Takahiro Tozaki
Quick Facts
Biography
戸嵜 嵩大(とざき たかひろ、1995年6月14日 - )は、日本の男子プロバレーボール選手である。
来歴
東京都西東京市出身。中学1年生の頃、両親がプレーしていた影響でバレーボールを始める。
中学2年のとき、東京都選抜の候補に挙がるほど評価されていたが、『大腿骨頭すべり症』というまともな歩行ができないほどの症状に陥り、2年に渡る闘病生活(入院・リハビリ等)を余儀なくされる。なかなか思うように歩行できるようにならず、中学でバレーボールを辞めようと考えていたが、春高バレー観戦で柳田将洋のプレーに魅了され、自分も柳田のようになりたいと思い、高校でもバレーボールを続けることを決断。
両親の勧めで駒澤大学高等学校に学校見学に行き、そこでバレーボール部監督の戸田光信に誘われていたこともあり、その高校に進学。戸田から厳しい指導を受けるが、中学時代の苦しい経験が忍耐力として活き、練習にくらいついた。最後は主将も務めた。大学はそのまま駒澤大学に進学し、インカレ8強入りに貢献。
2017年、東レアローズの内定選手となり、2018年入団。出場機会は少しずつ増えていくが、引退後の事も見据えるためにプロ契約を希望するようになり、2020年に退団。
プロ契約としての移籍希望を出すと、VC長野トライデンツからオファーを受け、そのまま同チームとプロ契約を締結した。
2021年12月20日、海外移籍することとなり、2022年1月5日、インドネシアリーグの「BNI46」に期限付移籍をすると発表された。
2021-22シーズン終了をもって、VC長野を退団。その後、東京グレートベアーズに移籍。年明けに再度海外リーグでのプレーを予定していたが、2022-23シーズン終了まで契約期間を延長した。
2023-24シーズンもグレートベアーズとの契約を更新し、チームの副将に就任した。
所属チーム
- 駒澤大学高等学校(2011-2014年)
- 駒澤大学(2014-2018年)
- 東レアローズ(2018-2020年)
- VC長野トライデンツ(2020-2022年)
- BNI46(2022年)
- 東京グレートベアーズ(2022年-)
脚注
- ^ “戸嵜嵩大”.VC長野トライデンツ. 2022年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月21日閲覧。
- ^ 「VC長野トライデンツ」『2020-21 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 男子 2020年11月号』、日本文化出版、2020年11月、78頁、ASIN B08KH3RD97。
- ^ 高木遊「歩くことさえできなかった少年がVリーガーになるまで「人生はきっかけ次第で好転する」…春高で輝く柳田将洋のプレーに憧れて」『Number Web』、文藝春秋、2021年7月12日、2021年7月18日閲覧。
- ^ “戸嵜 嵩大”. V.LEAGUE. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “勇退選手・退団選手について(ご報告)”.東レアローズ (2020年3月31日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “戸嵜選手退団コメントについて”.東レアローズ (2020年4月24日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “戸嵜嵩大選手 入団のお知らせ”.VC長野トライデンツ (2020年8月4日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “戸嵜嵩大選手 海外移籍のお知らせ”.VC長野トライデンツ (2021年12月20日). 2022年5月23日閲覧。
- ^ “戸嵜嵩大選手 移籍先チームについて”.VC長野トライデンツ (2022年1月5日). 2022年5月23日閲覧。
- ^ “選手・スタッフの退団について”.VC長野トライデンツ (2022年5月27日). 2022年5月27日閲覧。
- ^ “戸嵜嵩大選手 2022-23シーズン 新規選手契約のお知らせ”.東京グレートベアーズ (2022年9月21日). 2022年9月21日閲覧。
- ^ “東京グレートベアーズに戸嵜嵩大(昨季長野)が加入 年明けからは海外でプレーを予定 V1男子”. バレーボールマガジン. (2022年9月21日). https://vbm.link/638110/ 2022年9月21日閲覧。
- ^ “戸嵜嵩大選手 2022-23シーズン 選手契約継続のお知らせ”.東京グレートベアーズ (2022年11月24日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ “戸嵜嵩大選手 選手契約継続のお知らせ”.東京グレートベアーズ (2023年6月21日). 2023年10月17日閲覧。
- ^ “2023-24シーズン チーム体制決定のお知らせ”.東京グレートベアーズ (2023年9月1日). 2023年10月17日閲覧。