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Japan
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Chiki Ogiue
Japanese critic

Chiki Ogiue

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese critic
Places
Gender
Male
Place of birth
Hyōgo Prefecture, Japan
Age
43 years
The details (from wikipedia)

Biography

荻上 チキ(おぎうえ チキ、男性、1981年11月2日 - )は、日本の評論家、編集者。特定非営利活動法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事。「荻上チキ・Session-22」パーソナリティ。テクスト論、メディア論を専門としている。

社会派ブロガーを自称するライターちきりんは別人である。

人物

「荻上チキ」という名前はもともとハンドルネーム。ハンドルネームを決める時「チキ」だけでなく苗字があった方がいいと考え、好きなアニメから苗字を「荻上」にした。

兵庫県明石市出身。埼玉県立浦和西高等学校卒業。成城大学文芸学部卒業、石原千秋に師事。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、石田英敬に師事。

IT企業勤務を経て、2009年、芹沢一也、飯田泰之と共に株式会社「シノドス」を設立。シノドスプランナー 兼 メールマガジン「αシノドス」編集長に就任。同社には社会哲学者の橋本努、政治学者の吉田徹、経済学者の安田洋祐もアドバイザーとして参加している。2018年3月31日をもってシノドス編集長など関連職を辞任。

ブロガーとして「成城トランスカレッジ(後に「荻上式ブログ」に改名)」、「トラカレ」、「内藤朝雄HP いじめと現代社会BLOG」、「ジェンダーフリーとは」など、複数のウェブサイトやブログを運営。

評論家としてインターネット社会の様々な問題をはじめ、いじめ、フェミニズム、メディア論などを主なフィールドとしているほか、政治、経済、サブカルチャーなど幅広く言及している。

ラジオパーソナリティとして、TBSラジオ『ニュース探究ラジオ Dig』を経て、2013年4月から、TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』のパーソナリティを務める。2016年、同番組で第53回ギャラクシー賞・ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞した。2017年、同年1月17日放送「薬物報道ガイドラインを作ろう!」で第54回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞を受賞した。また、日本民間放送連盟賞ラジオ生ワイド部門優秀を、2015年、2016年、2017年に受賞した。

インターネット放送、シンポジウム、セミナーなどで司会役、編集者や大学の講師としても活動している。

2015年度滋賀県大津市「いじめの防止に関する行動計画の評価に係る懇談会」委員、2016年度大津市「いじめの防止に関する行動計画の策定等に係る懇談会」の委員を務めた。

2015年から、うつ病にり患したことを雑誌『暮らしの手帖』内の連載「みらいめがね」やラジオ番組で公表している。

2016年7月6日に週刊文春ウェブ版で20代女性との不倫関係について報じられ、その日の夜に自身がレギュラー出演しているTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」で文春の「一夫二妻」生活の記事について経緯を説明した。荻上によると、荻上と妻との間に2人の子供がいながら2015年の夏頃に他の女性を好きになり、妻に対して離婚の意思を示して別居して協議離婚を進めていた。そうした中で不倫相手と同棲をしていたが子供と分かれることができないと判断。不倫相手と別れて妻との関係修復を話し合っているタイミングで文春に報じられたという。なお、文春に報じられるにあたって、文春による取材があったが同様の回答をメールで行っている。

2017年12月、生まれながらにして茶髪の生徒に対して黒染めを強要するなどの問題が報じられたことを受け、「ブラック校則をなくそうプロジェクト」をたちあげ、バイザーとして情報発信をしている。

著書

単著

  • 『ウェブ炎上――ネット群集の暴走と可能性』ちくま新書、2007年。
  • 『12歳からのインターネット――ウェブとのつきあい方を学ぶ36の質問』ミシマ社、2008年。
  • 『ネットいじめ――ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』PHP新書、2008年。
  • 『社会的な身体――振る舞い・運動・お笑い・ゲーム』講談社現代新書、2009年。
  • 『セックスメディア30年史――欲望の革命児たち』ちくま新書、2011年。
  • 『検証 東日本大震災の流言・デマ』光文社新書、2011年。
  • 『彼女たちの売春(ワリキリ)―― 社会からの斥力、出会い系の引力』扶桑社、2012年。(新潮文庫、2017年)
  • 『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか――絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』幻冬舎新書、2012年。
  • 『未来をつくる権利――社会問題を読み解く6つの講義』NHK出版〈NHKブックス〉、2014年。
  • 『ディズニープリンセスと幸せの法則』星海社新書、2014年。
  • 『災害支援手帖』木楽舎、2016年。
  • 『すべての新聞は「偏って」いる』扶桑社、2017年。
  • 『いじめを生む教室――子どもを守るために知っておきたいデータと知識』PHP新書、2018年。
  • 『日本の大問題――残酷な日本の未来を変える22の方法』ダイヤモンド社、2018年。

共著

  • 『バックラッシュ!――なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』双風舎、2006年。 - 上野千鶴子・宮台真司・斎藤環・小谷真理・鈴木謙介・後藤和智・澁谷知美らとの共著
  • 『いじめの直し方』朝日出版社、2010年。 - 内藤朝雄との共著
  • 『文化人とは何か』東京書籍、2010年。 - 南後由和らとの共著
  • 『ダメ情報の見分けかた―メディアと幸福につきあうために』日本放送出版協会〈生活人新書〉、2010年。 - 飯田泰之、鈴木謙介との共著
  • 『社会運動の戸惑い: フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』勁草書房、2012年。 - 山口智美、斉藤正美との共著
  • 『夜の経済学』 扶桑社、2013年。 - 飯田泰之との共著
  • 『新・犯罪論: 「犯罪減少社会」でこれからすべきこと』 現代人文社、2015年。 - 浜井浩一との共著
  • 『ブラック校則――理不尽な苦しみの現実』東洋館出版社、2018年 - 内田良との共著
  • 『現代語訳近代日本を形作った22の言葉』朝日新聞出版、2018年 - 片山杜秀との共著
  • 『ソーシャル・マジョリティ研究: コミュニケーション学の共同創造』金子書房、2018年 - 綾屋紗月編著、7章を執筆
  • 『みらいめがね それでは息がつまるので』暮しの手帖社、2019年 - ヨシタケシンスケとの共著

編著

  • 『革命待望』ポプラ社、2009年。
  • 『日本を変える知』光文社〈SYNODOS READINGS〉、2009年。
  • 『経済成長って何で必要なんだろう?』光文社〈SYNODOS READINGS〉、2009年。
  • 『日本思想という病』光文社〈SYNODOS READINGS〉、2010年。
  • 『日本経済復活』光文社〈光文社新書〉、2010年。
  • 『日本の難題をかたづけよう 経済、政治、教育、社会保障、エネルギー』光文社〈光文社新書〉、2012年。

メディア

テレビ

  • NHKEテレ『ハートネットTV』「新WEB連動企画“チエノバ”」
  • サンデーモーニング、NEWS23クロス、新・週刊フジテレビ批評、くらべるくらべらー、朝まで生テレビ、乱!総選挙2012ニッポンのよあけなどの番組にゲスト出演している。
  • 『ニュースの深層』(朝日ニュースター→テレ朝チャンネル2)2012年4月~2014年2月

ラジオ

  • ニュース探究ラジオ Dig(2010年4月-2013年3月、TBSラジオ) - 木曜パーソナリティー。2011年10月から水曜に移動
  • 荻上チキ・Session-22(2013年4月-、TBSラジオ)

連載

  • 「荻上式!電網テレビ批評」(so-netみんなのテレビ/2008-2009) - 世界のナベアツやペリー荻野ら、他の連載陣と日替わり更新
  • 「荻上チキのとらばるめーかー」(週刊SPA!/2009-2010) - 赤木智弘「無茶を承知で」との交互連載
  • 「荻上チキの新世代リノベーション作戦会議」(サイゾー/2010-)
  • 「週刊チキーーダ!」(週刊SPA!/2010-) - 飯田泰之との共同連載
  • 「リバティーンズ・レビュー」(リバティーンズ/2010-)

ニュースサイト

  • 「シノドス」元編集長
  • 「復興アリーナ」 - 東日本大震災関連の情報サイト。朝日新聞のWEBRONZAとのコラボサイト。

メールマガジン

配信

  • ニコニコ生放送「ニコ生シノドス」企画、出演

その他

  • 「ストップいじめ!ナビ」 - いじめ対策サイト。プロジェクトチームに参加

脚注

  1. ^ 荻上チキ「耕論 どう見た「かんぽの宿」――構図見えず 冷淡なネット社会」『朝日新聞』2009年3月15日付朝刊、第9版、第12面。
  2. ^ “荻上チキ|TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~”. https://www.tbsradio.jp/personality/ogiue-chiki/ 2018年9月13日閲覧。 
  3. ^ 『バックラッシュ!――なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』双風舎、2006年、441頁。
  4. ^ [対談]乙武洋匡×荻上チキ(4)|web R25”. 2015年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月1日閲覧。
  5. ^ 私たちについて | ストップいじめ!ナビ”. stopijime.jp(情報サイト). 2018年9月13日閲覧。
  6. ^ 団体情報 - ストップいじめ!ナビNPO団体サイト”. stopijime.org(団体サイト). 2018年9月13日閲覧。
  7. ^ ちきりんのツイート 2013年3月16日
  8. ^ 荻上チキのツイート 2013年3月17日
  9. ^ 2018年4月24日「荻上チキ・Session-22」オープニング
  10. ^ 2018年6月26日「荻上チキ・Session-22」オープニング
  11. ^ MEMBER | SYNODOS -シノドス-”. synodos.jp. 2018年9月13日閲覧。
  12. ^ torakareのツイート(979567389682495488)
  13. ^ 放送批評懇談会「第53回ギャラクシー賞受賞作品」” (日本語). www.houkon.jp. 2018年9月13日閲覧。
  14. ^ ギャラクシー賞 荻上チキDJパーソナリティ賞を受賞 - ウェイバックマシン(2016年4月28日アーカイブ分) - オリコン
  15. ^ “【Podcast】荻上チキのギャラクシー賞贈賞式報告「ラジオとはメディアの最前線であり、最終防衛ラインだ」▼6月2日(木)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」平日22時~)”. (2016年6月3日). https://www.tbsradio.jp/41101 
  16. ^ 放送批評懇談会「第54回ギャラクシー賞受賞作品」”. www.houkon.jp. 2018年9月13日閲覧。
  17. ^ “第54回ギャラクシー賞・ラジオ部門「荻上チキ・Session-22」が大賞に”. (2017年6月1日). https://www.tbsradio.jp/152267 
  18. ^ 日本民間放送連盟賞/2015年(平成27年)入選作品・事績| 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2018年9月13日閲覧。
  19. ^ 「荻上チキ・Session-22」日本民間放送連盟賞受賞!”. 2015年5月20日(水)に放送した「三里塚闘争とは何だったのか?」の回.TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」過去ページ. 2018年9月13日閲覧。
  20. ^ 日本民間放送連盟賞/2016年(平成28年)入選作品・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2018年9月13日閲覧。
  21. ^ “【動画あり】TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」が日本民間放送連盟賞を受賞!2年連続の快挙!!”. (2016年11月12日). https://www.tbsradio.jp/90451 2018年9月13日閲覧。 
  22. ^ 日本民間放送連盟賞/2017年(平成29年)入選作品・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2018年9月13日閲覧。
  23. ^ “【音声配信】TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」民放連賞受賞のご報告”. (2017年11月8日). https://www.tbsradio.jp/198813 2018年9月13日閲覧。 
  24. ^ “大津市いじめの防止に関する行動計画の策定等に係る懇談会|大津市”. 各年度の構成員名簿PDF参照. http://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/010/1169/g/iinkai/1437447278906.html 2018年9月13日閲覧。 
  25. ^ 【音声配信】荻上チキ、自身のプライベートに関する週刊文春の記事についてコメント”. TBSラジオ FM90.5 + AM954~聞けば、見えてくる~. 2019年11月24日閲覧。
  26. ^ 荻上チキ氏「一夫二妻生活」を生謝罪|テレビ朝日”. www.tv-asahi.co.jp. 2019年11月24日閲覧。
  27. ^ 荻上チキ氏の「一夫二妻」生活が発覚 妻と別居し女性と同棲 - ライブドアニュース”. web.archive.org (2016年7月6日). 2019年11月24日閲覧。
  28. ^ “WEB連動企画“チエノバ” | ハートネットTVブログ:NHK”. https://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/1800/ 2018年9月13日閲覧。 

関連項目

  • メディアリテラシー
  • ジェンダーフリー
  • バックラッシュ
  • ジェンダー研究
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