Takahiro Yamamoto
Quick Facts
Biography
山本 隆寛(やまもと たかひろ、1990年12月21日 - )は、日本の元プロボクサー。兵庫県宝塚市出身。元OPBF東洋太平洋バンタム級王者。現役時代は井岡ボクシングジム所属。
来歴
2008年9月14日、プロデビュー戦をバンタム級で森永真一(新日本大阪)と戦い、2RTKOで飾る。
2009年8月15日、新人王トーナメント西日本新人王バンタム級決勝まで4連続2R以内KOで勝ち進み、仲田雅宗(八尾)を1RKOで勝利。5戦連続KO勝利で西日本新人王MVPに選ばれる。
2009年9月26日、西部日本新人王対抗戦で西部新人王坂本英生(フジタ)と戦い、5R判定0-2で初黒星を喫する。
2010年2月21日、再起戦で橋詰知明(井岡)と戦うが6R判定0-3で連敗となる。
2010年9月12日、元世界王者ヘルマン・トーレスの子、利幸トーレス(大鵬)を相手に6R判定3-0で勝利し、連敗ストップ。この試合の前々日に母を病気で亡くしている。
2011年3月27日、ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸)に8R判定1-2で敗れる。
2012年3月20日、ダニーロ・ペーニャ(フィリピン)と戦い、8R判定3-0で勝利で飾る。
2015年4月5日、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。川口裕(グリーンツダ)を相手に序盤優勢を保つも追い上げられ、12R1-2で判定負け。
2015年8月2日、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ。川口裕(グリーンツダ)とダイレクトリターンマッチを行い、ダウンの応酬の末、7RTKO勝ちを納め、OPBF東洋太平洋バンタム級王座獲得。初のタイトル獲得と共に世界ランキング入りを果たす。
2015年12月31日、ストロング小林佑樹(グリーンツダ)を相手に初防衛戦を行い、計4度のダウンを奪い、2RTKO勝利で初防衛を飾る。
2016年7月20日、レックス・ワオ(フィリピン)との2度目の防衛戦に1RKO勝利。2度目の防衛に成功。
2016年11月11日、マーク・ジョン・ヤップ(六島)相手に5RTKO負けで防衛失敗。初のKO負けと共に王座陥落。
2017年4月23日、2RKO勝ちで再起戦を飾る。
2018年12月18日、大森将平(WOZ)と世界ランキングが掛かった試合に2RTKO負け。
その後は試合をしておらず、引退。
2021年8月より親交のある元日本・OPBFスーパーウェルター級王者の細川貴之とYouTubeチャンネル「たかゴリch」を開設する。
2022年6月某日、朝倉未来主催のBREAKING DOWN 5選考オーディションに参加し、地下格闘技出身のハイメとの選考スパーリングでまさかのKO負けを喫するが、本戦の7月17日、ライト級ワンマッチでキックボクシングトレーナーのみっくんと対戦し、5-0の判定勝ちを収めた。
2022年11月3日、BREAKING DOWN 6で殴られ屋KENJIと対戦し、左ボディでダウンを奪い、5-0の判定勝ちを収めた。
2023年2月19日BREAKING DOWN 7で朝倉未来・朝倉海のマネージャーである宮島翔と対戦し、ダウンを奪い、5-0の判定勝ちを納めた。
戦績
- プロボクシング:27戦21勝(17KO)6敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2008年9月14日 | ☆ | 2R 1:25 | TKO | 森永真一(新日本大阪) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2008年12月13日 | ☆ | 1R 2:41 | TKO | 濱野量平(JM加古川) | 日本 | |
3 | 2009年3月22日 | ☆ | 2R 0:50 | TKO | 中岡雅司(西日本ボクシング協会) | 日本 | |
4 | 2009年5月17日 | ☆ | 1R 2:37 | KO | 大村起論(ハラダ) | 日本 | |
5 | 2009年8月15日 | ☆ | 1R 1:36 | TKO | 仲田雅宗(八尾) | 日本 | |
6 | 2009年9月26日 | ★ | 5R | 判定0-3 | 坂本英生(フジタ) | 日本 | |
7 | 2010年2月21日 | ★ | 6R | 判定0-3 | 橋詰知明(井岡) | 日本 | |
8 | 2010年9月12日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | 利幸トーレス(大鵬) | 日本 | |
9 | 2011年3月27日 | ★ | 8R | 判定1-2 | ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸) | フィリピン | |
10 | 2012年3月20日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ダニーロ・ペーニャ | フィリピン | |
11 | 2012年12月31日 | ☆ | 3R 1:56 | TKO | コラートレック・シッサイトーン | タイ | |
12 | 2013年5月8日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ガオタワン・シッサイトーン | タイ | |
13 | 2013年9月11日 | ☆ | 3R 1:31 | KO | ピラサックレック・ウォーポーシサケット | タイ | |
14 | 2013年10月13日 | ☆ | 2R 2:37 | TKO | 青木一平(六島) | 日本 | |
15 | 2013年12月31日 | ☆ | 2R 1:11 | KO | ノーンディア・ソーバンカル | タイ | |
16 | 2014年5月7日 | ☆ | 3R 0:45 | TKO | ジャカラートレック・ソーワンゲー | タイ | |
17 | 2014年9月16日 | ☆ | 2R 0:31 | KO | パンカ・シラバン | インドネシア | |
18 | 2014年12月31日 | ☆ | 3R 1:11 | KO | ガムライヨック・オーワンダビー | タイ | |
19 | 2015年4月5日 | ★ | 12R | 判定1-2 | 川口裕(グリーンツダ) | 日本 | OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦 |
20 | 2015年8月2日 | ☆ | 7R 0:50 | TKO | 川口裕(グリーンツダ) | 日本 | OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ |
21 | 2015年12月31日 | ☆ | 2R 1:06 | TKO | ストロング小林佑樹(六島) | 日本 | OPBF防衛1 |
22 | 2016年7月14日 | ☆ | 1R 2:28 | TKO | レックス・ワオ | フィリピン | OPBF防衛2 |
23 | 2016年11月11日 | ★ | 5R 2:19 | TKO | マーク・ジョン・ヤップ(六島) | フィリピン | OPBF王座陥落 |
24 | 2017年4月23日 | ☆ | 2R 1:56 | TKO | ペットインシー・ローンリアンギーラーコラート | タイ | |
25 | 2017年9月13日 | ☆ | 1R 2:43 | KO | スーパージェン・シッサイトーン | タイ | |
26 | 2018年4月28日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ジェストニ・アウティダ | フィリピン | |
26 | 2018年12月9日 | ★ | 3R 2:48 | TKO | 大森将平(ウォズ) | 日本 | |
テンプレート |
アマチュアキックボクシング
キックボクシング 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
5 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
4 勝 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | |
1 敗 | 0 | 1 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | SAIGO | 1分3R終了 判定0-5 | BREAKING DOWN 10 | 2023年11月23日 |
○ | 宮島翔 | 1分1R終了 判定5-0 | BREAKING DOWN 7 | 2023年2月19日 |
○ | しな | 1R 0:28 KO | バトルミリオネア 第1回 | 2022年12月25日 |
○ | 殴られ屋KENJI | 1分1R終了 判定5-0 | BREAKING DOWN 6 | 2022年11月3日 |
○ | みっくん | 1分1R終了 判定5-0 | BREAKING DOWN 5 | 2022年7月17日 |
脚注
- ^ “ボクシングジム一覧”. 2017年4月17日閲覧。
- ^ [1]
- ^ ボクシング元東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛が貫禄示す 殴られ屋KENJIに判定勝ち 日刊スポーツ 2022年11月3日