Tetsuo Hatanaka

畑仲 哲雄（はたなか てつお、1961年9月 - ）は、日本のジャーナリスト、ジャーナリズム研究者、龍谷大学社会学部教授。

大阪市に生まれる。

1985年に関西大学法学部を卒業し、毎日新聞社の新聞記者となった後、1990年に日経ホーム出版社（日経BPの前身）に転じて『日経トレンディ』編集部で編集記者となり、次いで、1991年に共同通信社に移って2011年まで勤務した。

共同通信社在職中の2004年から、東京大学大学院情報学環学際情報学府に学び、2013年に「ジャーナリズムにおける<地域>という立脚点：地域紙とNPOの「協働」に関する事例研究」により、東京大学から博士（社会情報学）を取得した。翌2014年に出版された博士論文に基づく著書『地域ジャーナリズム コミュニティとメディアを結びなおす』によって、2015年に第5回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞を受賞した。

単著

• スレイヴ：パソコン音痴のカメイ課長が電脳作家になる物語、ポット出版、1998年
• 新聞再生：コミュニティからの挑戦、平凡社（平凡社新書）、2008年
• 地域ジャーナリズム：コミュニティとメディアを結びなおす、勁草書房、2014年
• ジャーナリズムの道徳的ジレンマ、勁草書房、2018年

共編著

• コミュニタリアニズムのフロンティア、勁草書房、2012年
• 日本のコミュニティ放送：理想と現実の間で、晃洋書房、2017年
• 地域づくりのコミュニケーション研究：まちの価値を創造するために、ミネルヴァ書房、2017年
• 政府の政治理論、晃洋書房、2017年
• 日中韓メディアの衝突:新聞・テレビ報道とネットがつなぐ三国関係、ミネルヴァ書房、2017年
• 危機の時代と「知」の挑戦、論創社、2018年