Yuta Nakamigawa
Quick Facts
Biography
仲三河 優太(なかみがわ ゆうた、2002年10月22日 - )は、栃木県栃木市出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。埼玉西武ライオンズ所属。
経歴
プロ入り前
小学校2年生から大平東クラブで軟式野球を始める。中学校時代は小山ボーイズでは投手としてジャイアンツカップで準優勝に貢献し、U-15ワールドカップに出場した。U-15日本代表のチームメイトには後に西武で同期入団となる山村崇嘉がいた。
大阪桐蔭高等学校では投手として入部し、1年からベンチ入り。次期エース候補としても期待されていたが1年夏から右肩痛に悩まされ、3年から外野手となる。3年春には第92回選抜高等学校野球大会への出場が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となった。選抜の代わりに出場した夏の甲子園交流試合では右足親指の負傷の影響で代打で1試合に出場した。高校通算11本塁打。高校の1学年上には中田惟斗、1学年下には池田陵真、松浦慶斗、2学年上には根尾昂、藤原恭大、横川凱、柿木蓮、2学年下には松尾汐恩がいる。3年時は新型コロナウィルスの流行で試合や練習が出来ない期間も長くアピールの場を失ったが、プロ志望届を提出した。
2020年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズからドラフト7位指名を受け、11月16日に契約金1500万円、年俸600万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。背番号は66。担当スカウトは後藤光貴。
西武時代
2021年は、8月5日、イースタン・リーグの北海道日本ハムファイターズ戦で斎藤佑樹から公式戦初本塁打を放つ。二軍では77試合に出場し、打率.210、1本塁打22打点の成績を残した。
2022年は、9月25日にイースタン・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルス戦で小峯新陸からランニングホームランを記録した。最終的に47試合に出場して打率.188と課題を残したが、チーム3位の9本塁打を記録するなどパンチ力をアピールした。
2023年は、一軍のオープン戦に初起用された3月21日の阪神タイガース戦で決勝打となる本塁打を放ち、打撃をアピールした。
選手としての特徴
スイングスピードが速く、長打力が武器の強打者。守備では強肩を誇る。また、フィジカル面の強さも魅力。
人物
愛称は「ナカミー」。
小関竜也コーチは同じ中学の出身である。
二軍監督時代から指導を受けていた松井稼頭央監督からは「野球に取り組む姿勢が本当に素晴らしい」と評価を受けている。
詳細情報
背番号
- 66(2021年 - )
脚注
- ^ “西武 - 契約更改 - プロ野球”.日刊スポーツ. 2022年11月30日閲覧。
- ^ “大阪桐蔭の西野、仲三河がプロ志望届提出の意向”. 日刊スポーツ. (2020年7月12日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202007120000304.html 2023年7月19日閲覧。
- ^ “1軍デビュー目指す西武の仲三河(栃木出身)「昨日の自分超える」”.下野新聞 (2021年8月18日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “仲三河優太(埼玉西武ライオンズ)”.週刊ベースボールONLINE. 2022年4月12日閲覧。
- ^ “仲三河優太は大阪桐蔭でロッテ藤原や中日根尾の2年後輩”.Full-Count (2021年11月13日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “元エース候補、大阪桐蔭・仲三河の責任感 チームメイトが語る陰の貢献”.Full-Count (2020年8月18日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “西武7位の仲三河は本塁打王争う、大阪桐蔭の系譜”.日刊スポーツ (2020年11月6日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ “【西武】ドラ7仲三河優太、センバツ出場当確の大阪桐蔭後輩へ「センバツをゴールではなく通過点に」”. スポーツ報知. (2021年1月29日). https://hochi.news/articles/20210128-OHT1T50287.html?page=1 2023年7月19日閲覧。
- ^ “強打でプロ注目の大阪桐蔭・西野は快音出ず「チームは100点、自分は0点」仲三河は代打で左前打”.中日スポーツ・東京中日スポーツ (2020年8月17日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “【動画】大阪桐蔭勢が指名されれば、5年連続。3名全員指名受ければ、4年ぶりの快挙!”. 高校野球ドットコム. (2022年9月26日). https://www.hb-nippon.com/2022/09/26/bsinfo20220926005/ 2023年7月19日閲覧。
- ^ “入団から1年で体重10キロ増 西武ドラ7が語るルーキーイヤー「もっとホームランを…」”.Full-Count (2021年11月23日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “西武7位仲三河は「将来ホームラン王になれる逸材」」”.日刊スポーツ (2020年11月16日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ “西武7位の仲三河は本塁打王争う、大阪桐蔭の系譜”. 日刊スポーツ. (2020年11月6日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202011060000928.html 2023年7月19日閲覧。
- ^ “【ファーム】ライオンズ・仲三河 プロ初ホームランで貴重な追加点をあげる!! 2021/8/5 F-L(ファーム)”. パ・リーグ.com. (2021年8月5日). https://pacificleague.com/video/142277 2023年7月19日閲覧。
- ^ “ランニングHRの西武19歳、城島超えた鷹の大砲候補…来季ブレーク期待の2軍選手は?”.Full-Count (2022年9月26日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “プロ野球2軍一球速報”.スポーツ報知. 2023年7月19日閲覧。
- ^ “西武3年目仲三河優太 ファンを魅了するフルスイング 1軍初打席初アーチに「長打力が求められている」”.スポニチアネックス (2023年3月21日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “長打力武器「いずれレギュラーに」 西武7位・仲三河(栃木出身)|県内主要,スポーツ|下野新聞「SOON」ニュース|ドラフト会議|下野新聞 SOON(スーン)”. 下野新聞 SOON. 2022年7月31日閲覧。
関連項目
- 栃木県出身の人物一覧
- 埼玉西武ライオンズの選手一覧