Yūko Sanami
Quick Facts
Biography
佐波 優子(さなみ ゆうこ、1979年 - )は、日本の戦後問題ジャーナリスト、キャスター、予備自衛官、モデル。慶應義塾大学環境情報学部在学中。
概略
秋田県出身、埼玉県育ち、桐朋学園芸術短期大学卒業。高校卒業後に芸能事務所に所属するが、突然の事務所の倒産により活動が頓挫し、新聞奨学生を経て短大に入学。短大在籍中に当時自由党に在籍していた西村眞悟の選挙バイトをきっかけに、靖国神社清掃奉仕活動、旧日本兵の遺骨収集事業を経て、卒業後はモデル活動の傍ら予備自衛官の訓練に参加するようになる。
2010年(平成22年)、アパグループによる第三回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀藤誠志賞を受賞。以後、日本文化チャンネル桜を中心とした保守論壇に活動の場を広げるとともに、陸上自衛隊予備自衛官二等陸士となる。平成30年現在は予備陸士長。また、戦争を戦った人々の声を後世に少しでも伝える目的で「祖父たちの戦争体験をお聞きする孫の会」を設立し、フィリピンなどで元日本兵の遺骨収集活動も行っている。
2014年(平成26年)の東京都知事選挙では田母神俊雄候補を支持し応援演説にも参加。選挙期間中、日刊ゲンダイなどの各種メディアは葛城奈海、色希(モデル)、saya(歌手)、浅野久美らを「田母神ガールズ」と呼んで取り上げた。2015年(平成27年)2月、慶應義塾大学環境情報学部に一般入試により合格し、同年4月より進学。
活動
頑張れ日本!全国行動委員会の活動への参加に加え、「シベリア抑留の真実を学ぶ会」代表、元谷外志雄主宰の「勝兵塾」の特別講師・顧問を務め、靖国神社崇敬奉賛会の青年部あさなぎにも部員として参加。「祖父たちの戦争体験をお聞きする孫の会」代表として、戦争体験の聞き取り活動も行っている。
戦没者の遺骨収集
2001年(平成13年)から、硫黄島、南洋諸島、シベリア、フィリピン、ミャンマー、ロシア、モンゴル、パプアニューギニアなどで戦没者の遺骨を集める活動を行い、遺骨収集の必要性を主張している。
著書
- 『女子と愛国』(2013年11月2日、祥伝社、ISBN 978-4396614720)
出演
- 桜プロジェクト(2009年10月 - 、日本文化チャンネル桜) - 火曜日キャスター
脚注
- ^ “佐波優子プロフィール”.佐波優子のホームページ おじいちゃんへの手紙. 2010年5月9日閲覧。
- ^ “予備自衛官補の訓練、50日中の36日~40日目” (2009年12月6日). 2010年4月30日閲覧。
- ^ “遺骨収集続けるフリーアナウンサー 佐波優子さん”.毎日新聞 (2009年12月2日). 2010年4月30日閲覧。
- ^ “旧日本兵の遺骨収集に取り組む若者たち”. MSN産経ニュース. (2009年9月30日).オリジナルの2009年10月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091025103959/http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090930/sty0909300746001-n1.htm 2010年4月30日閲覧。
- ^ 著書『女子と愛国』本文より
- ^ “アパグループ 第3回「真の近現代史観」懸賞論文受賞者発表:最優秀藤誠志賞作品”. 2013年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月15日閲覧。
- ^ “佐波優子”. チャンネル桜. http://www.ch-sakura.jp/personal/namecard.html?id=881 2018年1月21日閲覧。
- ^ “佐波優子 田母神としお 都知事候補 応援演説 秋葉原駅前” (2014年1月23日). 2014年3月14日閲覧。
- ^ “田母神俊雄「都知事選」第一声@新宿アルタ前”.日仏共同テレビ局フランス10 (2014年1月24日). 2014年3月18日閲覧。
- ^ “【都知事選】田母神氏、頼みは石原氏の発信力 無党派層意識し「ガールズ」投入”. 産経新聞. (2014年1月28日). https://www.sankei.com/politics/news/140128/plt1401280027-n1.html 2014年3月18日閲覧。
- ^ “女優、モデル、歌手の美女軍団「田母神ガールズ」の正体”.日刊ゲンダイ (2014年1月30日). 2014年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月18日閲覧。
- ^ “田母神俊雄氏陣営が「ツイッターデモ」の実施を告知”.夕刊アメーバニュース (2014年1月31日). 2014年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月18日閲覧。
- ^ Yuko Sanami 無事に、第一志望の慶應義塾大学に合格致しました。
- ^ “四谷学院 大学受験予備校 2015年合格者 私立文系コース 佐波優子さん(社会人)” (2015年). 2016年3月21日閲覧。
- ^ “【佐波優子】「祖父たちの戦争体験をお聞きする孫の会」ご報告” (2010年1月19日). 2010年4月30日閲覧。
- ^ “【祖父まご会】全ビルマ会・吉野秀一郎氏の戦争体験” (2010年4月6日). 2010年4月30日閲覧。
- ^ チャンネル桜出演者ポップアップ
- ^ “【佐波優子】フィリピン遺骨収集レポート” (2009年12月8日). 2010年4月30日閲覧。
- ^ “佐波優子プロフィール”. 2010年4月30日閲覧。
- ^ “番組詳細 桜プロジェクト”.日本文化チャンネル桜. 2010年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月30日閲覧。