Shin'ya Niiro
Quick Facts
Biography
新納 慎也(にいろ しんや、1975年4月21日 - )は、日本の俳優である。兵庫県神戸市出身。ワタナベエンターテインメント所属。
略歴
16歳の時にスカウトされ、モデルとして芸能界入り。俳優を志して大阪芸術大学舞台芸術学科演劇コースに入学する。2年生終了後自主退学し、20歳のとき上京。1994年より舞台俳優として活動を開始する。
1997年から2年間 NHK「にこにこぷんがやってきた!」の「うたのおにいさん」として出演。
その後はミュージカル、ストレートプレイと垣根なく舞台で活躍。
1999年から出演している『ラ・カージュ・オ・フォール 』はその後20年以上同じ役で出演。
2000年のミュージカル「エリザベート」で初代トートダンサー(黒天使)として出演。
2002年、ROCKミュージカルGODSPELLでは主役のジーザス役を演じるなどで注目される。
2003年12月から、芸名の「NIRO(ニイロ)」を改め、本名で活動する。
2007年には、三谷幸喜作の『恐れを知らぬ川上音二郎一座』で野口精一役を演じるなど演技力を確固たるものにする。
2008年、『仮面ライダーキバ』にキング役でレギュラー出演。
2009年には、再び三谷幸喜から出演依頼を受け、香取慎吾主演の『TALK LIKE SINGING』でオフ・ブロードウェイデビューを果たす。
2015年11月26日、Victor Entertainmentよりメジャーデビュー。
2016年、NHK大河ドラマ『真田丸』で豊臣秀次役を好演。新納演じる秀次の最終回放送後“秀次ロス”現象が起こるなど話題となる。
2018年1月、NHK正月時代劇『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』(三谷幸喜脚本)で主役の1人杉田玄白役を好演。
島津氏庶流の新納忠元の末裔でもあり、その個性的な存在感に「ミュージカル界の異端児」と称される。
出演
テレビドラマ
- 役者魂!(2006年、フジテレビ)
- 万引きGメン・二階堂雪 15 熟年離婚(2007年、TBS)
- ドクター・ヨシカの犯罪カルテ2(2007年、テレビ東京・BSジャパン) - 山崎清和 役
- 仮面ライダーキバ(2008年、テレビ朝日) - キング / バットファンガイア(声) / 仮面ライダーダークキバ(声) 役
- 大河ドラマ 『真田丸』(2016年、NHK総合) - 豊臣秀次 役
- 土曜時代劇 忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜(2016年9月 - 、NHK総合) - 片岡源五右衛門 役
- キャリア〜掟破りの警察署長〜 第5話ゲスト主役(2016年11月6日、フジテレビ) - 小松平健介 役
- 社長室の冬 〜巨大新聞社を獲る男〜(2017年4月30日 - 、wowow) - 垣田林海 役
- トットちゃん!(2017年、テレビ朝日) - ダニー市川 役
- 正月時代劇 風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇~(2018年、NHK) - 杉田玄白 役
- パディントン発4時50分(2018年、テレビ朝日) - 富沢晴三 役
- 執事 西園寺の名推理(2018年 テレビ東京) ‐ 岸田亮平 役
- 土曜時代劇 そろばん侍 風の市兵衛(2018年、NHK総合)- 文蔵 役
- 絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~ 第1話ゲスト(2020年1月6日、フジテレビ) - 岸本修一郎役
- 知らなくていいコト 第4話ゲスト(2020年1月29日、日本テレビ) - ジーザス富岡 役
- M 愛すべき人がいて(2020年4月 - 、テレビ朝日) - 輝楽天明 役
その他のテレビ番組
- にこにこぷんがやってきた!(1997年 - 1999年、NHK-BS2)
- 最高!ブギウギナイト(2003年4月 - 9月、テレビ東京) - ユニットY.M.G.A.の一員として
- 出発!ローカル線 聞きこみ発見旅(2016年6月27日、BSジャパン)
- 日本の旬を行く!路線バスの旅(2016年10月25日、BS-TBS) - 旅人
- 4時も!シブ5時(2017年4月 - 、NHK総合) - コメンテーター
- あさイチ(2017年5月9日・8月2日・10月11日、2018年2月1日・3月15日・4月19日・8月30日・10月31日、2019年2月28日・8月22日・11月28日 NHK総合) - ゲストコメンテーター
映画
- スマイル 聖夜の奇跡(2007年、東宝) - 映画の中の男 役
- Hunger Z(ハンガーゼット)(2014年9月27日、新東宝映画) - 赤坂 役
吹き替え
- キリング・イヴ/Killing Eve(2019年 - WOWOW)シーズン1.2.3 - ニコ・ポラストリ 役〈オーウェン・マクドネル〉
Web番組
- NIHK(ニイエイチケイ)(2012年9月 - 2015年7月、Ameba Studio) - メインMC
舞台
- アラジン(1996年) - 主演
- ディアブロ in ローマ(1997年) - 主演
- ラ・カージュ・オ・フォール(1999年・2008年) - シャンタル / エルキュール役
- エリザベート(2000年・2001年) - トートダンサー
- GODSPELL(2002年・2005年) - 主演:ジーザス 役
- 寺山修司・さよならの城(2002年)
- ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている(2002年・2003年)
- ダンス・アクト・シリーズvol.2「スターダストin 上海」(2002年) - 坂井直司 役
- Studio-Lifeトーマの心臓(2003年) - 客演:サイフリート / エリザ役
- CLUB SEVEN(2003年) - ニロ子 役
- PURE LOVE(2003年) - 榊原京介 役
- イーストウィックの魔女たち(2003年・2005年) - マイケル・スポフォード 役
- キャンディード(2004年) - マキシミリアン 役
- LIVE ACT 「himself」(2004年) - ローゼン・クランツ 役
- CABARET(2004年) - エルンスト 役
- Studio-Life OZ(2005年) - 客演:主演1019 / ビアンカ役
- 愛・地球博「阿国」コンサート(2005年) - 猪熊少将 役
- プレイバックPart2〜屋上の天使(2005年) - ロクロウ 役
- LOVE LETTERS 2006 FEBRUARY SPECIAL(2006年)
- Miss Saikon(2006年) - 桐ヶ谷俊介 役
- アトリエ・ダンカン プロデュース公演「OUR HOUSE」(2006年) - ルイス 役
- 血の婚礼(2007年) - 黒い男 役
- 恐れを知らぬ川上音二郎一座-The Fearless Otojiro’s Company(2007年) - 野口精一 役
- ウェディング・シンガー(2008年、日生劇場) - ジョージ 役
- ルドルフ 〜ザ・ラスト・キス〜(2008年5月6日 - 6月1日、帝国劇場) - イギリス皇太子エドワード 役
- ウェディング・ママ(2008年、世田谷パブリックシアター 他) - ブルース 役
- ラ・カージュ・オ・フォール(2008年12月、日生劇場 他、全国) - シャンタル 役
- PARCOプロデュース Triangle〜ルームシェアのススメ〜(2009年、PARCO劇場 他) - 村野幸三郎 役
- Studio-Life 「LILIES」(2009年、紀伊国屋ホール 他) - シモン・デゥセー / リディアンヌ・ド・ロジェ 役
- TALK LIKE SINGING(2009年11月13日 - 22日、スカーボール・センター/2010年1月23日 - 3月7日、赤坂ACTシアター) - ブラザー 役
- LOVE LETTERS(2009年12月、PARCO劇場)
- リトルショップ・オブ・ホラーズ(2010年6月、本多劇場 他) - オリン 役
- 音楽劇 ガラスの仮面〜二人のヘレン〜(2010年8月11日 - 27日、彩の国さいたま芸術劇場大ホール/2010年9月2日 - 5日、シアターBRAVA!) - 速水真澄 役
- アジアン・スウィーツ(2010年12月、スズナリ) - 志郎 役
- ウェディング・シンガー(2011年3月 - 4月、シアタークリエ 他) - ジョージ 役
- 私の頭の中の消しゴム(2011年5月、天王洲銀河劇場) - 高原浩介 役
- BLEACH連載10周年記念公演「ROCK MUSICAL BLEACH」(2011年7月1日 - 3日、シアター1010/7月9日 - 10日、愛知県芸術劇場大ホール/7月21日 - 24日、森ノ宮ピロティホール/7月27日、新潟県民会館/7月30日 - 31日、本多の森ホール/8月4日 - 30日、シアタークリエ) - 射真 役
- スリル・ミー(2011年9月15日 - 10月3日、アトリエフォンテーヌ) - 彼 役
- PARCOプロデュース「Triangle vol.2〜探し屋ジョニーヤマダ〜」(2011年、PARCO劇場 他)
- ラ・カージュ・オ・フォール(2012年1月、日生劇場 他) - シャンタル 役
- スリル・ミー(2012年3月、アトリエ・フォンテーヌ) - 彼 役
- コーヒープリンス1号店(2012年4月、青山劇場) - ハンソン 役
- リトルショップ・オブ・ホラーズ(2012年6月、本多劇場 他) - オリン 役
- スリル・ミー(2012年7月、銀河劇場) - 彼 役
- 新生 ROCK MUSICAL BLEACH REprise(2012年8月30日 - 9月9日、ステラボール) - 射真 役
- 100歳の少年と12通の手紙(2012年9月、東京グローブ座) - オスカー / ローズ 役(2役)
- 女子高生チヨ(2012年12月、東京グローブ座) - 原辰夫 役
- 14番目の月(2013年1月、CBGKシブゲキ!!) - マスター 役
- ウェディング・シンガー(2013年3月、シアタークリエ 他) - ジョージ 役
- ザ・オダサク(2013年5月、大阪:松竹座/東京:新橋演舞場) - 森本薫 役
- next to normal(2013年9月、シアタークリエ/兵庫芸術文化センター) - Dr.マッデン 役
- ザ・オダサク 再演(2014年4月、KAAT/5月、南座) - 森本薫 役
- 尾上松也 / 新傾龍 Vol.1 ハナガタミ(2014年7月、Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE)
- VAMP 〜魔性のダンサー ローラ・モンテス〜(2014年8月24日 - 9月8日、EX THEATER ROPPONGI) - アレクサンドル・デュマ 役
- アリス・イン・ワンダーランド(2014年11 - 12月、青山劇場 他) - 芋虫 役
- ラ・カージュ・オ・フォール(2015年2月、日生劇場/3月、梅田芸術劇場大ホール) - シャンタル 役
- 有頂天旅館(2015年7月、京都南座/9月、新橋演舞場) - 島吉 役
- BOY BAND(2015年10月、よみうり大手町ホール/サンケイブリーゼ) - リチャード入賀 役
- BENT(2016年7月9日 - 24日、世田谷パブリックシアター 他) - グレタ 役
- スルース〜探偵〜(2016年11月 - 12月、新国立劇場小劇場) - マイロ・ティンドル 役
- PARADE(2017年5月 - 6月、東京芸術劇場 他地方公演) - トム・ワトソン 役
- パジャマ・ゲーム(2017年9月 - 10月、日本青年館/シアター・ドラマシティ) - シド・ソローキン 役
- next to normal(2018年1月、シアタークリエ) - Dr.マッデン 役
- ラ・カージュ・オ・フォール(2018年3月、日生劇場/4月、梅田芸術劇場大ホール) - シャンタル 役
- ミュージカル 生きる (2018年10月 赤坂アクトシアター)- 小説家役
- 三谷幸喜作・演出日本の歴史 (2018年12月 世田谷パブリックシアター・2019年1月シアタードラマシティ)-
- hymns (2019年4月 博品館劇場・サンケイブリーゼ)- クロエ役
- Gutenberg! (2019年8月 松竹角座・上野ストアハウス) - ダグ役
- アンクル・トム (2019年10月 博品館劇場) - トム役
- クララ-愛の物語- (2019年12月 よみうり大手町ホール) - ブラームス役、シューマン役
- 令和にそよぐ風 (2020年1月 東京国際フォーラム)
- 十二夜 (2020年3月 本多劇場・近鉄アート館) - オーシーノ役
- ミュージカル 生きる (2020年10月 日生劇場 ほか 地方公演)- 小説家役
LIVE・コンサート
- 「Shinya NIRO Christmas Acoustic LIVE」(2004年)
- 「Shinya NIRO Birthday LIVE 〜そうだ、30代へ行こう!〜」(2005年)
- Shinya NIRO LIVE 2006「NIROCK Vol.1」(2006年)
- Shinya NIRO LIVE 2006「NIROCK in summer night」(2006年 )
- 日本の旬 信州 Special EVENT 「LIVE阿国 IN 生島足島神社」(2007年)
- G-Live&Party2007「GENERATIONS」(2007年)
- 新納慎也 vs ROLLY 「素敵な怪しの人生」(2007年)
- Shinya NIRO LIVE 2007「NIROCK! Vol.2」(2007年)
- Shinya NIRO LIVE 2008「NIROCK! Vol.3」(2008年)
- Shinya NIRO LIVE 2009「NIROCK! Vol.4」(2009年)
- Shinya NIRO X'mas DINNER SHOW 2009「Night in knight」(2009年)
- Shinya NIRO LIVE 2010「NIROCK! Vol.5」(2010年)
- Shinya NIRO LIVE 2011「NIROCK! Vol.6」(2011年)
- Shinya NIRO LIVE 2012「NIROCK! Vol.7」(2012年)
- シアタークリエ5th anniversary「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL」(2012年12月)
- シアタークリエ「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL VOL.2」(2013年7月)
- Shinya NIRO LIVE 2013「NIROCK! Vol.8」(2013年11月、GLAD)
- Shinya NIRO LIVE 2014「NIROCK! Vol.9」(2014年10月、GLAD)
- 『鹿賀丈史×濱田めぐみ ミュージカルコンサート』(2014年9月、赤坂ACTシアター) - ゲスト出演
- Shinya NIRO CD RELEASE LIVE(2015年11月、KENTO'S GINZA)
- Shinya NIRO LIVE 2016「NIROCK! Vol.10」(2016年5月、GLAD)
- I LOVE MUSICAL(2016年12月、東京グローブ座)
- TENTH(2017年12月、シアタークリエ)
- Shinya NIRO LIVE 2019「BALLAD de NIRO」(2019年11月、eplus LIVING ROOM CAFE&DINING )
- I LOVE MUSICAL(2019年12月、ヤマハホール)
作品
アルバム
- First Album「NIROCK!」(2015年11月26日、Victor Entertainment)
楽曲提供
- 蘭寿とむ 「L’Ange」- 作詞 アルバム『L’Ange』(2015年10月21日発売)収録
- 真琴つばさ「Desert Rose」 - 作詞・作曲・プロデュース、アルバム『眠れない夜にあなたのそばにいたい』(2016年11月23日発売)収録
脚注
- ^ “「真田丸」豊臣秀次好演の新納慎也 「ミュージカル界の異端児」と三谷幸喜氏の絆”.スポーツニッポン (2016年7月8日). 2016年11月16日閲覧。
- ^ “新納慎也 official WEB Site”. 2016年11月16日閲覧。
- ^ “スタジオパークからこんにちは”. TVでた蔵(TV DATA ZOO).ワイヤーアクション. 2016年11月16日閲覧。
- ^ “三谷幸喜氏、『真田丸』メンバーと1年ぶりNHKで時代劇 正月放送”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年8月16日). http://www.oricon.co.jp/news/2095718/full/ 2017年8月16日閲覧。
- ^ “白濱亜嵐、田中みな実、高橋克典、高嶋政伸ら「M 愛すべき人がいて」に参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年3月18日). https://natalie.mu/eiga/news/371598 2020年3月18日閲覧。
- ^ “新納慎也 プロフィール”.オスカープロモーション. 2016年11月16日閲覧。
- ^ BENT ベント| PARCO STAGE
- ^ “「スルース〜探偵〜」新納慎也&音尾琢真、Wキャストで西岡徳馬に対峙”. ステージナタリー. (2016年10月4日). http://natalie.mu/stage/news/204145 2016年10月4日閲覧。
- ^ “真琴つばさ、CD発売記念イベントで楽曲提供の新納慎也に「いい歌になる」と感謝”. ステージナタリー. (2016年11月29日). http://natalie.mu/stage/news/211135 2016年11月29日閲覧。