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Japan
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Ryō Kuzuhara
Japanese poet

Ryō Kuzuhara

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese poet
Places
Work field
Gender
Male
Birth
Place of birth
Mitaka, Western Tokyo, Tokyo, Japan
Age
46 years
The details (from wikipedia)

Biography

葛原 りょう(くずはら りょう、1978年 - )は、日本の詩人、歌人、俳人。

歌人・俳人としては髙坂 明良(こうさか あきら)として活動している。

経歴

生い立ち

東京都三鷹市生まれ。1994年12月、短歌と詩を初めて書く。(16歳)

1998年7月、武者小路実篤提唱の共同体「新しき村」に入村し農業の傍ら詩作。詩が機関誌「新しき村」12月号に初めて掲載される。

詩人として

離村後はアルバイトをしながら詩、短歌、俳句を制作を続け、2001年9月11日、草壁焔太主宰「五行歌の会」で編集作業を学ぶ。アメリカ同時多発テロの日であり、夜、ラジオで一報を聞く。同年12月29日からは詩の朗読も開始。「交錯する水域を求めて01」にて初の本格的な朗読ライヴを始める。ゲスト磯村英樹・鈴木ユリイカ。女優藤田三保子の知遇を得る。以後朗読ライブを活発に行う。2003年、文藝漫画家・武富健治、小説家中園直樹、津軽三味線奏者・山本竹勇と交友を深める。親友、森田直樹の死によって作品がすべて挽歌となった。

2005年、第一詩集『朝のワーク』出版。2006年春、立教大学での朗読ライヴで歌人福島泰樹に出逢う。以後師事する。

2007年、第2詩集『魂の場所』(コールサック社)刊行。同詩集がH氏賞・日本詩人クラブ新人賞にトップノミネートされる。

同8月6日、広島平和記念公園内で野外平和祈念朗読「声をともして」を開催。NHKラジオに2回出演

2008年、第二詩集『魂の場所』を出版、H氏賞、日本詩人クラブ新人賞にノミネートされる。詩集『朝のワーク』が07年度文芸社VA大賞詩部門最優秀賞を受賞。同詩集が文芸社ビジュアルアートから復刻出版される。キューバを旅行、チェ・ゲバラの足跡を辿る。同年、「東京ポエトリーフェスティバル2008」に海外の詩人と福島泰樹、白石かずこ、高橋睦郎、ねじめ正一、夏石番矢などの作家と朗読参加、トップバッターを務める。

2009年、朗読バンド「ムジカマジカ」結成。2010年、大衆文藝「ムジカ」代表となる。4月、朗読絶唱ワンマンライヴ「ムジカマジカ」を吉祥寺曼荼羅で開催した(2015年時点で通算13回)。同年8月、季刊文藝『月光』創刊号に巻頭作品として掲載される。同年9月より、角川春樹主宰「荒地句会」に招かれる。

2012年9月「ムジカマジカ」でフランス・パリ遠征ワンマンライヴを敢行した。ベリーダンサー・カメリアの知遇を得る。

そのほか朗読では月乃光司主催「こわれ者の祭典」、成宮アイコ・葛原りょう共同主催「カウンター達の57577」を開催。

総合文芸誌

2013年6月、葛原代表として「大衆文藝ムジカ」創刊準備号を発刊させ、翌2014年4月、「大衆文藝ムジカ」を創刊させる。

2010年秋には出版社「丘のうえ工房ムジカ」による総合文芸誌『ムジカ』を創刊予定。詩、短歌、俳句、小説、絵画、文芸漫画、写真などジャンルを問わない新しい文芸誌である。

彼が主宰するムジカについて長周新聞は、商業主義に毒され、裕福な世代に独占される文芸を大衆の手に取り戻し、若手に活躍の場を与えるものとして評価している。

家系

童謡「とんび」「村祭り」「夕日」(ぎんぎんぎらぎら夕日がしずむ…)の童謡作者葛原しげるは曽祖父にあたる。しげるの友人に宮城道雄、内田百閒、佐佐木信綱、大山鶴吉、前田純孝がいる。葛原しげるの祖父は盲人箏曲家葛原勾当。勾当は「勾当日記」(広島県重要文化財)で漢文ではなく口語を採用、多くの和歌を収め、「東洋のタイプレーターは盲人が作った」とヘレン・ケラーの言葉があり、一弦箏(八雲箏)の開発者の一人でもある。太宰治著「盲人独笑」の主人公である。もう一人の祖父は大山文雄、陸軍法務中将・陸軍省法務局長である。葛原家を遡ると豊後・大友氏。

受賞

  • 2004年 詩人会議年間投稿最優秀賞
  • 2005年 第4回詩と創造奨励賞
  • 2007年 詩人会議新人賞佳作
  • 2008年 文芸社VA大賞詩部門最優秀賞(『朝のワーク』により)、白鳥省吾賞入賞
  • 2014年 芝不器男俳句新人賞 対馬康子奨励賞(髙坂明良名義)
  • 2015年 日本一行詩大賞新人賞(『風の挽歌』により)(髙坂明良名義)

著書

  • 2005年 第1詩集「朝のワーク」書肆青樹社
  • 2007年 第2詩集 「魂の場所」コールサック社
  • 2008年 復刻版「朝のワーク」文芸社ビジュアルアート
  • 2008年 原爆詩「一八一人集」コールサック社
  • 2008年 原爆詩集「八月」合同出版編集部編
  • 2014年 第1歌集「月光文庫2 風の挽歌」月光の会

脚注

  1. ^ 長周新聞2015年1月14日発行「分野超えて人間的な情感を」
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