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Japan
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Nanako Satō
Japanese singer-songwriter

Nanako Satō

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese singer-songwriter
A.K.A.
nanaco
Places
Work field
Gender
Female
Birth
Place of birth
Tokyo, Japan
Age
70 years
Education
Keio University
The details (from wikipedia)

Biography

佐藤 奈々子(さとう ななこ、1955年 - )は、東京都中野区出身の歌手・フォトグラファーである。慶應義塾大学卒。

略歴

叔母が体操の元オリンピック選手で3歳頃より体操を仕込まれる。高校生の時にはインターハイに出場するまでになっていたが、練習中に頭から落ち一時記憶が無くなるほどの怪我になり、断念。

大学在学中に佐野元春と出会い、歌や詩を書くことを教わる。 大学主催の女性シンガーソングライターコンテストに出場し、「綱渡り」で最優秀作詞賞受賞。 このコンテストを機に1977年6月、佐野との共作によるアルバム『Funny Walkin’(ファニー・ウォーキン)』で日本コロムビアよりデビュー。

1979年までに4枚のソロアルバムをリリースし、ムーンライダーズや加藤和彦など、当時の先鋭的なアーティストの作品に参加、楽曲提供するなど活動の幅を広げる。

1980年 岩倉健二・戸田吉則・永田裕らとニュー・ウェイヴ・バンド「SPY(スパイ)」を結成。加藤和彦プロデュースによるアルバム『SPY』をリリース。

その後、多重露光の幻想的な写真を撮るようになり、プロのフォトグラファーとして広告、雑誌などで活動を始める。

1986年 日産海外向けカレンダーの撮影で、世界のカレンダーコンテストで金賞受賞。

1987年より5年間パリに移住。

1993年 帰国後15年ぶりに音楽活動を再開し、アルバム『Fear and loving』をリリース。 以後はnanaco名義で活動することが多くなる。

1996年 アルバム『LOVE IS A DRUG』をイギリス、アメリカ、日本でリリース。タイトル曲のシングルは、日本人アーティストで初めてNMEのシングル・オブ・ウィークに選ばれる。

1998年 イギリスのコクトー・ツインズのレーベルBella UNionより、アルバム『Luminous love in 23』をリリース。

2001年 Mark Bingham(REMでグラミー賞を受賞) のプロデュースにより、アルバム 『Sisiters on the riverbed 』 をリリース。

日本のみならず世界的に幅広く音楽を発信している。

独特のコケティッシュなウィスパー・ヴォイスは、渋谷系の元祖とも言われた。

さまざまなアーティストへの楽曲提供もおこなっており、ピチカート・ファイヴの「Twiggy Twiggy」(作詞・作曲。もとは野宮真貴の1981年のデビューアルバム『ピンクの心』への提供曲)は世界的ヒットとなった。 同曲は2014年、セルフカヴァーで配信リリースされ、息子であるjanがベースを担当、野宮真貴もコーラスで参加した。

なお、オランダ人の元夫との間に生まれた息子jan(ヤン)は、2012年に活動を再開したGREAT3のベーシストとして正式加入している。janはギターやヴォーカルのキャリアもあり、奈々子のバックもしばしば務める。

フォトグラファーとしてはCoccoや細野晴臣といったミュージシャンのCDジャケットなども手掛けている。

ディスコグラフィー

アルバム

  • Funny Walkin'(1977年6月25日、ブロー・アップ、LX-7016)-1993年10月21日/2006年12月20日再発
  • SWEET SWINGIN'(1977年12月25日)-1995年2月21日再発
  • Pillow Talk(1978年10月25日)-1995年2月21日再発。小坂忠プロデュース
  • Kissing Fish(1979年7月25日)-1995年2月21日再発
  • SPY(1980年10月21日)「SPY」名義。-2009年1月18日再発。再発盤は未発表音源を14曲収録した2枚組CD。加藤和彦プロデュース
  • 佐藤奈々子(1991年11月21日)ベストアルバム
  • Tears of ANGEL(1994年5月21日)ベストアルバム
  • Fear and loving(1995年1月21日)日向敏文プロデュース
  • Love is a Drug(UK盤1~6曲目までのミニアルバム1996年6月、日本盤フルアルバム1996年7月24日)「Nanaco」名義。日向大介プロデュース
  • Luminus love in 23(UK盤1998年8月、日本盤1999年3月25日)サイモン・レイモンド(コクトー・ツインズ)プロデュース。イギリスでもベラ・ユニオンよりリリースされる。
  • sisters on the riverbed(2001年7月25日)マーク・ビンガムプロデュース
  • old angel(2013年3月27日)「佐藤奈々子+カメラ=万年筆」名義。
  • Golden Remedy(2018年6月20日)「Nanaco + Riki Hidaka」名義。

シングル

  • ストリート・コーナー・ベティ/土曜の夜から日曜の朝へ(LK-36-A 1977年6月)
  • フェアウェル・パーティー/イヴの月の下で(LK-61-A 1977年12月)
  • ふらりさよなら/フラミンゴの夜(LK-70-A 1978年6月、再発VSEP-81 1996年1月)
  • ブラック・ペッパー・ジェラシー/ミスティ・マジック(LK-85-A 1978年10月)
  • ファースト・クラス・ハネムーン/ダディズキッス(VIHX-1520 1980年10月21日)※SPY名義
  • Love is a Drug(UK盤1996年3月)※以降nanaco名義
  • Lick Your Footsteps to Clean My Room(UK盤1998年)
  • Twiggy Twiggy(配信限定シングル 2014年10月15日)※長田進プロデュースのセルフ・カヴァー

参加作品

  • 加藤和彦『パパ・ヘミングウェイ』(1979年) 
レイジーガール(コーラス)
  • ムーンライダーズ『MODERN MUSIC』(1979年) 
バーレスク(コーラス)
  • 加藤和彦『うたかたのオペラ』(1980年)
ルムバ・アメリカン/ラジオ・キャバレー/ケスラー博士の忙しい週末/ソフィーのプレリュード(コーラスとサイドヴォーカル)
  • ムーンライダーズ『カメラ=万年筆』(1980年) 
幕間(作詞・作曲・歌)
  • ハルメンズ『ハルメンズの20世紀』(1981年) 
趣味の時代(歌)
  • 大瀧詠一『NIAGARA CM SPECIAL Vol.2』(1982年)
レモンのキッス(歌)※1980年サントリー・レモンCM未発表曲。CMでは同曲アパッチ版を採用。
  • オムニバス『ウッドストック・ブリーダーズ』(1994年)
ウッドストック(歌)
  • オムニバス『Border - a tribute to Motoharu Sano』(1996年)
99ブルース(歌)※自らが発案者となった、佐野元春トリビュートアルバム。
  • オムニバス『Sweeter than suite Compilation』(1996年)
フラワーズ・オブ・ヘル(歌)
  • オムニバス『かしぶち哲郎(ムーンライダーズ) トリビュート・アルバム~ハバロフスクを訪ねて』(2014年)
トラベシア(歌)
  • オムニバス Studio Mule『BGM』(2019年)※Studio Muleによる日本のシティー・ポップ、ニューウェーヴの名作カヴァー・アルバム
鏡の中の十月(オリジナル:小池玉緒)/The April Fools(オリジナル:高橋幸宏/バート・バカラック)(歌)

楽曲提供

  • ムーンライダーズ『MODERN MUSIC』(1979年) 
鬼火(作詞 鈴木慶一との共作)
  • 高見知佳『ペーパームーンに腰かけて』(1979年)
チープ・ショット(作詞・作曲)
  • 中村雅俊『Shy Guy Masatoshi』(1979年)
Better Days Love (作詞・作曲)
  • スーザン (1980年)
24,000回のキッス(作詞)
  • 桑江知子『Mr.Cool』(1980年)
Mr.Cool(作詞)
  • 野宮真貴『ピンクの心』(1981年)
17才の口紅(作詞)/ツイッギー・ツイッギー(作詞・作曲)/絵本の中のクリスマス(作詞・作曲)
  • ムーンライダーズ『マニア・マニエラ』(1981年)
Kのトランク(作詞・コーラス)/檸檬の季節 (作詞)
  • 杏里『哀しみの孔雀』(1981年)
異国の出来事/FACE FACE FACE/セシルカット/リビエラからの手紙/シルエット・オブ・ロマンス/哀しみの孔雀(すべて作詞)
涙にさようなら/ラジオと貝殻/霧の中の恋人たち /裸足のボニータ/真夜中のパーキング・ロット/想い出のラブ・ソング(すべて作詞)
  • PANTA(1982年)
見知らぬ男の肖像(作詞)
  • 大森隆志『真夜中のギター・ボーイ』(1982年)
グッドバイ・ハードボイルド (作詞)
  • 小森みちこ『リメンバー』(1983年)
ひとり遊び(作詞)/昼顔(作詞)
  • コマンタレヴー(声優の三ツ矢雄二、田中真弓、松野太紀によるユニット)

『スターチャイルド増刊号』(1984年)※アニメオムニバス

JUST A GIGOLO(作詞・作曲)
  • 渡辺未央『MIO』(1995年)
2人だけの秘密(作詞・作曲)/イカルスの影(作詞)
  • 渡辺未央『クレイジー・ラヴ』(1996年)
クレイジー・ラヴ (作詞・作曲)/アイ・ラヴ・ユー、ボーイ(作詞 渡辺未央との共作)
  • Dr.StrangeLove『WayOut』(1995年)
Naked Voice (作詞)
  • Dr.StrangeLove『Escape』(1997年)
Angel's Rock(作詞)
  • Dr.StrangeLove『THE RIVER OF BLUE BLOOD』(2004年)
Burning spear(作詞)/The sky is too blue to make me cry over you(作詞)/ESCAPE2004(作詞 長田進との共作)/The apple tree song(作詞)

TV出演

  • 洋楽倶楽部 カーペンターズ ゼン&ナウ (2019年3月31日、NHK BSプレミアム) - 案内人

CM出演

  • 日立製作所「パディスコ(ラジカセ)」(1978年)
  • ヘーベルハウス ヘーベル君の声「ハ~イ!!」を担当。

写真集

  • 石田えり写真集-勝手に、TOO LATE(集英社 1984年3月)
  • The Bird (河出書房新社 2004年4月)7曲入CD+写真集
  • 光の旅ー釈迦如来MANDALA (NHK出版 2006年9月)
  • 8・15OKINAWA Cocco (NHK出版 2006年12月)
  • 大丈夫であるように-Cocco 終らない旅(ポプラ社 2008年12月)

関連項目

  • 井上鑑
  • 加藤和彦
  • Cocco
  • 佐野元春
  • 鈴木慶一
  • 南佳孝
  • 矢野顕子
  • NIAGARA CM SPECIAL

脚注

  1. ^ 2003年momenインタビューより
The contents of this page are sourced from Wikipedia article. The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.
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