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Japan
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Ryūji Wada
���本の騎手

Ryūji Wada

The basics

Quick Facts

Intro
���本の騎手
Places
Work field
Gender
Male
Age
47 years
The details (from wikipedia)

Biography

和田 竜二(わだ りゅうじ、1977年6月23日 - )は日本中央競馬会 (JRA) 栗東トレーニングセンター所属の騎手。競馬学校花の12期生のひとり。既婚(2000年 ‐ )。

来歴

父・和田守は厩務員で、松永善晴厩舎でトーヨーシアトルを担当し、その後河内洋厩舎でヤマニンキングリーなどを担当した。兄・和田裕一も厩務員(坂口正大厩舎→牧田和弥厩舎所属)で、デュランダルなどを担当。甥(姉の子)に、同じくJRA騎手の岩崎翼がいる。

1996年栗東・岩元市三厩舎所属騎手としてデビュー、3月16日エスティートップで初勝利。同年12月にステイヤーズステークスをサージュウェルズで制し、花の12期生の中では最初に重賞を制覇するなどデビュー年は33勝を挙げ、関西の新人騎手賞にあたる中央競馬関西放送記者クラブ賞を獲得している。

1999年の皐月賞をテイエムオペラオーで制しGI初制覇、翌2000年にはテイエムオペラオーとのコンビで京都記念→阪神大賞典→天皇賞(春)→宝塚記念→京都大賞典→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念、と重賞を8連勝して前人未到の古馬GIグランドスラムを達成するなど活躍。この時期の勝利騎手インタビューでは、大声で「シャー」などと声を発するなどのパフォーマンスで一躍有名となった。有馬記念を勝ったときにはアントニオ猪木の決め台詞である「1、2、3、ダー!!」で締めた。同馬の全レースに和田は騎乗し、引退式では「オペラオーにはたくさんの物を貰ったが、あの馬には何も返せなかった。これからは一流の騎手になって、オペラオーに認められるようになりたい。」と誓った。

2012年11月4日の京都競馬場第8競走、ラディアーレで通算勝ち星800勝を達成。翌日に川崎競馬場で行われたJBCクラシックでは、ワンダーアキュートで2001年の天皇賞(春)以来11年ぶりとなるGI勝利をおさめた。

2014年12月21日、阪神第8競走でエーシンヘディングに騎乗し、史上16人目のJRA通算13000回騎乗を達成した。

2016年5月8日の京都競馬第6競走、ウェーブヒーローで中央競馬史上30人目の通算1000勝を達成。

2018年6月24日の阪神第11競走、第59回宝塚記念でミッキーロケットに騎乗し勝利。17年ぶりに中央競馬G1に勝利。

2019年、川崎記念でミツバに騎乗し勝利、同馬の初GI勝利をエスコートした。

エピソード

  • 競馬雑誌・週刊Gallopの騎手デジカメ日記のコーナーの担当のひとりとして、エッセイ記事を執筆していたことがある。
  • コスプレが好きで、イベントで女性もののかつらを付けて登場したり、着ぐるみを着て登場したり何かと笑いを取ろうとすることが多い。とくに京都競馬場で年2回行われる「ファンと騎手との集い」での必ず何かのコスプレをした姿で登場する光景はこのイベントの風物詩となっている。
  • 武豊に対しては、福永祐一曰く「常日頃から異常なほどの恐怖感を感じている人間」と言われている。それは2006年に開催された「ファンと騎手との集い」で、和田が仕掛け人の武、福永、池添謙一、柴原央明、藤岡佑介の5人から武に対する寝起きドッキリ企画と見せかけての逆ドッキリを仕掛けられた際に、武の先輩としての貫禄と演技力の高さが醸し出すあまりの緊張感からネタばらし後に泣いてしまったほどである。ちなみに、2017年4月に開催された同イベントでは、甥の岩崎翼が2006年の事実を持ち出した「和田一族の伝統芸能」と称され、「恐怖の先輩」川田将雅らが仕掛け人となった逆ドッキリを仕掛けられている。
  • 100勝するごとに京都府京丹後市の児童養護施設への寄付活動を続けている。

おもな騎乗馬

  • サージュウェルズ(1996年ステイヤーズステークス)
  • テイエムトップダン(1997年毎日杯)
  • テイエムトッキュー(1999年カブトヤマ記念)
  • ポートブライアンズ(1999年福島記念)
  • テイエムオペラオー(2000年天皇賞〈春〉・天皇賞〈秋〉などGI7勝)
  • テイエムサウスポー(2000年京王杯3歳ステークス)
  • トッププロテクター(2002年北九州記念)
  • スターリングローズ(2002年シリウスステークス)
  • スナークレイアース(2002年白山大賞典)
  • ダンツジャッジ(2003年ダービー卿チャレンジトロフィー)
  • クーリンガー(2002年サラブレッドチャレンジカップ、2004年・2005年名古屋大賞典、2004年佐賀記念、2005年マーチステークス、2006年マーキュリーカップ)
  • ビッグプラネット(2006年京都金杯)
  • トリリオンカット(2006年朝日チャレンジカップ)
  • マルブツイースター(2007年小倉2歳ステークス)
  • アルナスライン (2007年菊花賞2着)
  • コスモプラチナ(2009年マーメイドステークス)
  • ワンダーアキュート(2009年シリウスステークス、2011年東海ステークス、2012年JBCクラシック、2015年かしわ記念)
  • ナムラクレセント(2011年阪神大賞典)
  • ミッキードリーム(2011年朝日チャレンジカップ)
  • ゴーイングパワー(2011年兵庫ジュニアグランプリ)
  • マイネルエテルネル(2012年小倉2歳ステークス)
  • タマモベストプレイ(2013年きさらぎ賞)
  • ホウライアキコ(2013年小倉2歳ステークス、デイリー杯2歳ステークス)
  • サトノノブレス(2014年小倉記念)
  • サトノルパン(2015年京阪杯)
  • クランモンタナ(2016年小倉記念)
  • ミッキーロケット(2017年日経新春杯、2018年宝塚記念)
  • モズカッチャン(2017年フローラステークス、オークス2着)
  • ラビットラン(2017年ローズステークス)
  • オメガパフューム (2018年シリウスステークス、JBCクラシック2着)
  • ミツバ(2019年川崎記念)
  • グランドボヌール(2019年サマーチャンピオン)
  • フェアリーポルカ(2020年中山牝馬ステークス、福島牝馬ステークス)
  • ディープボンド(2020年京都新聞杯)

騎乗成績

日付競馬場・開催競走名馬名頭数人気着順
初騎乗1996年3月2日1回阪神3日2R4歳未勝利テイエムカミカゼ12頭67着
初勝利1996年3月16日1回阪神7日1R4歳未勝利エスティートップ10頭61着
重賞初騎乗1996年9月15日5回中山4日11Rオールカマーサージュウェルズ9頭86着
重賞初勝利1996年12月7日6回中山3日11RステイヤーズSサージュウェルズ12頭81着
GI初騎乗1997年4月13日3回中山8日10R皐月賞テイエムトップダン18頭612着
GI初勝利1999年4月18日3回中山8日11R皐月賞テイエムオペラオー17頭51着
年度1着2着3着騎乗数勝率連対率複勝率表彰
1996年333135468.071.137.212中央競馬関西放送記者クラブ賞
1997年212630366.057.128.210
1998年313629411.075.163.234フェアプレー賞(関西)
1999年363038417.086.158.249
2000年413747487.084.160.257
2001年394029513.076.154.211
2002年404340528.076.157.233
2003年324040569.056.127.197
2004年353947591.059.125.205フェアプレー賞(関西)
2005年506262725.069.154.240
2006年686260843.081.154.225小倉ターフ賞
2007年556167829.066.140.221
2008年448259787.056.160.235
2009年707368894.078.160.236
2010年679385954.070.168.257
2011年706876892.078.155.240
2012年808881960.083.175.259
2013年488155832.058.155.221
2014年688274957.071.157.234
2015年486770857.056.134.216
2016年699083968.071.164.250
中央10451231117514848.070.153.232
地方746357395.187.347

(中央の戦績は2017年2月26日現在 JRA騎手名鑑より)

脚注

  1. ^ 和田竜二 | 競馬騎手の公式サイト | TEAM GRIP(チームグリップ)”.TEAM GRIP. 2016年4月23日閲覧。
  2. ^ 和田竜二騎手がフリーに”.日経ラジオ社. 2016年4月24日閲覧。
  3. ^ 平成28年度 騎手免許試験合格者 (PDF)”.日本中央競馬会 (2016年2月11日). 2016年4月7日閲覧。
  4. ^ 和田竜二×細江純子 花の12期生対談 第1回│ ジョッキーインタビュー!CLUB GRIP │ TEAM GRIP(チームグリップ)”.TEAM GRIP. 2016年4月24日閲覧。
  5. ^ キングリー和田父 打倒竜二/JCダート - nikkansports.com 2011年11月30日(2014年8月18日閲覧)
  6. ^ サラブレッドルーキー岩崎翼が羽ばたく - nikkansports.com 2013年7月30日(2014年8月18日閲覧)
  7. ^ 和田竜二のプロフィール|競馬データベース - netkeiba.com”.netkeiba.com. 2016年4月23日閲覧。
  8. ^ 和田騎手&岩元師の師弟コンビでメモリアル達成!! - 競馬ラボ 2010年1月30日(2014年8月18日閲覧)
  9. ^ 平成27年度「中央競馬関西放送記者クラブ賞」の決定について (PDF)”.日本中央競馬会 (2015年12月27日). 2016年4月23日閲覧。
  10. ^ 和田竜二騎手 JRA通算800勝達成 - ラジオNIKKEI 2012年11月4日(2014年8月18日閲覧)
  11. ^ JBCクラシック】ワンダーアキュート 5馬身ちぎった初G1 - スポニチAnnex 2012年11月6日(2014年8月18日閲覧)
  12. ^ 開催競馬場・今日の出来事 - JRA 2014年12月21日(2015年3月21日閲覧)
  13. ^ 和田竜二騎手、JRA通算1000勝達成 - netkeiba.com 2016年5月8日 (2016年5月26日閲覧)
  14. ^ 【宝塚記念】ミッキーロケットがV!和田騎手はオペラオー以来17年ぶりのJRA・G1制覇 - サンスポ 2018年6月24日
  15. ^ 和田竜二騎手が熊本地震被災地支援に200万円寄付”.日刊スポーツ新聞社. 2016年4月20日閲覧。
  16. ^ 和田竜二騎手が児童福祉施設に寄付”.スポーツニッポン新聞社. 2016年4月20日閲覧。
  17. ^ ステイヤーズS|1996年12月07日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  18. ^ 毎日杯|1997年03月23日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  19. ^ カブトヤマ記念|1999年10月24日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  20. ^ 福島記念|1999年11月21日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  21. ^ テイエムオペラオー”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  22. ^ 京王杯3歳ステークス|2000年11月11日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  23. ^ TV西日本北九州記念|2002年07月14日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  24. ^ シリウスステークス|2002年09月29日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  25. ^ 白山大賞典|2002年10月14日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  26. ^ ダービー卿チャレンジ|2003年04月06日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  27. ^ クーリンガー”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  28. ^ スポニチ賞京都金杯|2006年01月05日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  29. ^ 朝日チャレンジカップ|2006年09月09日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  30. ^ 小倉2歳ステークス|2007年09月02日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  31. ^ マーメイドステークス|2009年06月21日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  32. ^ ワンダーアキュート”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  33. ^ 阪神大賞典|2011年03月20日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  34. ^ 朝日チャレンジカップ|2011年09月10日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  35. ^ 兵庫ジュニアグランプ|2011年11月23日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  36. ^ 小倉2歳ステークス|2012年09月02日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  37. ^ きさらぎ賞|2013年02月03日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  38. ^ ホウライアキコ”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  39. ^ 小倉記念|2014年08月10日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  40. ^ 京阪杯|2015年11月29日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  41. ^ 小倉記念|2016年08月07日”.netkeiba.com. 2016年8月22日閲覧。
  42. ^ 日経新春杯|2017年01月17日”.netkeiba.com. 2017年9月29日閲覧。
  43. ^ 【宝塚記念】ミッキーロケットがV!和田騎手はオペラオー以来17年ぶりのJRA・G1制覇 - サンスポ 2018年6月24日
  44. ^ フローラS|2017年04月23日”.netkeiba.com. 2017年9月29日閲覧。
  45. ^ ローズS|2017年09月17日”.netkeiba.com. 2017年9月29日閲覧。
  46. ^ 和田竜二のプロフィール|競馬データベース - netkeiba.com”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  47. ^ 4歳未勝利|1996年03月02日”.netkeiba.com. 2016年4月24日閲覧。
  48. ^ 平成16年度厩舎関係表彰者決まる”.競馬ブック. 2016年4月23日閲覧。
  49. ^ 地方競馬 データ情報”.地方競馬全国協会. 2016年4月24日閲覧。

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