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Japan
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Shiho Tanimura
Japanese novelist

Shiho Tanimura

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese novelist
Places
Work field
Gender
Female
Place of birth
Shiroishi-ku, Sapporo, Ishikari Subprefecture, Hokkaidō
Age
62 years
The details (from wikipedia)

Biography

谷村 志穂(たにむら しほ、1962年10月29日 - )は、日本の小説家。北海道札幌市白石区生まれ、東京都在住。

略歴・人物

  • 北海道札幌西高等学校、北海道大学農学部卒業。応用動物学を専攻。指導教官は森鴎外の孫、森樊須だった。スカッシュラケット部所属。
  • 出版社勤務を経て、フリーライターとなる。1990年、初エッセイ集『結婚しないかもしれない症候群』を刊行。
  • 1991年処女小説『アクアリウムの鯨』(八曜社/角川文庫)を発表し小説家デビュー。
  • 2003年、郷里の北海道を舞台に描いた『海猫』(新潮社)で第10回島清恋愛文学賞を受賞。
  • 広島東洋カープの大ファン。
  • 父は勇払郡追分町(現安平町)、母は函館市出身。特に函館市への思い入れは強く、代表作『海猫』も函館が舞台であり、新聞・雑誌等のエッセイでも同市の話題を多く取り上げている。
  • 函館近郊の大沼 (七飯町)を舞台とした小説『大沼ワルツ』(小学館のPR誌「本の窓」連載)が縁で、2015年より七飯町観光大使を務める。

    作品

    小説

    1990年代

    • アクアリウムの鯨(1991年5月 八曜社 / 1995年9月 角川文庫)
    • フレンズ(1991年7月 芸文社 / 1993年10月 集英社文庫)
    • 十四歳のエンゲージ(1991年11月 東京書籍 / 1995年4月 講談社文庫)
    • 蜜柑と月(1992年7月 角川書店 / 1994年11月 角川文庫)
      • 収録作品:夜のほとり / 蜜柑と月 / ベランダの隣人 / もっと近くに / 夏の夜に彼女と
    • ハウス(1992年8月 集英社 / 1995年8月 集英社文庫)
    • 眠らない瞳(1993年7月 講談社 / 1996年8月 講談社文庫)
    • 少年の憂うつ 少女の微熱(1993年9月 集英社 / 1996年9月 集英社文庫 『シティ』に改題)
      • 収録作品:図書館は遠い / 春の兎 / パール・ホワイトのキャミソール / 神宮で始まる空の高い夏 / 夜汽車 / サボテンの宿 / 女優と犬と赤い鼻 / 今朝のスープ、清潔なテーブル・クロス / 波の音が聞こえたら私は… 青い家のひとり娘
    • エデンの旅人たち(1994年4月 主婦の友社 / 1998年3月 集英社文庫)
    • ナチュラル(1994年4月 幻冬舎)
    • 自殺倶楽部(1994年9月 集英社 / 1997年9月 集英社文庫)
    • 僕らの広大なさびしさ(1995年2月 福武書店 / 1998年6月 幻冬舎文庫)
    • 花のような人(1995年9月 角川書店 / 1998年4月 角川文庫 「君はなぜ泳ぐのをやめるんだ」に改題)
      • 収録作品:いつかジゼルを踊る人 / 花のような人 / 雛祭り / 雪はどんなもの? / 月で飲むビール / アワ・スウィート・ルーム / ジグソー・パズル / 銀河に浮かんだ耳朶 / ブリッジする女 / とても若い妻 / 私にも猫が飼えるかしら / クール・ダウン / ゆっくり歩いて、そこへ行く / 君はなぜ泳ぐのをやめるんだ / 一瞬ひらき、俄かに散ってゆく
    • ジョニーになった父(1995年12月 集英社 / 1998年9月 集英社文庫)
    • 十六歳たちの夜(1996年7月 東京書籍 / 1999年12月 講談社文庫)
    • アリスの旅行短編集(1996年8月 読売新聞社 / 1999年6月 幻冬舎文庫 「アリスの旅行小説集」に改題)
      • 収録作品:ある日、金色のマントが / カンポンの花嫁 / 菊花茶のような十六歳 / 鯨 / ソカロを見下ろすカフェ / ピアスの痛み / 巨大な像の目 / ジェノヴァで生まれた猫 / 女神に抱かれにきた女
    • 助教授ルリ子の恋(1998年2月 集英社)
    • なんて遠い海(1998年9月 新潮社 / 2001年10月 集英社文庫)
      • 収録作品:暗がりのローランサン美術館 / 最終公演、ワーグナー / 夜学教師 / 海に抱かれて / なんて遠い海 / 雪渓 / 戻り雪 / 今日も猫に話しかけてみる / シオールの海
    • 黒猫ロック(1998年12月 角川春樹事務所 / 2006年5月 ハルキ文庫 「今日もブランコと泣く」に改題)
      • 収録作品:雨のガードレール / 今日もブランコと泣く / 黒猫ロックは窓辺に来る / Hero/ヒーロー / 星の並ぶレストラン / ミスドン / ルーキーたち / 放課後の匂い / 僕らの子らに / 沐浴する幼い女。 / Yo-! / 愛を教えて / White love / ホワイトロード
    • シュークリアの海(1999年11月 集英社 / 2002年8月 集英社文庫)
      • 収録作品:シュークリアの海 / 島は沈まない / バットマン / 私はなぜ、あんなに買ってしまったのだろう?

    2000年代

    • 妖精愛(2001年2月 河出書房新社 / 2004年3月 集英社文庫)
      • 収録作品:妖精愛 / 大地がお腹をすかせて / アロエの女王 / のぞき部屋 / チェーン / 美味しいポップコーン / ブルー・ラグーン / ルーキーたちの春 / ガラス魚
    • レッスンズ(2002年1月 講談社 / 2005年1月 講談社文庫)
    • 海猫(2002年9月 新潮社 / 2004年9月 新潮文庫)
      • 2004年、伊東美咲主演で映画化。
    • ベリーショート(2003年5月 集英社文庫)
    • Curtain(2003年10月 実業之日本社 / 2006年5月 集英社文庫 「カーテン」に改題)
      • 収録作品:Curtain / 私からの風船 / 一夜 / 黄鳥 / 左腕とキャッチボール / 結婚招待状 / 十年目のパーソナリティ / Curtain call
    • アイ・アム・ア・ウーマン(2004年3月 幻冬舎 / 2005年4月 幻冬舎文庫)
    • 黒い天使になりたい(2004年3月 河出書房新社 / 2009年4月 河出文庫)
      • 収録作品:クランベリー・ジュース / ナニカサミシイ / トマトと彼のこと / カフェ・テーブル / モンキー / Real heartを探しに / 愛しのガリガリ君 / 最終コーナー / リターン/返信 / ジュリエットは涙する / 秘密 / そのロードをもう一度 / 日曜の夜、ラジオボイス / 白鳥たちは遊ぶ / 風の岬 / 99ri海岸 / 宇宙の中の独りぼっち / 黒い天使になりたい / 三十代の結婚 / ルルの子供たち / 白猫ミントン / コタロウがやって来た冬
    • 雀(2004年10月 河出書房新社 / 2008年3月 新潮文庫)
    • 白の月(2004年11月 集英社 / 2007年1月 集英社文庫)
      • 収録作品:白の月 / 祭り恋 / 卵色の愛 / 冬瓜色 / 一雨ごとに / 鳩の血 / 発火 / 蒼い水
    • Conversation!(2005年3月 集英社文庫)
      • 収録作品:"It's really a girl's time"in Australia / Fall in and out of love / Eyes spoke / Ich bin eine Mowe / You,always welcome / I am a free fish! / Don't hang up / Miss Destiny / You have to treat me nice / Jambo! / Hi!Freshmeat / Let me know about you! / She was too honest / You are weak / It's a very famous story / I was a Tonga baby / 'Cause I am a princess / Replicate me / Manaste! / I'm on the way to… / I don't want to lose control / You know "why"? / I'm going bananas / It was always up to me / Prost! / I'll let you go free
    • 余命(2006年5月 新潮社 / 2008年12月 新潮文庫)
      • 2009年、松雪泰子主演で映画化。
      • 2013年に『白衣のなみだ』のタイトルでテレビドラマ化。
    • 静寂の子(2006年7月 祥伝社 / 2009年10月 新潮文庫 「冷えた月」に改題)
    • 黒髪(2007年11月 講談社 / 2010年9月 講談社文庫)
    • 蒼い乳房(2007年11月 新潮文庫)
      • 収録作品:夜のほとり / 雪はどんなもの? / White love / キャメルのコートを私に / サボタージュ / キャンプ / 赤い靴のソウル / 娘の誕生日 / ヒトリシズカ / 蒼い乳房
      • 表題作は「海猫」の主人公・薫の少女時代の物語。
    • 雪になる(2008年1月 新潮社 / 2011年1月 新潮文庫)
      • 収録作品:雪になる / 上等な玩具 / ねじれた親指 / かさかさと切手 / ここにいる / 三つ葉
    • みにくいあひる(2008年3月 文藝春秋 / 2011年4月 文春文庫)
      • 収録作品:カントリー・ガール / 泡立つ海 / フタコブラクダ / きれいな体 / ネイル / みにくいあひる
    • ムーヴド(2008年5月 実業之日本社 / 2010年12月 実業之日本社文庫)
    • フラワーズ(2008年7月 角川春樹事務所)
    • 恋のいろ(2008年7月 集英社文庫)
      • 収録作品:透明:水たまり / 泣かないで / あげてもいい / ガラス瓶の中、白:白いマフラー / 葬送 / そのときの色 / 喪失の花、銀:白鳥の浮かぶ銀の湖 / 銀河系 / 蝶々 / 銀の目、空色:その、カーディガン / 海の色、空の色 / サクランボ / 青い風、緑:苔むす / 鶯色の時間 / 柔らかな草 / 花泥棒、灰色:シベリアで育った / グレイッシュ / ロマンスグレー / 翳る海
    • 愛のいろ(2008年8月 集英社文庫)
      • 収録作品:橙色:三日間 / 夏の名残り / オレンジの叔母 / 大地の布、黄色:21 / レモンソーダ / ひよこ / ワイシャツの嘘、茶色:柿渋 / 風に乗る落ち葉 / 秋の雨 / 滲んだセピアのインク、赤:ナナカマド / 母のまぼろし / 赤い煉瓦に降る雪は / クリスマスの灯、ピンク:別の世界 / 撫子さん / 雪のファンタジィ / もっと、紫:靴はいらない / 空っぽの部屋 / 嫉妬の毛布 / 好きになる前に
    • 冷たい水と、砂の記憶(2008年9月 河出書房新社 / 2011年11月 集英社文庫 改題『3センチヒールの靴』)
      • 収録作品:冷たい水と、砂の記憶 / 夏の終わり / よく冷えたもの / 赤と白のワインの空き瓶 / 冬休みを前に / 欅通りのカフェ・テラス / 雨宿の白い花 / Do you still love me? / 三年の後 / 微熱 / 世界にたった一つの香り / 風になびく青い風船 / 春宵の旅人 / 蛍結び / 白く贅沢な夜 / 水音 / 青いアーチを越えて、コルトレーンを聴く
    • スノーホワイト(2008年12月 光文社 / 2011年12月 光文社文庫)
    • おぼろ月(2009年12月 祥伝社 / 2012年10月 祥伝社文庫)
      • 収録作品:キャメルのコートを私に / 青い空のダイブ / タヒチアン・ダンスで会おう / おぼろ月 / 夜の虹 / 二人と犬の子 / 夜の街には、お砂糖がある

    2010年代

    • リラを揺らす風(2011年3月 実業之日本社)
      • 【改題】暗闇のリラ(2014年3月 実業之日本社文庫)
    • 尋ね人(2012年5月 新潮社 / 2015年1月 新潮文庫)
    • 千年鈴虫(2012年10月 祥伝社 / 2016年7月 祥伝社文庫)
    • 空しか、見えない(2013年4月 スターツ出版 / 2015年7月 集英社文庫)
    • いそぶえ(2014年8月 PHP研究所)
    • ボルケイノ・ホテル(2014年11月 光文社)
    • シーソーメイル(2015年9月 PHP文芸文庫) - 大崎善生共著、ラジオドラマの書籍化
    • 大沼ワルツ(2016年8月 小学館)

    エッセイ

    • 結婚しないかもしれない症候群(1990年11月 主婦の友社 / 1992年9月 角川文庫)
    • 愛って何? '92(1991年12月 主婦の友社 / 1993年10月 角川文庫 『愛って何? ∞』に改題)
    • 少女よ、大志を抱け(1993年3月 講談社 / 1996年4月 講談社文庫)
    • 夏の猫と贈りもの(1993年11月 東京書籍 / 1997年11月 ハルキ文庫)
    • サッド・カフェで朝食を(1994年10月 メディアパル / 2000年2月 幻冬舎文庫)
    • ヒールを履いたかぐや姫(1995年11月 マガジンハウス / 1999年1月 集英社文庫 「恋して進化論」に改題)
    • アリス広場で(1995年3月 みき書房)
    • 時のない島 オーストラリア、ノーザン・テリトリーの旅(1995年4月 Tokyo FM出版)
    • 結婚しないかもしれない症候群 男性版(1996年4月 主婦の友社 / 1999年9月 角川文庫)
    • いつものお茶、いつもと違う猫(1997年3月 東京書籍 / 2000年3月 中公文庫)
    • 野球に逢った日(対談集、1998年8月 ベースボール・マガジン社)
    • ひとはなぜ愛するのか(河合雅雄対談、1998年11月 東京書籍)
    • おやすみなさい、と彼が言う(1999年5月 世界文化社)
    • モルディブ(1999年11月 スターツ出版)
    • パワーウーマン 愛と自立のスケジュール(2000年11月 日本文芸社 / 2009年3月 PHP文庫 「透明な海の泳ぎかた」に改題)
    • 10年後の「結婚しないかもしれない症候群」(2003年7月 草思社)
    • 空色 水曜日(2004年6月 角川書店)
    • イギリス、湖水地方を歩く(2004年8月 岩波書店)
    • 宇宙の片隅で恋を語る(2009年5月 河出書房新社)
    • チャイとミーミー(2012年4月 河出書房新社)
    • ききりんご紀行(2016年11月 集英社)

    共著

    飛田和緒との共著

    • 1DKクッキン(1993年6月 学習研究社 / 1997年5月 集英社文庫)
    • お買物日記(1994年11月 集英社 / 1999年5月 集英社文庫)
    • お買物日記 pt.2(1997年11月 主婦の友社 / 2000年6月 集英社文庫)
    • 2DKクッキン おなかがすいたらつくってあげよう(1997年8月 集英社文庫)
    • ごちそう山(2003年1月 集英社文庫)

    アンソロジー

    「」内が谷村の作品

    • 誘惑の芳香(「綿菓子と空」、1992年6月 講談社 / 1999年2月 講談社文庫)
    • ホワイト・ラブ(「White love」、2000年2月 幻冬舎 / 2001年2月 幻冬舎文庫)
    • Lovers(「キャメルのコートを私に」、2001年6月 祥伝社 / 2003年9月 祥伝社文庫)
      • 2003年、TBS系列にて、池脇千鶴・小雪主演でドラマ化。
    • Friends(「青い空のダイブ」、2003年7月 祥伝社 / 2005年9月 祥伝社文庫)
    • ナナイロノコイ(「これっきり」、2003年9月 角川春樹事務所 / 2006年5月 ハルキ文庫)
    • 熟れた果実(「大地がお腹をすかせて」、2003年12月 徳間文庫)
    • Love stories(「私にも猫が飼えるかしら」、2004年2月 水曜社)
    • 靴に恋して(「赤い靴のソウル」、2004年9月 ソニー・マガジンズ)
    • 夜の翼(「ウサギのビーズ」、2004年9月 全日出版)
    • あなたと、どこかへ。(「娘の誕生日」、2005年5月 文藝春秋 / 2008年5月 文春文庫)
    • めぐり逢い(「一夜」、2005年7月 ハルキ文庫)
    • 最後の恋(「ヒトリシズカ」、2005年12月 新潮社 / 2008年12月 新潮文庫)
    • 私らしくあの場所へ(「風になびく青い風船」、2006年3月 講談社 / 2009年5月 講談社文庫)
    • 空を飛ぶ恋(「恩返し」、2006年6月 新潮文庫)
    • 本当のうそ(「ジェリー・フィッシュの夜」、2007年12月 講談社)
    • 眠れなくなる夢十夜(「こっちへおいで」、2009年6月 新潮文庫)

    脚本

    • ラジオドラマ DOCOMO シーソーメール〜SHE SAW MAIL〜 シーズン1、シーズン2(2010年4月-9月 TOKYO-FM)

    翻訳

    • クレイジー・コック(ヘンリー・ミラー著 1997年6月 幻冬舎)
    • 猫がクラウン猫になるための秘密のルール(ブラッドフォード・テルフォード、マイケル・カーダー著 1999年5月 河出書房新社)
    • シートンさんのどうぶつ記 1-3(2009年3月 創美社)
      • シートンの動物記 野性の「いのち」、6つの物語(2013年7月 集英社みらい文庫)

    関連項目

    • 北海道大学の人物一覧
    • 北海道札幌西高等学校
    • 函館市
    • 高野美佐 アナウンサー、高校・大学の同期生で親交が深い

      脚注

      外部リンク

      The contents of this page are sourced from Wikipedia article. The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.
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