Takumi Ihara
Quick Facts
Biography
井原 巧(いはら たくみ、1963年11月13日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の前参議院議員(1期)。
経済産業大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官(第3次安倍第2次改造内閣)、愛媛県四国中央市長(3期)、愛媛県議会議員(3期)等を務めた。
祖父は元衆議院議員の井原岸高。
来歴
愛媛県伊予三島市(現四国中央市)生まれ。父親は土木建築の会社を経営し、母親は美容師をしていた。愛媛県立三島高等学校、専修大学経営学部卒業。大学卒業後、旧愛媛1区選出の衆議院議員だった関谷勝嗣の秘書を務める。
1995年、愛媛県議会議員選挙に出馬し、無投票で初当選。1999年、2003年も無投票で当選した。3期目の任期途中の2004年に辞職。市町村合併により新設された四国中央市の市長選挙に立候補し、旧川之江市長を務めた石津隆敏を下して初代四国中央市長に選出された。
四国中央市長時代
2013年までの在任中に全国青年市長会会長も務め、2010年には19人の若手市長による共著『市長の夢』を出版した。在任中には、地元企業と連携し1歳未満の乳児がいる家庭に紙おむつを無償提供する「紙のまち子育て応援事業」や発達支援センターの設置、本庁舎と3支所のロビーで月3回以上市民サロン(移動市長室)を開くなどの取り組みを行っている。また、市の第3セクター「株式会社やまびこ」の社長となった。同社は地元のお茶を使って仕上げる銘菓「霧の森大福」を売り出した。
国会議員時代
2013年の第23回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で愛媛県選挙区から出馬し、当選した。
2016年、第3次安倍第2次改造内閣で経済産業大臣政務官、内閣府大臣政務官、ならびに復興大臣政務官に任命された。
2019年1月22日、自民党県連は、井原の衆議院愛媛3区への鞍替えと、愛媛県選挙区にらくさぶろうを擁立することを決定した。
政策・主張
- 日本国憲法第9条の改正、国防軍の創設に賛成。
- 一院制の導入に反対。
- 日本の核武装について「今後の国際情勢によっては検討すべき」としている。
- 村山談話、河野談話の見直しに反対。
- 死刑制度に賛成。
活動
- 2013年5月12日、統一教会の関連団体である世界平和連合が、愛媛県新居浜市のホテルで「井原巧先生を励ます会」を開催し、同年の参院選への立候補が決定していた井原に加え、愛媛3区選出の白石徹衆議院議員も出席し、来賓挨拶を行った。
所属団体・議員連盟
- 日本会議国会議員懇談会
- 神道政治連盟国会議員懇談会
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
- 創生「日本」
関連項目
- 自由民主党国会議員一覧
著作
- 共著
- 市長の夢 19人の青年市長(いろは出版、2010年9月) ISBN 9784902097344
脚注
- ^ プロフィール - 井原たくみ Official Web Site
- ^ 井原 巧(いはら たくみ):参議院
- ^ “自民党 井原 巧 参議院議員”. 会いに行ける国会議員 みわちゃんねる突撃永田町!! (2019年1月18日). 2019年12月17日閲覧。
- ^ “時事ドットコム:トップインタビュー【19】井原巧・愛媛県四国中央市長”. 時事通信. http://www.jiji.com/jc/v2?id=20110418top_interview17_19 2017年4月7日閲覧。
- ^ 井原巧 - 会いに行ける国会議員、2019年6月17日閲覧。
- ^ “参院愛媛選挙区で井原氏初当選 投票率最低49.40%”. 愛媛新聞. (2013年7月22日). http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130722/news20130722141.html 2013年7月23日閲覧。
- ^ “副大臣、20人交代 閣議決定”. 毎日新聞. (2013年7月22日). http://mainichi.jp/articles/20160805/k00/00e/010/220000c 2013年7月23日閲覧。
- ^ “井原氏くら替え 参院愛媛選挙区 らくさぶろう氏擁立決定 自民県連 ”. 愛媛新聞. (2019年1月22日). https://www.ehime-np.co.jp/article/news201901220073 2019年12月17日閲覧。
- ^ “2013参院選 自民党 選挙区・愛媛 井原巧”. 毎日新聞. http://senkyo.mainichi.jp/2013san/kaihyo_party_area_meikan.html?mid=B38000004001 2018年3月25日閲覧。
- ^ “教祖夫妻の写真が飾られた壇上で挨拶する現職国会議員、統一教会との“ずぶずぶの関係”が発覚”.やや日刊カルト新聞 (2013年6月25日). 2018年3月25日閲覧。