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Tadashi Nagano
The basics
Quick Facts
Work field
Gender
Male
Birth
Age
97 years
Education
Komazawa University
Setagaya-ku, Tokyo, Japan
The details (from wikipedia)
Biography
長野 覚(長野 覺、ながの ただし、1928年 - 2021年9月13日)は、日本の地理学者、博士。駒澤大学教授、日本山岳修験学会顧問を歴任。山伏研究の第一人者。
来歴
「日本三大修験山」に数えられる九州・英彦山出身。修験道山伏の家系、豊前長野氏の子孫で「守静坊」10代目 。生家の守静坊は現存する宿坊で最も古いとされる古民家。 福岡県立修猷館高等学校社会科(地理担当)教諭を経て、1978年4月、駒澤大学文学部地理学科専任講師として着任。1980年助教授。
1986年、学位論文「英彦山修験道の歴史地理学的研究」で博士号(駒澤大学・文学)を取得、翌年、刊行し代表的著書となる。1987年、教授に就任。1993年地理学科主任。1998年3月に退職。日本山岳修験学会顧問などを歴任。
著書
- 「英彦山修験道の歴史地理学的研究」名著出版 1987.10
編書
- 「韓国・檀君神話と英彦山開山伝承の謎 日韓古代史シンポジウム」海鳥社 1996.7.15
- 「日本と韓国 茶の文化考 日韓文化交流セミナー お茶をめぐる差異と同一性」海鳥社 2002.11
論文
- 「炭鉱都市の諸問題 ‐福岡県田川市の現代的課題‐」『駒澤地理』第2号、駒澤大学文学部地理学教室、1960年6月、18頁、NAID 120006612641。
- 「山岳宗教(修験道)集落英彦山の構造と経済的基盤」『駒沢地理』第15号、駒澤大学文学部地理学教室、1979年3月、5-51頁、ISSN 0454241X、NAID 110007004131。
- 「日本の山岳交通路と修験道の入峯について」『駒澤大學文學部研究紀要』第40号、駒澤大学、1982年3月、63頁、NAID 120006612156。
- 「日本の山岳交通路としての修験道の峰入り道に関する研究」『駒澤地理』第22号、駒澤大学文学部地理学教室、1986年3月、103頁、NAID 120006612774。
- 「日本人の山岳信仰に基づく聖域観による自然護持 (その3) - その地域的諸相 -」『駒沢大学文学部研究紀要』第50号、駒澤大学、1992年3月、1-70,図5枚、ISSN 04523636、NAID 110006992950。
関連項目
- 徳積財団(飯塚市の一般財団法人) - 守静坊(福岡県添田町)の活用を託された
出典
- ^ 駒澤大学. “地理学教室の歴史”. 2024年3月2日閲覧。
- ^ 英彦山ネット. “英彦山総合調査報告会 2016-11”. 2019年4月4日閲覧。
- ^ heartfultime.com. “「背振の山岳信仰」2012年”. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “日本三大修験の聖地「英彦山(ひこさん)」にある最古の宿坊で茅葺屋根を葺くイベント(一般財団法人徳積財団)”. prtimes (2022-03-291). 2024年3月2日閲覧。
- ^ “周防灘周辺開発地域(地形調査:修猷館高等学校 教諭 長野覚)”. 国土数値情報ダウンロードサイト (1970年3月21日). 2024年3月2日閲覧。
- ^ “月刊ニューズレターp21.「1970年・1974年の講師一覧」”. 広島大学 (2015年9月15日). 2024年3月2日閲覧。
- ^ 駒澤地理事務局「第2章 1. 研究活動」『駒澤地理』41別冊「地理学科の専任教員」、102頁、2019年4月4日閲覧。
- ^ 長野覚『英彦山修験道の歴史地理学的研究』〈駒沢大学 文学博士 乙第35号〉1986年。 NAID 500000000831。http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/9052/。
- ^ 駒澤大学. “信誠会足跡”. 2019年4月4日閲覧。
- ^ 長野覚「『時間と空間と人間の縁』 - 人生行路の母港は母校 -」『駒澤大学大学院地理学研究』第27巻、駒澤大学大学院地理学研究会、1999年7月、3-14頁、ISSN 02888718、2022年1月20日閲覧。
- ^ 日本山岳修験学会. “学会役員”. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “長野覚”. honto.jp. 2024年3月2日閲覧。
- ^ “霊峰・英彦山を再生したい 米フォトジャーナリストがほれた山伏文化”. 朝日新聞 (2022年4月7日). 2024年3月2日閲覧。
- ^ “英彦山の宿坊、再生してお披露目 修験道文化の発信地に”. 朝日新聞 (2022年7月15日). 2024年3月2日閲覧。
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