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Taizō Arai
The basics
Quick Facts
Places
Gender
Male
Place of birth
Utsunomiya, Japan
Age
44 years
Education
Meiji University
The details (from wikipedia)
Biography
荒井 退造(あらい たいぞう、1900年9月22日 - 1945年6月26日?)は、日本の警察官僚。沖縄戦時、沖縄県警察部長として県民の避難・保護に尽力した。
来歴・人物
栃木県芳賀郡清原村(現在の宇都宮市上籠谷町)に農家の次男として出生。鐺山尋常小学校、清原尋常高等小学校、栃木県立宇都宮中学校と進み、その後上京し高千穂高等商業学校(現高千穂大学)に進学した後、巡査をしながら明治大学夜間部を卒業、1927年高等試験に合格、同年内務省に入省した苦学力行の人物。長男は、亡父の遺志を継ぎ、戦後東京大学法学部を卒業して旧自治省に入省、行政局長・国土庁審議官を歴任した荒井紀雄。
1943年、福井県官房長から沖縄県警察部長に就任。沖縄戦では、島田叡沖縄県知事を支え、県民の県外・北部疎開や軍との交渉などに当たる。その後、島田と行動を共にし、1945年6月26日、島田と摩文仁の軍医部壕を出たのを最後に消息不明となった。現在もその遺体は未発見である。島田と共に県民の避難・保護に尽力し、合わせて約20万人の命を救ったとされる。
2007年、彼の遺品と見られる碁石と万年筆が県庁警察部壕内で発見された。万年筆については、後に沖縄県平和祈念資料館に寄贈された。
2016年、宇都宮市上籠谷町にある生家に顕彰碑と記念館が設置された。
出典
- ^ 『「島守」の恩沖縄忘れず ~荒井退造・上』読売オンライン(アーカイブ)
- ^ 『荒井退造 激戦地の沖縄で県民疎開に尽力した警察部長 戦後70年に故郷・宇都宮の誇りに』産経ニュース
- ^ 『荒井退造と「とちぎ学」 ─「とちぎ学(地域学)」の人物学習における荒井退造の位置づけ─』西田直樹(pdf)
- ^ 『とちぎ戦後70年 <1>-原点- 母校の教え 極限で体現』下野新聞「SOON」
- ^ 『荒井退造氏:宇都宮出身、生家で顕彰碑除幕式 太平洋戦争末期に沖縄県警察部長 島民20万人の疎開に尽力 /栃木』毎日新聞 2016年11月28日 地方版
- ^ 『命救った2人伝える ~荒井退造・下』読売オンライン(アーカイブ)
- ^ 『激戦少年警察官を転属 ~荒井退造・中』読売オンライン(アーカイブ)
- 読売新聞栃木版 2018年4月24日 24面
関連作品
- 「テレビ未来遺産」“終戦” 特別企画 報道ドラマ 『生きろ ~戦場に残した伝言~』TBS、演:的場浩司 2013年
- 『沖縄の島守』田村洋三著 2006年 中公文庫 ISBN 9784122047143
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