Hikari Onishi
Quick Facts
Biography
大西 ひかり(おおにし ひかり、2000年4月26日 - )は、日本の陸上競技選手、長距離走。
経歴
兵庫県加古郡播磨町立播磨小学校、私立須磨学園高等学校卒業。かんぽ生命保険に入社し日本郵政グループ女子陸上部に所属。
播磨中では全日本中学陸上、ジュニアオリンピック、全国女子駅伝に出場し、後に日本郵政でチームメイトとなる廣中璃梨佳、菅田雅香とも競った。
長距離の強豪校・須磨学園高でも長距離走と駅伝で活躍。同期に荒井優奈(のち名城大)らがいた。2級上の高橋ひな、1級上の田中希実、後藤夢らが所属した西脇工業高に阻まれ、2018年の3年次にようやく全国高校駅伝に出場しアンカー5区5kmを走った。5区区間1位15:06のカマウ・タビタ・ジェリ(神村学園3年)、2位マタヤ・モーカ・マラー(大分東明3年)、3位アグネス・ムカリ(倉敷1年)ら留学生組に次ぐ4位小林成美(長野東3年)と1秒差の15'44で区間5位だった。エース区間1区6kmに土井葉月(1年、のち日本郵政で同僚)、3区3kmに荒井優奈らを配したチームは総合5位に入賞した。
また全国女子駅伝では7区区間賞(2017年)、総合優勝(2018年)、6区区間賞(2019年)も経験。さらに、2019年世界クロスカントリー選手権大会では土井葉月(1年)と共に日本代表に選ばれジュニア女子団体銅メダルを獲得。
日本郵政グループ陸上部では、鈴木亜由子(名古屋大出身)、関根花観(豊川高校出身)、鍋島莉奈(鹿屋体大出身)といったオリンピックや世界選手権代表や、同期の廣中璃梨佳(長崎商業高出身)らの強豪とチームメートとなる。関根と鍋島が欠場したにもかかわらず、自身を含む新人4名の活躍で実業団女子駅伝を入社初年度から制覇。翌2020年はアンカー6区を走り、大会2連覇のゴールテープを切った。
2022年3月13日に行われた名古屋ウィメンズマラソンで初マラソンに挑戦、2時間28分56秒の15位で完走した。同年9月25日に行われたベルリンマラソンでこれを3分以上更新する2時間25分54秒で19位に入り、2戦平均で2時間28分以内になったことから、2023年9月に開催予定のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)2023の出場権を獲得した。女子では初の2000年代生まれのMGCファイナリストとなる。
主な記録
年 | 大会 | 種目 | 順位 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年 | 全日本中学陸上 | 1500m | 4位 | |
ジュニアオリンピック | A3000m | 15位 | ||
2016年 | 全国女子駅伝 | 3区 | 8位 | 兵庫県4位 |
2017年 | 全国女子駅伝 | 7区 | 区間賞 | 兵庫県8位 |
全国高校陸上 | 1500m | 15位 | ||
全国高校陸上 | 3000m | 17位 | ||
2018年 | 全国女子駅伝 | 2区 | 17位 | 兵庫県優勝 |
クロスカントリー日本選手権 | U20 6km | 18位 | ||
全国高校陸上 | 1500m | 9位 | ||
全国高校陸上 | 3000m | 14位 | ||
第73回国民体育大会 | 少年女子A3000m | 9位 | ||
全国高校駅伝女子 | 5区 | 区間5位 | 須磨学園5位 | |
2019年 | 全国女子駅伝 | 6区 | 区間賞 | 兵庫県4位 |
クロスカントリー日本選手権 | U20 6km | 5位 | ||
世界クロスカントリー選手権 | U20 6km | 33位 | 日本団体銅メダル | |
全日本実業団陸上 | 1500m | 12位 | ||
全日本実業団陸上 | ジュニア3000m | 23位 | ||
第103回日本選手権 | 1500m | 12位 | ||
実業団女子駅伝 | 5区 | 区間4位 | 日本郵政グループ優勝 | |
2020年 | 全国女子駅伝 | 9区 | 区間10位 | 兵庫県6位 |
全日本実業団陸上 | 10000m | 8位 | ||
実業団女子駅伝 | 6区 | 区間賞 | 日本郵政グループ優勝 | |
第104回日本選手権 | 10000m | 13位 | ||
2021年 | 実業団ハーフマラソン | ハーフマラソン | 24位 | |
第105回日本選手権 | 10000m | 15位 |