Towa Uema
Quick Facts
Biography
上間 永遠(うえま とわ、2001年1月31日 - )は、沖縄県出身の日本のプロ野球選手。2019年は、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに所属していた。2020年シーズンより埼玉西武ライオンズに所属。
経歴
プロ入り前
小学1年生より野球を始め、投手になったのは4年生からだった。中学生で硬式野球のポニーリーグチーム「沖縄ダイヤモンドベースボールクラブ」に所属し、チームは全日本コルトリーグ全国大会で準優勝した。
クラブの指導者が監督の定岡智秋と出身高校が同じという関係から柳ヶ浦高等学校に進学し、定岡からの指導によって球速を144km /hまで向上させたが、3年生の全国高等学校野球選手権大分大会では決勝で藤蔭高等学校に敗れ、全国大会には進めなかった。
四国IL・徳島時代
定岡が独立リーグの指導者経験を持っていたこともあり、卒業後の進路を1年目からNPBに進める独立リーグとした。四国アイランドリーグplusのトライアウトを受験し、特別合格で徳島への入団が決まる。徳島を入団先としたのは、「投手育成が得意」という定岡からの推薦による。
2019年シーズン、徳島では15試合に登板して4勝4敗、防御率1.40、奪三振64の成績で、最優秀防御率のタイトルを獲得するとともに、投手部門のベストナインに選出された 。
2019年10月17日のNPBドラフト会議で、埼玉西武ライオンズより7巡目で指名を受けた 。
選手としての特徴
得意とする球種はシンカー。
徳島時代の監督である牧野塁からは、下半身(右足が浮く)に課題があると指摘されていた。また、アイランドリーグ選抜チームの監督を務める養父鉄は、「身体も大きく、18歳にしてはモノがいい」「ストレートでもスライダーでもストライクを取れる。淡々と投げて、気持ちを出さないのもピッチャーに向いている」と述べ、NPB入団後は身体作りに励むべきとコメントしている。
詳細情報
独立リーグの投手成績
出典はリーグ公式ウェブサイトよりリンクされる「一球速報」。
年度 | 球団 | 防御率 | 登板 | 勝利 | 敗戦 | セ丨ブ | 完投 | 完封 | 無四球 | 投球回 | 打者 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | 暴投 | ボ丨ク |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 徳島 | 1.40 | 15 | 4 | 4 | 0 | 2 | 1 | 0 | 70.2 | 284 | 48 | 2 | 64 | 22 | 4 | 24 | 11 | 3 | 0 |
通算:1年 | 1.40 | 15 | 4 | 4 | 0 | 2 | 1 | 0 | 70.2 | 284 | 48 | 2 | 64 | 22 | 4 | 24 | 11 | 3 | 0 |
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
- 19 (2019年)
- 64 (2020年 - )
脚注
- ^ “1年目からプロを目指せる環境に惹かれて独立へ 上間永遠(柳ヶ浦-徳島インディゴソックス)が歩んできた野球道”. 高校野球ドットコム(Yahoo!ニュースへの転載). (2019年10月15日). https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00010002-hbnippon-base 2019年12月14日閲覧。
- ^ 高知ファイティングドッグスの監督を務めていた。
- ^ 四国アイランドリーグplus 指名選手一覧 (PDF)- 四国アイランドリーグplus(2018年11月22日)
- ^ 四国アイランドリーグplus2019個人タイトル確定 - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2019年9月13日)
- ^ 2019年 ベストナイン確定 -四国アイランドリーグplusニュースリリース(2019年10月31日)
- ^ ILから4人の選手がドラフト指名を受けました! - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2019年10月17日)
- ^ “西武ドラ7上間がNPBで活躍するためには… 四国IL代表監督「十分に可能性はある」”. Full-Count. (2019年12月7日). https://full-count.jp/2019/12/07/post622701/ 2019年12月14日閲覧。
- ^ 徳島インディゴソックス個人投手成績(2020年1月25日閲覧)
関連項目
- 徳島インディゴソックスの選手一覧
- 四国アイランドリーグplus個人タイトル獲得者一覧
- 埼玉西武ライオンズの選手一覧