Takahiko Imamura
Quick Facts
Biography
今村 貴彦(いまむら たかひこ、1993年5月20日 - )は、日本の男子バレーボール選手。
来歴
小学校3年生の時に友人に誘われバレーボールを始める。
中学時代、県選抜チームの一員として全国都道府県対抗中学生大会に出場。2008年には、オリンピック有望選手として個人賞を受賞。
日向学院高校時代は、主力として活躍し、3年夏のインターハイに出場した他、2010年、アジアユース選手権で代表入りした。2011年、日本高校選抜メンバー。
中央大学進学後の2012年にはアジアジュニア選手権に出場。2014年、全日本インカレ優勝。U-21の代表メンバーとして世界ジュニア選手権に派遣。2015年、春季リーグ優勝、秋季リーグ優勝、全日本インカレも優勝。
2016年4月、パナソニックパンサーズに入団。同期は中央大学でも共にプレーした関田誠大と、山内晶大。
2017年、オポジットとして台湾にて開催された2017年夏季ユニバーシアード日本代表メンバーに招集、銅メダルを獲得。
2018年2月、Vリーグ・プレーオフゲーム中に清水邦広が全治1年となる怪我を負った後、同ポジションを引き継ぎ、4季ぶりの優勝に大きく貢献した。同年7月、『V.LEAGUE サマーフェスティバル 2018 in お台場ビーチ』にてビーチバレーボール大会に出場、優勝。
他、オフシーズンには、地元宮崎他全国各地へパナソニックパンサーズ選手として赴き、バレーボール教室の講師をしたり、枚方市1日警察署長をするなどして、チーム随一のムードメーカーとして積極的に地域にも貢献している。
2023年、韓国Vリーグ所属クラブを対象に行われる「2023KOVO男子アジア枠トライアウト」に参加した。しかし、ドラフト指名はなく、韓国移籍は実現しなかった。それでも、海外挑戦はパンサーズ入団当初からの夢であり、以降もロラン・ティリ監督をはじめパンサーズのサポートを得ながら海外移籍の準備を進めた。そして、チェコのクラドノ・バレーボールとのレンタル契約に至り、海外挑戦が叶った。レンタル移籍の前に8月末までパンサーズに帯同し、チームが招待された韓国のリーグカップであるKOVOカップにも出場。
人物
- 進学先の大学について迷っていた時、後にパナソニックパンサーズでも同期として共にプレーすることとなるセッター関田誠大と話し、大学バレーにて共に優勝を目指すことを誓い、中央大学へ進学。
- 現行のサインは、バレーボールを始めるきっかけとなった旧友に考案を依頼し、採用している。
- 得意なプレーはサーブ。
所属チーム
- 日向学院高等学校
- 中央大学
- 2016年 - パナソニックパンサーズ
- 2023年 - クラドノ・バレーボール(期限付き移籍)
脚注
注釈
- ^ この時のメンバーは、石川祐希、関田誠大(堺ブレイザーズ)、大竹壱青(パナソニックパンサーズ)、武智洸史(JTサンダーズ)、伊賀亮平(パナソニックパンサーズ)、渡邊侑磨(豊田合成トレフェルサ)らを中心に構成されていた。
出典
- ^ 「パナソニックパンサーズ」『2022-23 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔』、日本文化出版、2022年12月、30頁、ASIN B0BHGDWTZD。
- ^ “2023 KOVO 아시아쿼터 외국인선수 트라이아웃 일정 및 참가 선수 알림” [2023 KOVOアジアクォーター外国人選手トライアウトスケジュールと参加選手のお知らせ] (韓国語). 韓国バレーボール連盟 (2023年3月22日). 2023年4月29日閲覧。
- ^ “韓国Vリーグ男子に初の日本人選手誕生!パナソニック伊賀亮平&大竹壱青がアジア枠ドラフトで指名”. スポーツソウル. (2023年4月28日). https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=73831 2023年4月29日閲覧。
- ^ “今村 貴彦選手の海外挑戦のお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2023年8月2日). 2023年8月2日閲覧。
- ^ “パナソニック 今村貴彦が海外挑戦! チェコリーグKLADNO.VOLEJBAL.CZに参戦 V1男子”. バレーボールマガジン. (2023年8月2日). https://vbm.link/660691/ 2023年8月2日閲覧。
- ^ “パナソニック初戦を快勝 -2023 クミ-KOVO Cup-”. V.LEAGUE (2023年8月7日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ 今村 貴彦|雲外蒼天 〜Chuo univ. volleyball team〜