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Japan
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Takeyasu Kondō
Japanese announcer

Takeyasu Kondō

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese announcer
Places
Gender
Male
Place of birth
Chūō-ku, Niigata, Niigata Prefecture, Chūbu region
Age
53 years
The details (from wikipedia)

Biography

近藤 丈靖(こんどう たけやす、1971年10月1日 - )は、新潟放送に所属するアナウンサー。

略歴

新潟県新潟市(現中央区)出身で古町育ち。新潟市立大畑小学校、新潟市立二葉中学校、新潟明訓高等学校を経て獨協大学外国語学部卒業。学生時代には演劇に没頭し、またものまねを特技としていたことから、演技力が求められるナレーションの仕事に強い興味を抱いていた。大学3年時後半から放送局などを中心に就職活動を行う一方で、劇団のオーディションを受けるなどしていたという。

1994年新潟放送に入社。入社当初はラジオ・テレビのニュースの他、ラジオ番組「ぽっぷん王国ミュージックスタジアム」(金曜・新潟ローカル)などを担当した。

その後平日夕方のローカルニュース番組『BSNニュースワイド』のキャスターなどを歴任。2004年春、金曜データイムのワイド番組『キンラジ』のメインパーソナリティとなった。「キンラジ」では、新潟弁の面白さ・楽しさを紹介する『今すぐ使える新潟弁』のコーナーが人気を博し、2005年12月7日にはCD化され全国発売された他、同年度の日本民間放送連盟賞(ラジオ生ワイド部門 優秀賞)を受賞するなど高い評価を得た。 2007年春、平日午前の人気ワイド番組『ミュージックポスト』が終了するのに伴い、後継パーソナリティとして近藤に白羽の矢が立ち、「キンラジ」から移動する形で午前のワイド番組『近藤丈靖の独占!ごきげんアワー』がスタート。「今すぐ使える新潟弁」も日替わりコーナーに衣替えし「新潟弁アワー」と改題して内容が拡充された。

言葉に対するこだわりが強く、とりわけ新潟弁をこよなく愛することからBSN社内では「新潟弁の伝道師」の異名を持ち、さらに持ち前のアナウンス技術と演技力を活かして活動の幅を大きく拡げている。ニュースや朗読にとどまらず、有名人や老若男女、果ては動植物に至るまで様々なキャラクターを自由自在に演じ分ける。

人物・エピソード

アナウンス技術

『キンラジ』以降「BSNで最もバラエティ色の強いアナウンサー」と評されているが、その一方でかつてテレビの平日夕方のローカルニュース枠『BSNニュースワイド』でメインキャスターを務めた経験があり「報道色の強いアナウンサー」という見方も一部で定着している

本業のアナウンス技術は社内外とも評価を得ており、前述の日本民間放送連盟賞では、これまでナレーションや朗読を担当した番組が複数回表彰を受けている。またCMナレーションでは、クライアントから「ぜひ近藤さんでお願いします」などと指名を受けることもしばしばあるという。

BSN入社前から先輩アナウンサーと縁がある。小学校時代、林間学校で中条町(現胎内市)の新潟県少年自然の家に行った際、増山由美子が『朝のホットライン』のリポーターとして訪れたという。また入社試験時の面接官は金親顕男(現BSN常務取締役、ホテルイタリア軒社長)であった。増山はのちに直属の上司となるが、近藤は自分のデスクをよく散らかしっぱなしにしているため、増山が書類等を渡す際には「タケちゃんったら、どうしていつも机を整理しないのよ!」としばしば愚痴をこぼされているという。また金親は社内随一の音楽好きで、同様に元来音楽好きであった近藤に強い影響を与えた上司の一人である。近藤は次第にレコード室に入り浸り、マニアックな音源を漁る事を日課とするようになった。

性格・趣味

人前に出るのは非常に苦手としており、遠慮気味な態度を取るなど「しょうしがり」(新潟弁で「恥ずかしがり」の意)である。それを反映してか、近藤が番組内で演じるキャラクターの多くも「しょうしがり」という設定になっている。

30代後半の現在も独身である。近藤は自ら「過去に2度、20代後半と30代前半にお付き合いしていた女性とは結婚まで考えたものの、結局実らなかった」と証言している。

好きな食べ物はカレーライスとスナック菓子(特にうまい棒をこよなく愛する)。普段アルコールは全く飲まず、酒席でもジュースと茶だけで朝まで楽しく過ごせる事が自慢で、後輩の高橋知幸、喜谷知純は「飲み会でも、お酒が入らずにテンションが高いのは凄い」と評している。だが、失恋した時には自棄酒に溺れることもあるという。

趣味は妄想と、映画・DVD鑑賞(特に海外ドラマを好む)、競馬、安宿を使った海外一人旅。

近藤の妄想が生み出す世界は後述の「音楽さまがわり」や「スティーブとジェーンのおしゃれトーク」のストーリーにも大きく反映されており、今や「BSN社内一の変人」とも称されるほどである。無論、この「変人」という評価は決して否定的な意味ばかりではなく「面白い」「独創的」などといった賞賛の意味合いも含めたもので、実際に石塚かおりは近藤を常々「愛すべき変人」と評している。また田巻直子が2010年春『ごきげんアワー』のパーソナリティを担当することになった際、上司から辞令代わりに掛けられた言葉は「変態と化学反応を起こしてほしい」であった。だが、近藤自身は「私は変人じゃないでしょう。自分では至って普通だと思っているんですけどねぇ」などと、変人呼ばわりされることに対して強く抵抗している。

社内随一のいたずら好きで、大学時代にはそりが合わなかった教授の留守宅の玄関先で「火事に遭ったら大変だから」などと友人らと難癖をつけ、ガスメーターの元栓を勝手に締めた事が数回あるという。毎年4月1日にはエイプリルフールに乗じ、担当番組の放送中はもとより、社内で様々ないたずらを仕掛けているという。2010年2月11日の公開放送では、和田朋子・石塚かおり・増山由美子の“熟女三人衆”による特別企画を「女王様のブランチ」と銘打って放送すると事前にアナウンスしておきながら、本番のタイトルコールで「おば様のブランチ」と怒鳴って三人を激怒させるなど、武勇伝は数多い。

2015年3月26日、「ごきげんアワー」の番組中についに入籍を発表する。

競馬

また競馬は、普段から「鉄板の馬券は絶対に買わない」と公言するほどの「穴党」で、自ら編み出した独自の指数計算を駆使して予想を立てるものの、馬券は滅多に的中しない。

『ごきげんアワー』では、近藤が自らレースを予想して番組予算を元手に馬券を購入し、レース終了後に当たり馬券をリスナーにプレゼントするという不定期企画「馬券は地球を救う」を年数回行っているが、2009年4月まで近藤の馬券は全て外れ、この企画においては10戦以上惨敗を繰り返した。ところが、プライベートではしばしば好調な収支を弾き出す事もあり、しかもその好調期がことごとく番組で大外しした直後に訪れている。挙げ句には企画で買った馬券が外れた一方、当日こっそりプライベートで買った同じレースの馬券が的中する事まである。そのため馬券を外すたび、スタッフやリスナーからは非難轟々で、女性パーソナリティ陣からは「どうしてあんたはいつも自分の事しか考えられないの?」などと冷徹に叱責され続け、一部には「そろそろ自腹を切ってほしい」などと指摘する声まで寄せられた程だった。

中央競馬はレース直前の調教を水曜と木曜に行っている。一方『ごきげんアワー』は月曜から木曜までの放送で、この「馬券は地球を救う」は通常、木曜日に放送している。近藤は木曜の調教の情報が無い段階で予想せざるを得ない為、放送段階で勝ち馬を予想するのはレース直近に予想するのと比較して非常に困難である。また1回の企画で投票できる馬券は「単勝」もしくは「複勝」の1点のみである。こうした要因がこの企画における最大のネックとなっているといわれており、近藤自身も番組内で「木曜の段階で予想をするのは難しいんですよ」と釈明している。

ただ近藤はこの「馬券は地球を救う」のみならず、新潟総合テレビとの共同企画イベントや、かつて新潟競馬開催期間中の金曜深夜に放映されていた競馬バラエティ(『K's Bar』など)における予想企画でも惨敗しており、特にイベントではレース当日の予想ですら外すなど無惨な結果だけが残り続け、「近藤は、仕事が絡んだ競馬では絶対に勝てない」というジンクスすら語られた程だった。

2009年9月21日、近藤はエルムステークス(新潟競馬場第11競走)に単賞3点買いで挑戦。軍資金5000円のうち2000円を2番人気のマチカネニホンバレ(オッズ4.8倍)に投じ、レースは同馬が1着で入線し確定。9600円の払戻しを受け、長い長い連敗を遂に脱出した。にも関わらず、9月28日の結果報告で近藤は、りんりんと大杉りさから「だったら、どうして1点買いにしなかったんですか? もっと配当があったのに…」とこっぴどく叱責された。因みに近藤はこの勝利報告に際し、大杉から祝福の花を1輪贈られたが、その花は「1階の女子トイレに飾ってあったヤツ」(大杉談)であった。

2011年9月3日、新潟競馬場でダートのオープン特別「BSN賞」が行われる際、「近藤夢幻社」という予想屋に扮して、JRA公認の元、史上初の局アナとしての場内予想屋を行う。BSN賞の予想は的中。汚名を返上した。

旅行

近藤の旅行好きもまた、趣味と実益を兼ねる域のものとなっている。リスナー・視聴者参加型のツアー企画では年に数回ホスト役を務め、参加者と親交を深めている。 特にG1競馬観戦ツアーと名打ったものは観戦場所(府中競馬場等の特別室)の関係で限定30名での一泊二日ツアーで最近は常に満席となる企画だが、最初の実行時はなかなか応募者が集まらず競馬場の出入り口でビラ配りを行ったもしていた。このかいあって最初のツアーは成功裏に終わったのだがこのツアーは企画段階で「満席にならなければ次回は無し」の企画だった。また、最後の三〇人目の応募者は競馬場で捨てられていたツアー企画書を拾って応募してきたということもツアー参加者の自己紹介で明らかになった。

またプライベートでの一人旅は「プロ級」と自負する程で、休暇の折には国内外問わず旅に出かけている。国内では主にビジネスホテル、海外ではモーテルやユースホステルなど、より宿泊費の安い施設を探すのがポリシーで「旅行を終えた数か月後にクレジットカードの請求額をチェックして、安上がりだった事に満足しつつ、再び旅の余韻に浸ることができる」と、自分流の楽しみ方を語っている。

2009年1月中旬にはバラク・オバマの大統領就任式を見届けるべく、リフレッシュ休暇を利用してアメリカ・ワシントンD.C.へ強行軍で一人旅。現地で意気投合した大学生と共に東京新聞の取材を受け、1月21日付の同紙で「新潟市の男性会社員(37)」と報じられるなど密かな話題となった。因みにこの大学生は共同通信社でアルバイトをしており、全国各地の報道機関に向けてニュース原稿を送信する業務のアシスタントを担当するなど、BSNとは浅からぬ縁があったという。

一方で失敗談もある。近藤は数年前、リスナー・視聴者が参加し石塚かおりがホスト役を務めるグアムへのツアーに、取材のため同行した。ある夜、近藤は宿泊先の自室で入浴後、うっかりキーを置き忘れたままパンツ一丁の格好で退室してしまい、石塚に助けを求める羽目になった。近藤は石塚の勧めで、事情を説明すべくフロントへ内線電話を掛けたが、テンパってしまったため適当な文言が思い浮かばず「I'm nude...I'm nude...Please help me...(私はヌードです。助けて下さい)」と繰り返すばかり。石塚はその傍らで必死に笑いをこらえていたという。

その他の人物像

  • 2006年8月、恒例のイベント『BSN夏ラジオinふるさと村 元気だよ!!全員集合だフォー』でレイザーラモンの両名と共演し「パーソナリティ王選手権」に出場する予定であった。当時ブレイクしていたレイザーラモンHGが出演するとあって、プログラムには「腰フリ対決」も盛り込まれていた。ところが、近藤はよりによって前日のロケで足を骨折してしまったため共演は叶わず、代役として当時新人だった喜谷知純が大活躍した事にジェラシーを覚えたという。
  • ドラマ『スクール☆ウォーズ』のオープニングで、芥川隆行が語っていたナレーションの口上を完璧に記憶している。
  • 新潟県内でロケーションが行われた映画『降りてゆく生き方』(倉貫健二郎監督、武田鉄矢主演、2009年春公開)に出演している。近藤は2008年5月、新潟市西区にある新潟ふるさと村裏の信濃川河川敷で行われた選挙運動のシーンのロケに、わざわざオーディションを受けるなど意気込んで臨んだものの、同じリポーター役として共演した堀敏彦(テレビ新潟放送網)ら他局のアナウンサーに訊いたところ「会社に直接出演のオファーが来たので、オーディションは受けていない」などと口々に言われ、オーディション経由のアナウンサーが自分ひとりだけだった事に愕然とした。倉貫はオーディションに参加した意気を買って近藤に台詞付きの役を与えたものの、公開寸前まで「近藤さんのシーンを使おうかカットしようか、まだ迷っています」と思わせぶりな態度を取り続け、近藤をやきもきさせた。結局近藤のシーンは無事採用され、2009年4月18日のオープニング上映会・夜の部(新潟県民会館)では進行役を務めた。

主なキャラクター

近藤が『独占!ごきげんアワー』で演じる主なキャラクターは下記の通り。余談だが、これらキャラクターと近藤本人とは「全くの別人」という設定になっている。

  • ばんないこうじ
  • さっさん

     2010年7月21日(水)の放送で、冷え性で体が冷えるので寝る時は「ももひき」をはいていると語っていた。             

  • スティーブ
  • 谷村シンイチ
  • 丈 立青(じょう りっせい)
  • 近藤修道士
  • マミ
  • 青沼静馬
  • ゲッポ隊長
  • 桂サイマル
  • ホレ・カレーラテ
  • テヒョン
  • 秋葉萌夫(あきば もえお)
  • 草野くん
  • タケコちゃん
  • この他にものまねのレパートリーも数多く、麻生太郎、石破茂などのものまねをしばしば披露している。石破のものまねの際には当人が歴任した大臣の省庁に因んで、新潟県内にある防衛省の施設に絡めたネタや農業に関するネタを交えている。さらには、母校の新潟明訓高等学校に在籍する教諭のものまねも得意としている。

現在の出演番組

(2017年4月現在)

  • ワンダフル競馬
  • 近藤丈靖の独占!ごきげんアワー
  • BSNラジオ競馬中継

過去の出演番組

  • イブニング王国!(木曜:近藤丈靖の仏の花道)
  • THE NEWS 新潟(VTRナレーション)
  • おはようクジラ(リポーター)
  • BSNニュースワイド(キャスター)
  • K's Bar
  • 消費生活バラエティ 金曜パラダイス(近藤丈靖の仏の花道 ※VTRのみ)
  • キンラジ
  • ぽっぷん王国ミュージックスタジアム(金曜)

その他の出演

  • 今すぐ使える新潟弁(2005年・2006年)
  • 今すぐ使える新潟弁 スペシャルDVD(2008年)
  • 降りてゆく生き方(2009年)

脚注

外部リンク

The contents of this page are sourced from Wikipedia article. The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.
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