Yamato Shiroki
Quick Facts
Biography
代木 大和(しろき やまと、2003年9月8日 - )は、愛媛県四国中央市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
四国中央市立南小学校1年生の時に軟式野球を始め、四国中央市立川之江南中学校では硬式野球のクラブチームである川之江ボーイズに所属した。
その後明徳義塾高等学校に進学。チームは1年夏に第101回全国高等学校野球選手権大会に出場したが、自身はベンチ外であった。2年時は新型コロナウイルスの影響により公式戦が全て中止となったが、2020年甲子園高校野球交流試合で登板した。同年秋からエースとなり、3年春の第93回選抜高等学校野球大会に出場。仙台育英との1回戦で先発して8回1失点と好投したが、援護がなく敗れた。同年夏の高知大会決勝で高知と対戦し、森木大智に投げ勝ち優勝。第103回全国高等学校野球選手権大会への出場を決めた。同大会では県立岐阜商業との1回戦で先発して6回途中1失点、風間球打擁するノースアジア大明桜との2回戦では5回途中1失点。松商学園との3回戦では2回にソロ本塁打を放ち、投げても3安打完封と投打に活躍した。智辯学園との準々決勝では一塁手として先発出場し、同点の9回表に2試合連続となる勝ち越しのソロ本塁打を放ったが、登板がないままその裏に逆転サヨナラ負けを喫した。
その後、2021年9月15日にプロ志望届を提出。10月11日に行われたドラフト会議にて、読売ジャイアンツから6位指名を受けた。11月17日に契約金3000万円、年俸540万円で仮契約した(金額は推定)。背番号は68。
選手としての特徴・人物
ストレートの最速は143km/hであるが、高校時代の監督である馬淵史郎から伝授されたカットボールや、投げ込みで培った制球力などゲームメーク力が光る。
「代木」という名字は珍しく、全国に約50名ほどしかいない。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 無四球 | 勝利 | 敗戦 | セ丨ブ | ホ丨ルド | 勝率 | 打者 | 投球回 | 被安打 | 被本塁打 | 与四球 | 敬遠 | 与死球 | 奪三振 | 暴投 | ボ丨ク | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 巨人 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 76 | 16.2 | 23 | 2 | 6 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 10 | 10 | 5.40 | 1.74 |
通算:1年 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 76 | 16.2 | 23 | 2 | 6 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 10 | 10 | 5.40 | 1.74 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 | 球 団 | 投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 | ||
2023 | 巨人 | 13 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 13 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2023年4月4日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、9回裏に5番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初奪三振:2023年4月7日、対広島東洋カープ1回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8回裏にマット・デビッドソンから空振り三振
- 打撃記録
- 初打席・初安打:2023年4月16日、対中日ドラゴンズ6回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、5回表に鈴木博志から左前安打
背番号
- 68(2022年 - )
登場曲
- 「GO HARD」TWICE(2023年 - )
脚注
- ^ “巨人 - 契約更改 - プロ野球”.日刊スポーツ. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “一球速報”. baseball.omyutech.com. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “仙台育英・伊藤19人斬りで辛勝「これが馬淵監督」”. 日刊スポーツ (2021年3月19日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “決勝敗退泣き叫ぶ 高知の154キロ右腕・森木 甲子園届かず”. デイリースポーツ (2021年7月28日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “【甲子園】明徳義塾・代木大和が3安打完封 高知県勢最多春夏62勝”. スポーツ報知 (2021年8月25日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “【甲子園】明徳義塾 9回に代木大和が勝ち越し本塁打もサヨナラ負け”. スポーツ報知 (2021年8月27日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “今夏甲子園出場の明徳義塾・代木大和投手ら8人プロ志望届 合計113人”. 日刊スポーツ (2021年9月16日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “【ドラフト】巨人6位指名で明徳義塾・代木大和「制球力魅力の大型左腕」”. 日刊スポーツ (2021年10月11日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “【巨人】ドラフト6位の明徳義塾・代木大和が仮契約「球界を代表するような投手になりたい」”. スポーツ報知 (2021年11月17日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “【巨人】ドラ2山田龍聖は「28」、ドラ3赤星優志は「31」新入団17選手の背番号が発表”.スポーツ報知 (2021年12月8日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “全国に50人の珍名左腕巨人6位「代木」仮契約 投球術など積極的聞き込み”. 日刊スポーツ (2021年11月17日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “【巨人】19歳代木大和が1軍デビューで1回無失点の好投 原監督「堂々とオープン戦通りの投球」”. スポーツ報知. (2023年4月4日). https://hochi.news/articles/20230404-OHT1T51270.html?page=1 2023年4月4日閲覧。
- ^ “【巨人】19歳左腕の代木大和が二刀流の活躍 プロ初打席の初球で初安打 明徳義塾で通算11発”. 日刊スポーツ (2023年4月16日). 2023年4月16日閲覧。
関連項目
- 愛媛県出身の人物一覧
- 読売ジャイアンツの選手一覧