Tatsuko Tatsuke

田付辰子（たつけ　たつこ、1899年6月15日－1957年9月18日）は、外交官、翻訳家。 外交官田付七太の娘。3歳のとき両親とフランスに行き18歳までパリで暮し、ソルボンヌ大学卒。外務省情報文化局事務官となる。1954年吉田茂首相の外遊に随行、日仏児童作品の交換、松方コレクションの返還交渉に当たった。同年パリ名誉市民となり、その年の第5回NHK紅白歌合戦では審査員を務めた。著作・翻訳では「たつ子」表記を用いた。

• パリの甃 読売新聞社 1955
• パリの雀 大日本雄弁会講談社 1956 (ミリオン・ブックス)
• パリの俄雨 ジブレ 大日本雄弁会講談社 1957 (ミリオン・ブックス)
• パリの残雪 大日本雄弁会講談社 1957 (ミリオン・ブックス)

• ライオンのめがね シャルル・ヴィルドラック 新潮社 1951 (世界の絵本)
• 小山羊のアマドー / シャルル・ヴィルドラック 中央公論社 1952 (ともだちシリーズ
• 象の王子 ルネ・ギヨ 中央公論社 1953 (ともだちシリーズ)
• 希望号の人々 原子時代の物語 ジョルジュ・デュアメル 高橋邦太郎共訳 大日本雄弁会講談社 1956 (ミリオン・ブックス)
• 灰色の真実 ミシエル・ブトロン 村山書店 1957

• 日本人名大辞典