兼務していた。その後、昭和42年(1967年)になって、工場経営を息子に譲り、石切神社で下働きの仕事をしつつ、再び画業に戻っている。このころ、歌川国芳の流れをくむ画家中村貞以に師事、歌川派再興をめざして昭和47年(1972年)、69歳の時に歌川派最後の絵師で、叔父にあたる歌川国松の遺言により、6代目「歌川豊国」を名乗った。同時に国松に5代目歌川豊国を追号している。中村貞以が主催する春泥会展において作品を発表以降、画業に専念するようになり、昭和51年(1976年)11月19日には画号を「国春」から「豊国」と改名しており、さらに平成3年(1991年)1月30日をもって号を「豊國」と変更した。昭和53年(1978年)から三越や松坂屋などで展覧会を開催している。

6代目歌川豊国による日本画の作品として、昭和47年(1972年)制作の「牡丹」、昭和48年(1973年)の「舞妓」、昭和49年(1974年)の「菖蒲」などが知られている。昭和50年(1975年)以降、『美術家名鑑』や『美術年鑑』などに「六代目歌川豊国」として名前が掲載されるようになった。また、昭和63年(1988年)、「歌川家の伝承が明かす『写楽の実像』を六代・豊国が検証した」という著書を二見書房から刊行した時には多大の話題を集めた。しかし、画業のほうは昭和62年(1987年)以降、平成4年(1993年)の間においてはめぼしい作画活動が見当たらず、展覧会に関しては同昭和62年以降では平成7年(1995年)に布施東劇ロビーという映画館において開催された「六代歌川豊国浮世絵展」まで開催されなかった。

祖父の国鶴が2代目歌川豊国の門人であり、その次男であった歌川国松が叔父にあたるため、2代豊国の縁により、6代目歌川豊国を襲名した。90歳を過ぎてから、平成8年(1996年)より3年間、大阪府立桃谷高等学校の定時制夜間部に通った後、平成11年(1999年)の4月、東大阪市の自宅に近い近畿大学の法学部(二部)法律科に入学、浮世絵に関する論文により博士号を取得することを目標にし、勉学に励んでいた矢先、平成12年11月11日、急性心疾患により自宅で死去した。享年97。

作品

  • 「鏡獅子」紙本着色、個人蔵
  • 「静と老桜」紙本着色、個人蔵
  • 「紅葉」紙本着色、個人蔵
  • 「舞妓図」紙本着色、個人蔵
  • 「二人静」紙本着色、個人蔵
  • 「牡丹」
  • 「菖蒲」

脚注

  1. ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻には、別人とみられる歌川国春 (2代目) が掲載されている。
The contents of this page are sourced from Wikipedia article. The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.
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