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Ryūichi Tsuchiya

Ryūichi Tsuchiya

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Biography

土屋 竜一(つちや りゅういち、1964年12月9日 - )は、長野県佐久市出身の元シンガーソングライター。難病のデュシェンヌ型筋ジストロフィーとたたかい、「車いすのソングバード」と称された。現在はIT関連企業の会社員に転身している。

来歴

10歳で発病。通信制高校を卒業後、ラジオパーソナリティとしてスカウトされ、レギュラー番組の中で自作の歌を発表するようになる。その後シンガーソングライターとして、各地でコンサート活動を繰り広げた。

しかし1994年、メジャーデビューを目前にして呼吸不全を起こし、歌えなくなるという不幸に見舞われる。さらに気管切開によって声を失い、完全にステージを去った。このため、商業音源は存在しない。(2003年に、デモ録音、ライブ音源などを集めたCDアルバムを自主制作)

引退後は、人工呼吸器を装着しながら、信越放送ラジオ「里枝子の窓」などの背景音楽や、校歌、保育園歌を手がけ、地域に根ざした音楽活動を行ってきた。また、エッセイ集の出版を機に、執筆にも積極的に取り組んでいる。2000年、長野県知事賞を受賞。

2006年からは情報技術者として、東京のIT関連企業に入社し在宅勤務を続けている。2010年、同社の10年間にわたる重度障害者在宅雇用の取り組みを描いたルポルタージュ「日本でいちばん働きやすい会社」(中経出版)を出版した。

2014年、50歳を記念する「土屋竜一トーク&コンサート」を地元で開催。本人は歌えないためトークで出演し、歌手・俳優の林アキラほか、土屋竜一ゆかりのアーチストが彼の作品を演奏、歌唱。10年ぶりの新曲「SING A SONG ~歌いつがれる歌になりたい~」(作詞/山川啓介 作曲/土屋竜一 編曲/林アキラ)も、林アキラによって歌われた。

主な作品

  • 出会いはたからもの - しばしば合唱化され、小・中学校などで歌われている。
  • 街に出よう、キュリー - 全国わたぼうし音楽祭で大賞を受賞したデュエットソング。
  • 風の幻想 - 大浅間火煙太鼓(小諸市)のためのオリジナル曲。

著書

  • 通信制高校生の青春(あゆみ出版) - 1991年
  • 出会いはたからもの(フーコー) - 1999年
  • 神様からの贈り物(角川書店) - 2002年
  • 生命のキャッチボール-難病と生きる40のメッセージ-(ありのまま舎) - 2007年
  • 日本でいちばん働きやすい会社(中経出版) - 2010年

関連人物

  • ヘンリー・マンシーニ
  • 山川啓介
  • たかしまあきひこ
  • 羽田健太郎
  • 根岸季衣
  • 林アキラ

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The contents of this page are sourced from Wikipedia article. The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.
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