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Japanese actor, novelist and seiyū
Sami Nabeo
The basics
Quick Facts
Intro
Japanese actor, novelist and seiyū
Places
is
Work field
Gender
Male
Place of birth
Tokyo, Japan
Age
85 years
Family
Spouse:
Rumiko Sasa
Children:
Shin Watanabe
The details (from wikipedia)
Biography
なべ おさみ(1939年5月2日 - )は、日本のコメディアン、俳優、タレント。ラジオパーソナリティ、司会者、放送作家、著作家、声優としても活躍した。本名、渡辺修三。妻は笹るみ子、実子にお笑い芸人で元パワーリフティング日本代表のなべやかんがいる。東京府東京市大森区(現:東京都大田区)出身。東京都立大森高等学校→明治大学卒業。
経歴
- 渋谷での不良時代に、伝説のヤクザ花形敬から、不良は不向きだから大学へ行けと自身の母校を勧められ1958年、明治大学文学部演劇学専攻に入学。在学中から三木鶏郎門下としてラジオ台本を書いたが、コメディアン志望で、勝新太郎や水原弘の付き人となり、水原の渡辺プロダクション入りを機に同時に渡辺プロに入る。その後、水原は渡辺プロを退社するが、なべはそのまま残り、ハナ肇の付き人となる。付き人時代から、自分の名刺を持っていて、テレビ関係者に配っていたという。大学在学中の学費は渡辺プロダクションが負担した。1962年に「<お笑い三人組>における大衆の笑い」という卒論で、明大を卒業。
- 付き人時代から、ラジオのディスクジョッキーや構成作家、ジャズ喫茶の司会などをこなしていたが、1964年、『シャボン玉ホリデー』でお茶の間の圧倒的な人気を獲得し、一躍スターダムにのし上がった。「シャボン玉ホリデー」での代表コントは、なべ扮する映画監督と安田伸扮する助監督との掛け合いで、なべがメガホンで安田に「安田ぁーっ!」と怒鳴り散らすというもので、同番組の定番ネタとなった。大先輩の安田を相手に遠慮のない演技で、この空威張り演技の面白さは、なべの武器のひとつとなっていく。1968年、松竹映画『温泉ゲリラ』で主演に抜擢、続けて山田洋次監督の『吹けば飛ぶよな男だが』でも主役に起用され、映画俳優としても地位を確立した。その後上記のとおり学生時代からの恩師である渡辺晋と対立し渡辺プロダクションを退社し森繁久彌の付き人を務めた後に、1978年から日本テレビのワイドショー『ルックルックこんにちは』で「女ののど自慢」の司会を担当。番組随一の人気コーナーに成長させた。
- 「明治大学替え玉受験」を起こしマスコミからバッシングを受ける。1991年、息子である「なべやかん」(当時は一般人)の明治大学入試に関する替え玉受験疑惑が持ち上がり、当初は「楽屋を訪ねて来た見知らぬ紳士から話を持ちかけられた」「特別な推薦枠が有ると言われた」などと否定していたが、最終的には「知人に話を持ちかけられた」と不正を認め謝罪。しかし、今でも推薦入学の話だと思っていたとして、替え玉であった事までは知らなかった(「世間知らずと云われるかもしれないが、世の中にはそういう話(推薦入学の話)が有るのかな〜と思った」などと発言)という弁解もしている。だが、当然の事ながら、このような荒唐無稽な言い訳を信じる者は誰も居なかった。又、息子の「なべやかん」の明大替え玉受験に伴って金銭の授受が有ったのではないかという疑惑についても、なべ自身は頑強に否定したが、裁判では、逮捕された関係者は仲介者を通して、替え玉受験の依頼者から多額の現金を受け取っていたことも明らかになっている。この事件で明大の体育会関係者らが複数逮捕され、元相撲部監督らが実刑判決を受けた。なべは『ルックルックこんにちは』を降板するなど、芸能活動を自粛した。これは、過去にワイドショーなどで、なべが度々「教育評論家」的な発言をしており、余りの言行不一致によりマスコミからは格好の餌食となった自業自得の面も有る。
- その後、息子はたけし軍団に入団しなべやかんとして芸能活動をスタートさせた。これはマスコミに袋叩きにされ、芸能界の"友人"がそろって「なべ」と呼び捨てでコメントしていたのに対し、ビートたけしは「なべさんは…」とさん付けで呼んでくれたことに感激したからだという。その他にも舟木一夫が何度も食事に誘ったりとなべに対して気を遣った。この騒動中立川談志が結成した「シャークハンター必殺隊」に副隊長として参加、現地入りしたが、現地住民から罵声を浴び早々に帰京した。
- 上記の騒動による謹慎期間終了後、最初の仕事が『笑っていいとも!』の看板コーナー・テレフォンショッキングのゲスト出演(1992年8月12日)。この際、1年ぶりにテレビの仕事が来た事へ感謝の意を込めて、同番組ホスト役のタモリに自身がはめている腕時計を外して番組放送中にプレゼントした。
- 1994年12月、銀座のソミドホールで本格的に芸能活動再開。応援に駆けつけた長年の友人である尾崎将司、尾崎健夫、尾崎直道らの前で、発売しそこねた『母恋酒』を涙ながらに熱唱した。
- 2001年、自動車事故を起こした。
- その後、一時期は吉本興業に所属し、ルミネtheよしもとの新喜劇などに出演していた。
- 各界に広い人脈を持っているとされ、溝口敦のノンフィクション『食肉の帝王』では、ハンナングループの浅田満・元会長の側近と描かれている。
- 2010年2月1日、オスカープロモーションと契約を結んだが、後に同事務所を退所した。
人物
- 世田谷区の一戸建て豪邸に居住しており、「芸能人御宅訪問」でテレビ放送された時には、たけし軍団入りと同時に自宅を離れたなべやかんも出演。その時、なべやかん所有の旧車トヨタ・スポーツ800が映っていた。
出演
映画
- 温泉ゲリラ
- いいかげん馬鹿(1964年松竹)
- ハナ肇の一発大冒険(1968年松竹)
- 吹けば飛ぶよな男だが(1968年松竹) - 戸川純のフェイバリット・ムービー
- ひらヒラ社員 夕日くん(1970年東宝)
- ハレンチ学園 身体検査の巻
- 山下少年物語
- トラック野郎・爆走一番星(1976年東映)
- ダンプ渡り鳥(1981年東映)
- 美空ひばり・森進一の花と涙と炎
- 日本一の断絶男
- 夜の牝 花のいのち
- キネマの天地
- 塀の中の懲りない面々
- 帰ってきた若大将
- 悪党社員遊侠伝
- 温泉ゲリラ 大笑撃
- 日本人のへそ
- あっこちゃんの日記
- 連合艦隊
- あゝ野麦峠 新緑篇
- TOMORROW 明日
- クレオパトラ
- 起きて転んでまた起きて
- 虹をわたって
- 平成金融道 裁き人
- 喜劇 右向けエ左!
- SHINOBI-HEART UNDER BLADE-
OV
- ファンキー・モンキー・ティチャー フォーエヴァー ワクワク秘密の花園の巻
- パチプロ覇王 炎の大連チャン
- パチンコバトル・ロワイアルII
- 平成維新伝 群狼がゆく
ラジオ
- 東芝ヒットパレード
- 平凡アワー
テレビドラマ
- 桃太郎侍(NTV / 東映)
- 第97話「夫婦喧嘩を食った鬼」 - 紋三郎
- 第113話「つばめに届いた紙風船」 - 染吉
- 第126話「看板娘を狙う鬼」 - 与五郎
- 第175話「嘘からでた親孝行」 - 吾作
- 第198話「この子どこの子だあれの子」 - 茂十
- 第229話「奇術か魔術か、恋女房」 - 鉄次
- 第249話「小判が消えた下総路」 - 利助
- レモンのような女 第3話「燕がえしのサヨコ」
- 三匹の侍 第6シリーズ 第11話「あゝ武士道」(1968年、CX) - 村松昭介
- どんといこうぜ!
- だいこんの花
- 独身のスキャット(1970年、TBS・円谷プロダクション) - 村上貫一
- 1・2・3と4・5・ロク
- へんしん!ポンポコ玉
- アイフル大作戦 第1話「特訓開始! 美女の殺し方」(1973年、TBS・東映) - 新聞記者
- ひなたぼっこ
- てるてる坊主
- 狼・無頼控
- 青春太閤記 いまにみておれ!
- どてらい男・戦後編
- 猿飛佐助(1980年、日本テレビ・国際放映) - 穴山小介
- 大江戸捜査網 第439話「笑いを売る男の涙」(1980年、12ch・三船プロ) - 五郎八
- Gメン'75 第344話「真夜中の眼」
- 暴れん坊将軍シリーズ(ANB / 東映)
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍
- 第7話「賽の河原に立つ男」(1978年) - 半五郎
- 第108話「将軍に命令する男」(1980年) - 小柳左京
- 第180話「説教しながら盗む男」(1981年) - 半助
- 暴れん坊将軍II
- 第102話「春風に消えた恋女房」(1985年) - 清次郎
- 第145話「倒産前夜の夫婦宣言!」(1986年) - 堀内清兵衛
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍
- 噂の刑事トミーとマツ 第2シリーズ 第13話「トミマツ丸焼き! 死のピクニック」(1982年、TBS) - 金庫破り・戸田
- 終りに見た街(1982年、ANB)
- 花咲け花子 第2シリーズ(1983年、日本テレビ)
- 土曜ワイド劇場(ANB)
- 「松本清張の連環」(1983年6月4日、松竹)
- 「尼さん探偵名推理シリーズ」(1989年 - 1990年、朝日放送) - 殿村警部
- 「美人デザイナー殺し」(1993年5月26日) - 署長
- 「温泉(秘)大作戦5」(2008年1月19日、朝日放送) - 神田真輔
- 「再捜査刑事・片岡悠介3」(2012年3月24日) - 川上澄男
- 弐十手物語 第11話「六人の容疑者」(1984年、CX / 東映)
- 鬼龍院花子の生涯(1984年、TBS / 東阪企画)
- ただいま絶好調! 第1話「十番街の野郎ども」(1985年、ANB / 石原プロ)
- スーパーポリス(1985年、TBS) - 鶴亀(TBCテレビ副部長)
- 裸の大将 第16話「キヨシのおむすび縁むすび」(1985年、関西テレビ・東阪企画) - 旅籠の番頭
- 私鉄沿線97分署 第54話「ラブレターは正油味!?」(1985年、ANB・国際放映) - 鍋島
- 破獄(1985年、NHK)
- 月曜ドラマランド「月とスッポン」(1986年、CX / 日本映像) - 土田平三
- 女王蜂(1990年、ANB / 東映) - 吉田茂
- はぐれ刑事純情派(1990年) - 太田光治
- 大岡越前 第13部 第12話「金の亡者は悪検校」(1993年2月1日、TBS / C.A.L) - 宅悦
- 銀河テレビ小説 女の遺産
- 火曜サスペンス劇場(NTV系)
- 名無しの探偵シリーズ(1983年 - 1996年、スタッフアズバーズ) - 鍋田
- サラ金業者の妻(1987年)
- グルメを料理する十の方法(1987年、円谷プロダクション)
- 身辺警護6(2000年、千里) - 矢代刑事
- 月曜ドラマスペシャル
- 「早乙女千春の添乗報告書5 萩・津和野湯けむりツアー殺人事件」(1997年9月22日、TBS) - 島崎富雄(山口の刑事)
- 葵 徳川三代(NHK大河ドラマ) - 吉川広家
- ごくせん
- てるてる家族(NHK連続テレビ小説)
- ビギナー(2003年、フジテレビ)
- 金曜エンタテイメント「姑は名探偵芹澤雅子 八丈島南国リゾート殺人事件」(1997年7月、フジテレビ) - 綿貫義満
- 月曜ミステリー劇場「ざこ検事 潮貞志の事件簿2」(2004年3月15日、TBS)
- 月曜ゴールデン (TBS)
- 「森村誠一サスペンス7「時」(2008年9月15日) - 岡崎岳晴
- 「税務調査官・窓際太郎の事件簿23」(2011年12月19日) - 阿部武雄
- ドラマSP「警視庁取調官 落としの金七事件簿」(2010年5月29日、テレビ朝日)
- 水戸黄門 第41部 第11話「夢にまで見たお母さん・大坂」(2010年6月21日、TBS・C.A.L.)
- モリのアサガオ(2010年、テレビ東京) - 拘置所・所長
- 新春ワイド時代劇「戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち(2011年1月2日、テレビ東京) - 織田有楽斎
- うなぎパイ ドラマスペシャル「誰(タレ)よりも君を愛す!」(2011年4月17日、テレビ静岡・フジテレビ系列) - 工場長
- しあわせ色の花火(2011年8月13日、BS-TBS) - 山下歳三
- 水曜ミステリー9「捜査検事・近松茂道11」(2012年2月15日、テレビ東京) - 出川行雄
アニメ(声優)
- 長靴をはいた猫 80日間世界一周(1976年) - ペロ役
- 大雪山の勇者 牙王(1978年) - ナレーター
- 吾輩は猫である(1982年) - クロ役
- スヌーピーとチャーリーブラウン - チャーリー・ブラウン役
- MARCO 母をたずねて三千里(1999年) - ペッピーノ役
- マクダルのカンフーようちえん(2012年) - 園長役
バラエティ番組など
- びっくりばこドン(NHK)
- ヒットで勝負!!(NET)
- のれん物語(テレビ東京) - 出演だけでなくナレーションも担当
- ルックルックこんにちは(日本テレビ) - 「ドキュメント・女ののど自慢」コーナー司会
- シャボン玉ホリデー(日本テレビ)
- ゆかりです、ただ今募集中!
- そっくりショー(読売テレビ) - 司会
- 家族対抗チャンスクイズ(東海テレビ) - 司会
- 生きものばんざい(毎日放送) - ナレーション
- 生テレビ!東京探検(テレビ東京)
- 〜裏ネタワイド〜 DEEPナイト (テレビ東京系列)
CM
- 東京ガス
- ヒゲタ醤油
- ミツカン
- 丹平製薬新今治水
- 亀田製菓
- 花王
- ワイド(現アペンタクル(貸金業者))
- ソニー ベータマックス
- 興和(ナレーションのみ)
ディスコグラフィー
- 青春ヤスダ節
- 兄妹(あにいもうと)
- ごめんなさい
著書
- 『なべちゃんのいいたい放題だぞ! ああ、愛しの芸能人』徳間書店 1983年
- 『七転八倒少年記』光文社、1994年
- 『病室のシャボン玉ホリデー ハナ肇、最期の29日間』文藝春秋、2008年
- 『病室の「シャボン玉ホリデー」 ハナ肇と過ごした最期の29日間』イースト・プレス 文庫ぎんが堂 2014年
- 『やくざと芸能と 私の愛した日本人』[1] イースト・プレス 2014年(編著)
- 『ドキュメント女ののど自慢 私の人生、唄わせて!!』part 1-2 編 日本テレビ放送網 1985年
その他
- 「週刊少年マガジン」1972年10月号増刊に掲載された『天才バカボン』「パパ老年編」では、昭和67年6月に、なべおさみが内閣総理大臣に就任している。
- 電電公社(現・NTT)のテレホンサービスに、木の実ナナと出演していたことがある。
- 消費者金融「ワイド」の専属キャラクターとして登用されていたことがある(タウンページなどの広告欄にて。誌上での肩書きは「キャッシングコメンデーター」)。
- コレクターを対象とした雑誌『月刊キュリオマガジン』(彩流社発行 フジインターナショナルミント編集)に、自身が収集する映画パンフレットを紹介する内容の「なべおさみが申す! 古版キネマパンフ考」を連載中。
脚注
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