Shun Otokita

音喜多 駿（おときた しゅん、1983年9月21日 - ）は、日本の政治家。東京都議会議員（1期）。都議会会派都民ファーストの会 東京都議団幹事長。選挙運動や自身のブログ、マスメディア等ではおときた駿の表記も用いられる。

妻は江東区議会議員の三次由梨香。

東京都北区王子本町で、水道工事店を経営する家に生まれる。いなり幼稚園、北区立王子第二小学校、海城中学校・高等学校、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。大学卒業後はLVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループに入社し、化粧品ブランド「ゲラン」で営業・マーケティングを担当する。2012年、LVMHを退社。 小池百合子の都知事選の最中に、以前強姦容疑にて事情聴取された件を文春に指摘される。 本件は示談が成立し起訴猶予処分となる。 都議会会議中にあろうことか居眠りをしているところを写真週刊誌に撮られる。 都議会の中では音喜多都議の居眠りは有名とのこと。議会で音喜多都議が不規則発言を注意した際、その都議から「お前は寝てるやろ」と不規則発言をされていたことを文春に書かれていた。 テレビ出演は都議の中では一番多く賛否両論あるが、以前出演した番組で「私は取り柄もなく、生活の為に議員をやっている」と音喜多氏が言ったのをうけ、東国原氏から厳しく、出直してこい！と言わている。 2013年、東京都議会議員選挙に北区選挙区（定数4）からみんなの党公認で出馬し、得票数は最下位の4位ながら、初当選した。当選後間もなく、東京都議会のみんなの党会派の幹事長をめぐり、音喜多、両角穣、上田令子、塩村文夏の4人の都議の会派異動届が野上ゆきえ都議により提出されたため、会派は分裂し、音喜多を含む4人が新会派「みんなの党」を結成した。2013年9月、会派「みんなの党」政策調査会長に就任した。2014年11月、みんなの党の解党が決定され、会派が「かがやけTokyo」に改称された後も引き続き政調会長を務めた（2016年7月で退任）。

2015年1月、みんなの党所属の参議院議員だった松田公太を党首に結党した日本を元気にする会に参加した。同年11月23日、シングルマザーだった江東区議会議員の三次由梨香と入籍し、三次の7歳の長女との養子縁組を行った。2016年1月、「日本を元気にする会」に離党届を提出し、以後は無所属で活動する意向を表明した。2017年1月23日に所属する会派「かがやけTokyo」は「都民ファーストの会　東京都議団」に名称変更し、その幹事長に就任。同時に2017年夏に予定される都議会議員選挙における地域政党「都民ファーストの会」の1次公認候補となった。

• 社会保障費の増加による、若年層の負担増を懸念している。
• 選択的夫婦別姓制度の導入に賛成。

ブロガー議員

早稲田大学在学中の2004年7月からブログを始める。政治活動の一環でブログを続ける意義について、地方政治の世界はネット上の情報が限られており、「若手の政治家が（情報発信を）やっていくことで、国民が啓蒙されて政治に強くなっていく」と述べている。

性的マイノリティへの差別発言

2013年の東京都議会議員選挙の選挙戦中、学生時代に書いたブログのエントリにおける、セクシャルマイノリティを貶める記述について、性的マイノリティの関係団体から抗議を受けた。そのため選挙後に関係団体を訪問して謝罪し、性的マイノリティの環境の改善を約束することで和解した。以後、警視庁の相談ホットラインにおける記載をセクシャルマイノリティに配慮したものに変更するよう提言し、2014年1月15日、自身の提言が取り入れられたと述べている。

初詣ベビーカー論争

東京板橋区の乗蓮寺がベビーカー利用者による転倒事故などから「警察からの要請」もあり初詣に際して「ベビーカーご利用自粛のお願い」と看板を掲げたことに賛否両論が出た。音喜多はこれを「初詣ベビーカー論争」としてBLOGに取り上げ、「少子化の最大の原因は、わが国が『子どもを産めば産むほど不自由になる社会』であることだと考えています」と述べた。

北区の情報発信

ブログ以外のソーシャル・ネットワーキング・サービスも積極的に利用しており、Facebookでは選出選挙区である北区のご当地アイドルであるNゼロを交えたイベントや、実質的な所有者である北区の非公式ゆるキャラ「きたパン」のPR活動等、北区の情報発信を行っている。

給与公開

2013年、東京都議会議員選挙で当選後、自身の給与明細の内訳をブログで公開し、東京ローカルのMXテレビのニュースで取り上げられた。

2014年東京都知事選における候補者取材

2014年の東京都知事選挙に際しては立候補者16人全員に対談を申し込み、家入一真、ドクター中松、マック赤坂、姫路けんじ、根上隆の5候補へのインタビューを行った。この候補者インタビューの模様は、音喜多のブログで公開された。

2016年東京都知事選挙

2016年の東京都知事選挙では、音喜多が所属する会派「かがやけTokyo」は、衆議院議員を辞職して出馬した小池百合子を支持した。当選した小池知事を塾長に設立された「希望の塾」では、事務局に参加している。

NPO活動への参画

2011年の東日本大震災の発生を受け、NPO法人「ふらいパンダ」を設立。石巻市や気仙沼市、釜石市で瓦礫の撤去作業や、フライパンで焼いたカステラを子供たちに配るイベントを通算50回以上開催し、2016年5月まで活動していた。

メディアへの登場

• 早稲田大学時代の友人であるゲームクリエイターの堀井亮佑のはからいで、セガゲームスのアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』に音喜多をモデルにしたキャラクターが登場した。
• WOWOWの連続ドラマW『平成猿蟹合戦図』に、「政治取材協力」の名目でスタッフ参加。

「ＯＬ強姦」疑惑

週刊文春2016年8月4日の記事において以下を疑惑として報じている。

• 2010年、飲み会で知り合った女性と性的関係を持ったが、同年5月、女性が「強姦された」と訴えた。
• 音喜多は検挙された。
• 警察による事情聴取の後、同年8月に起訴猶予処分となった。

音喜多はこの記事について自身のブログにて以下のように釈明している。

• 当記事については、一昨年夏の一部日刊紙の報道の焼き直しである。
• 既に解決済み・報道済みの案件に対して「強姦疑惑」と印象を操作する見出しをつけられたことは極めて遺憾である。
• 公的機関の理解も得て、疑いも行き違いも解消されており、問題は解決済みである。
• 個人間の行き違いにより公的機関の手を煩わせた経緯については反省するが、違法性のある行為あるいは、女性に失礼な行いをしたことは一切ない。

なお、記事が疑惑として報じた「女性が強姦されたと訴えた」「音喜多は検挙された」「同年8月、起訴猶予処分となった」という点について、「疑いも行き違いも解消されている」「公的機関の理解も得ている」「違法性のある行為はしていない」としながらも、疑惑に対する明確な否定はしていない。

• 『ギャル男でもわかる政治の話』（ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年） ISBN 978-4-7993-1919-2
• 『東京都の闇を暴く』（株式会社新潮社、2017年）ISBN 978-4-10-610710-8

• フジテレビ『バイキング』
• TBS『白熱ライブ ビビット』

• 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト
• おときた駿（東京都議会議員 /北区選出） (@otokita) - Twitter
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