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Japan
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Yuma Hattori
Japanese long-distance runner

Yuma Hattori

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese long-distance runner
Places
Work field
Gender
Male
Place of birth
Tōkamachi, Japan
Age
31 years
The details (from wikipedia)

Biography

服部 勇馬(はっとり ゆうま、1993年11月13日 - )は、日本の陸上競技選手。新潟県十日町市出身。仙台育英高等学校卒業。東洋大学経済学部卒業。トヨタ自動車所属。トーエネックに在籍している服部弾馬は1歳下の弟。

来歴・人物

  • 中学3年生の時に全日本中学陸上の1500m決勝で7位入賞。
  • 弟・弾馬と共に全国中学駅伝出場を目指したが、あと一歩の所で出場を逃した。
  • 仙台育英高校3年時に出場した2011年青森インターハイ5000mで5位入賞。日本人選手に限って見れば4位に入った作新学院高校の横手健に次ぐ2位であった。しかし、最終学年で迎えた全国高校駅伝では脱水症状となり力が発揮できずに終わった。
  • 高校卒業後は東洋大学に進学。初年度から駅伝メンバーとして活躍。2年時の出雲駅伝では5区を担当し区間記録を樹立した。(記録:17分54秒)
  • 第90回箱根駅伝では5区にまわった当時の主将・設楽啓太に代わりエース区間2区を担当し区間3位の好走。東洋大学の往路優勝・総合優勝に貢献した。
  • 2014年に開催された第58回熊日30kmロードレースにおいて、1時間28分52秒で優勝を果たし、前年の熊日30kmロードレースで設楽啓太が打ち立てた学生新記録を更新した。(記録:1時間28分52秒)
  • 第91回箱根駅伝では前年に引き続き2区を担当し、村山謙太(駒沢大学)・村山紘太(城西大学)兄弟をはじめとする各校のエースを抑え区間賞を獲得した。
  • 2015年2月に開催された東京マラソンに出場予定であったがアキレス腱痛の影響により出場を見送った。
  • 2015年7月に開催されたホクレンディスタンスチャレンジ北見大会で5000m-13分36秒76の東洋大新記録を樹立。同大会の1500mに出場し東洋大新記録を打ち立てた弟の服部弾馬とともに兄弟で東洋大記録保持者となった。
  • 2015年11月に開催された第47回全日本大学駅伝では1区を担当し3位まで同秒ながら区間賞を獲得し、2区を担当する弟の弾馬タスキを繋いだ。弾馬も勇馬に続き区間賞を獲得し兄弟での区間賞リレーとなった。「脱服部兄弟」をスローガンに掲げた東洋大学はその後も3区を担当した口町亮の区間賞・MVP受賞の快走などエースに頼らない走りを個々人が見せ、最終8区まで優勝候補筆頭と言われた青山学院大学と先頭を争った。そして最終的には8区を担当した上村和生が青山学院のエース山の神・神野大地を大きく突き放し、初の駅伝全国一位の称号を掴んだ。
  • 自身にとって最後の箱根駅伝となる第92回箱根駅伝では3年連続となるエース区間2区を担当。日本人選手としては早稲田大学OBの渡辺康幸以来20年ぶりとなる箱根駅伝2区2年連続区間賞獲得という偉業を成し遂げるも、優勝校の青山学院は完全優勝してと、首位交代は果たせなかった。。
  • 2016年2月、前年は直前で欠場を決めた東京マラソンで1年越しのマラソンデビューを果たす。35キロ地点でそれまで日本人トップを独走していた村山謙太を抜き一時日本人トップに立つも、40キロ付近で失速。駅伝のライバルチームである青山学院大学の下田裕太や一色恭志にも抜かれ、全体の12位(日本人4位)でゴールした。
  • 大学卒業後はトヨタ自動車に入社し、上半期は大会に出ることなく、出遅れたが、下半期の大会では自己ベストに近いタイムを出し続けた。
  • 同年11月に開催された中部実業団駅伝競走では、最長区間の4区を任され、ルーキーながら堂々たる走りをし、50分32秒と区間賞をとり、チームの大会新記録優勝に大きく貢献した。
  • 2017年の真の王者を決める全日本実業団対抗駅伝競走大会では、花の4区を任され、3区で20人抜きの力走をした大石港与から襷を貰うと、すぐに日立物流の日下佳祐を抜いて、その後は暫く大学の先輩でHondaの設楽悠太と並走するも、12km地点で競り勝ち、1人抜きの快走を魅せたが、チームは2位と惜しくも3連覇とはならなかった。
  • 同年2月の東京マラソン2017では、コースが変わり、結果は日本人4位と世界選手権の座を掴むことはできなかったものの、サブ10切りを達成した。
  • 2018年12月2日に行われた福岡国際マラソンにおいて、男子マラソン日本歴代8位(当時)となる2時間7分27秒の好記録で、2004年大会の尾方剛以来、14年ぶりとなる日本人選手優勝を果たした。それに伴い、2020年東京オリンピック選考会であるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権を獲得した。
  • 2019年9月15日に開催されたマラソングランドチャンピオンシップへ出場。号砲直後から独走となった、男子マラソン・前日本記録保持者の設楽悠太にはついていかず、第2集団で待機する。レース終盤になると、極端にペースダウンした設楽を37Km過ぎで逆転し、その後は中村匠吾と男子マラソン・現日本記録保持者の大迫傑らと凄まじいデッドヒートを繰り広げた。39.5Km付近でラストスパートを仕掛けた中村から徐々に引き離されるも、2位争いでは大迫とゴール直前まで激しく競り合ったが、42Km手前で服部が3位と成った大迫を突き放す。結果、優勝した中村とは8秒の差で総合2位に入り、中村と共に2020年東京オリンピック・男子マラソン日本代表へ即内定となった。

服部勇馬のマラソン記録

  • 2時間07分27秒 : 2018年12月2日 福岡国際マラソン
5km10km15km20kmハーフ25km30km35km40kmゴール
タイム15:0430:1045:131:00:161:03:371:15:191:30:551:46:122:00:522:07:27
スプリット15:0415:0615:0315:0315:0315:3615:1714:4006:35

成績・記録

トラック・ハーフ戦績

大会
種目
順位
記録
備考
2012関東私学五大学対校陸上競技選手権大会3000m3位8分13秒13自己ベスト
2012日本ジュニア・ユース陸上競技選手大会5000m5位14位26秒00
2014熊本城マラソン30km優勝1時間28分52秒学生新記録
2014関東インカレ10000m6位29分09秒65
2014関東インカレ5000m7位13分53秒33
2014日本インカレ5000m4位13分53秒84
2014小江戸川越ハーフマラソンハーフマラソン優勝1時間03分37秒
2015関東インカレ5000m4位13分52秒82
2015日体大長距離記録会1500m7位3分51秒45
2015ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見5000m4位(日本人1位)13分36秒76自己ベスト
2015ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走10000m7位(日本人5位)28分09秒02自己ベスト
2016全日本実業団対抗陸上競技選手権大会5000m7位(日本人2位)13分47秒33
2016中部実業団対抗陸上競技選手権大会10000m7位(日本人1位)28分09秒74
2017日体大長距離記録会5000m15位(日本人7位)14分04秒64
2017ゴールデンゲームズinのべおか10000m10位29分27秒18
2017中部実業団対抗陸上競技大会1500m6位3分51秒13自己ベスト
2017第101回日本陸上競技選手権大会10000m10位28分54秒91
2017ホクレンディスタンスチャレンジ網走10000mA 11位28分26秒40
2018金栗杯玉名ハーフマラソン大会ハーフマラソン2位1時間3分06秒
2018ウスディハーフマラソンハーフマラソン6位(日本人トップ)1時間01分40秒自己ベスト


マラソン全戦績

大会順位記録備考
2016東京マラソン201612位(日本人4位)2時間11分46秒初マラソン
2017東京マラソン201713位(日本人4位)2時間09分46秒初のサブ10
2018プラハマラソン5位(日本人1位)2時間10分26秒
2018福岡国際マラソン優勝2時間07分27秒自己ベスト記録・日本歴代8位(当時)
2019マラソングランドチャンピオンシップ2位(日本人2位)2時間11分36秒東京オリンピックマラソン選考会・日本代表内定

駅伝戦績

大学駅伝

学年
出雲駅伝
全日本大学駅伝
箱根駅伝
1年生
(2012年度)
第24回
2区-区間2位
23分36秒
第44回
8区-区間6位
59分28秒
第89回
9区-区間3位
1時間11分02秒
2年生
(2013年度)
第25回
5区-区間賞
17分54秒(区間新)
第45回
2区-区間4位
38分23秒
第90回
2区-区間3位
1時間08分43秒
3年生
(2014年度)
第26回
3区エントリー
大会中止
第46回
2区-区間賞
38分12秒
第91回
2区-区間賞
1時間07分32秒
4年生
(2015年度)
第27回
2区-区間3位
16分03秒
第47回
1区-区間賞
43分11秒
第92回
2区-区間賞
1時間07分04秒
歴代5位タイ

実業団駅伝戦績

年度大会所属区間区間順位記録総合順位
2016年度
(入社1年目)
第56回中部・北陸実業団対抗駅伝競走大会トヨタ自動車4区区間賞50分32秒トヨタ自動車優勝*
第61回全日本実業団対抗駅伝競走大会4区区間5位1時間03分18秒トヨタ自動車2位
2017年度
(入社2年目)
第57回中部・北陸実業団対抗駅伝競走大会
出走なし
トヨタ自動車優勝*
第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会
出走なし
トヨタ自動車3位
2018年度
(入社3年目)
第58回中部・北陸実業団対抗駅伝競走大会
出走なし
トヨタ自動車優勝
第63回全日本実業団対抗駅伝競走大会5区区間賞45分47秒トヨタ自動車3位
2019年度
(入社4年目)
第59回中部・北陸実業団対抗駅伝競走大会7区区間賞34分39秒トヨタ自動車A優勝
第64回全日本実業団対抗駅伝競走大会5区区間3位45分51秒トヨタ自動車2位

自己ベスト

種目記録大会備考
1500m3分51秒132017年5月13日中部実業団対抗陸上競技大会
3000m8分13秒132012年4月8日関東私学五大学対校陸上競技選手権大会
5000m13分36秒762015年7月12日ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見
10000m28分09秒022015年7月16日ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走
ハーフマラソン1時間01分40秒2018年9月15日ウスティハーフマラソン
30km1時間28分52秒2014年2月16日熊日30キロロードレース学生記録、日本歴代3位
マラソン2時間07分27秒2018年12月2日福岡国際マラソン日本歴代8位(当時)

関連人物

  • 服部弾馬 - 1つ下の弟
  • 酒井俊幸 - 東洋大学陸上部監督
  • 市川孝徳 - 同3学年先輩、2012年度副主将
  • 設楽啓太 - 同2学年先輩、2013年度主将
  • 設楽悠太 - 同2学年先輩、2013年度副主将
  • 大津顕杜 - 同2学年先輩
  • 田口雅也 - 同1学年先輩、2014年度主将
  • 上村和生 - 同 同学年
  • 高橋尚弥 - 同 同学年
  • 口町亮 - 同1学年後輩
  • 櫻岡駿 - 同1学年後輩

脚注

関連項目

  • 兄弟スポーツ選手一覧
先代:
設楽啓太
30km日本学生記録
1時間28分52秒
次代:
(記録保持者)
先代:
高久龍
出雲駅伝5区区間記録
17分54秒
次代:
安藤悠哉
男子マラソン日本歴代 第8位 (10傑)
男子マラソン日本歴代 第8位 (10傑)
福岡国際マラソン優勝者
福岡国際マラソン優勝者
全日本実業団駅伝5区区間賞
箱根駅伝2区区間賞
全日本大学駅伝1区区間賞
全日本大学駅伝2区区間賞
出雲駅伝5区区間賞
全日本実業団駅伝5区区間賞
箱根駅伝2区区間賞
箱根駅伝2区区間賞
全日本大学駅伝1区区間賞
全日本大学駅伝1区区間賞
全日本大学駅伝2区区間賞
全日本大学駅伝2区区間賞
出雲駅伝5区区間賞
出雲駅伝5区区間賞
全日本実業団駅伝5区区間賞
全日本実業団駅伝5区区間賞
箱根駅伝2区区間賞
全日本大学駅伝1区区間賞
全日本大学駅伝2区区間賞
出雲駅伝5区区間賞
全日本実業団駅伝5区区間賞
陸上競技日本代表 - 2020 東京オリンピック
陸上競技日本代表 - 2020 東京オリンピック
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