peoplepill id: ryo-hashimoto-1
Ryo Hashimoto
The basics
Quick Facts
Places
Work field
Gender
Male
Star sign
Age
31 years
The details (from wikipedia)
Biography
橋本 崚(はしもと りょう、1993年9月26日 - )は、日本の陸上競技選手で、専門は長距離走・マラソン。大分県由布市出身。大分県立大分西高等学校・青山学院大学国際政治経済学部各卒業、現在はGMOアスリーツに所属。身長172cm、体重55kg。
経歴
高校時代まで
- 2006年3月由布市立挟間小学校を卒業、同年4月由布市立挟間中学校に進学してから、本格的に陸上競技を始める。
- 中学卒業後の2009年4月、大分西高等学校に進学。全国高校駅伝には出場出来なかったが、高校3年生時の2011年全国高等学校総合体育大会・北東北大会の5000mで出場経験が有る(予選1組16着・決勝進出ならず)。なお、その高校総体5000m予選では、のちに青山学院大学陸上競技部でチームメートとなる、久保田和真(九州学院高校)・神野大地(中京大中京高校)・一色恭志(仙台育英高校・当時)らも同走していた。
大学時代
- 高校卒業後の2012年4月、青山学院大学に入学・陸上競技部に所属し、長距離ブロック監督・原晋の指導を受ける。
- 大学1年生時、三大大学駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走・全日本大学駅伝対校選手権大会・東京箱根間往復大学駅伝競走)へは出場無しだった。
- 大学2年生時に自身初めて三大大学駅伝へ出場となる、2013年11月開催の第45回全日本大学駅伝大会で6区を担当、区間5位と好走(チームは総合6位)。翌2014年1月の第90回箱根駅伝において、当初山登りの5区を任される予定だったが、全日本大学駅伝後に左足ふくらはぎの肉離れにより戦線離脱・補欠登録となった(代替選手は高橋宗司が担当、チームは総合5位)。
- 大学3年生時は、前述の怪我が完治しないまま左足を庇いながら練習を続けた影響で、身体のバランスが崩れてしまう。左ハムストリングや臀部の肉離れ、右大腿骨の骨折など故障の多発により、チーム総合初優勝を達成した2015年1月の第91回箱根駅伝を含めて、三大駅伝に走ることは無かった。
- 大学最後の4年生時、2015年11月に開催された第47回全日本大学駅伝へ2年ぶり2回目の出場、7区を担当し区間3位で活躍(チームは総合2位)。だが、自身大学最後となる2016年1月の第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(チームは総合2連覇を達成)でも結局補欠の登録留まりで、大学4年間は念願だった箱根駅伝競走への出場は一度も叶わなかった。
- 大学卒業直前の、2016年2月に開催された東京マラソン2016では、チーム同僚の下田裕太・一色恭志・渡邊利典と共に、自身初めてのフルマラソンに挑戦。橋本は2時間14分台の23位で完走した(下田は10位、一色は11位、渡邊は27位)。
GMOアスリーツ時代
- 青山学院大卒業後の2016年4月、GMOアスリーツに入社・加入。
- 2度目のフルマラソンだった同年12月開催の第47回防府読売マラソンでは、川内優輝(当時埼玉県庁・学習院大学卒)などの有力選手に競り勝ち、自己記録を3分以上更新する2時間11分台でマラソン初優勝を果たし、ゴール後のインタビューは嬉し涙を浮かべた。また青山学院大学のOBとして、日本のメジャーマラソンで優勝達成も史上初めての快挙となる。
- 2017年2月の東京マラソン2017は2時間13分台の20位に終わった。
- 2017年7月に行われたゴールドコーストマラソンでは、サブテン(2時間10分未満)に僅か18秒届かなかったが、当時の自己記録で総合4位に入った(優勝は野口拓也、コニカミノルタ所属・日本体育大学卒。3位川内優輝)。
- 2018年12月の第72回福岡国際マラソンでは、30Km地点まで同大会優勝者の服部勇馬(トヨタ自動車・東洋大学卒)らの先頭争いについていた。だがその後レース終盤でスローダウン、結果2時間11分台の総合9位(日本人7着)に留まり、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC、2020年東京オリンピック男子マラソン選考会)への出場権獲得は果たせなかった。
- 2019年2月3日に行われた第68回別府大分毎日マラソンでは、32Km付近迄優勝争いの先頭集団に加わった。その後脱落するもペースを大きく崩す事無く、日本人トップで総合4位の二岡康平(中電工・駒澤大学卒)に次ぐ、日本人2着・総合5位入賞を果たす。自身初めてサブ10と成る2時間09分台の自己記録を達成、さらに青山学院大OBとしても歴代初のMGC出場権を獲得した。
- 2019年9月15日開催のMGC本番レースに出場。号砲後から直ぐにハイペースで独走していた設楽悠太(ホンダ・東洋大学卒)にはつかず、2位集団で待機。一時は15Km地点で設楽と2分以上の大差をつけられ、17Km過ぎでは2位集団にも遅れを取ったが、其処からじわじわと追い上げを開始。26.4Km付近で再び2位集団に追いつき、37.4Km地点では極端にペースが落ちた設楽を追い抜き先頭グループに。39Km手前で橋本自ら先頭集団を抜け出そうとしたが、39.2Km付近ラストスパートで突き放して優勝した中村匠吾(富士通・駒澤大学卒)と2位の服部勇馬(中村と服部は東京五輪男子マラソン日本代表へ即内定)、3位の大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト・早稲田大学卒)らから徐々に離されてしまう。結果4位・大塚祥平(九電工・駒澤大学卒)には9秒差の総合5位・2時間12分台の記録に留まり、青学大OBとしてはトップだったが(神野大地(セルソース)は17位、藤川拓也(中国電力)は26位、一色恭志は欠場)、惜しくも念願の東京五輪男子マラソン入りは成らなかった。
人物
- 血液型はA型である。
- 趣味はサッカー観戦とドラマ鑑賞。
- 青山学院大学時の箱根駅伝出場は皆無で、大会本番では同期生・神野大地(のちコニカミノルタ・現セルソース)の付き添いをするなど、裏方の仕事に徹していた。しかし、箱根路を1回も走れなかった悔しさから、チームの総合優勝に関しては、自身は素直に喜ぶことが出来なかったという。
- 2019年2月の別府大分毎日マラソンでは、青山学院大学陸上部監督の原晋が、センターゲスト解説者として生実況を担当。かつての教え子が当大学で初めてMGC出場権を獲得した事に、原は「箱根駅伝があれだけ盛り上がる中、彼は陰で頑張って努力した。それが漸く報われて頭が下がる」と手放しで喜んだ。その一方で、ゴール迄残り5Km付近の37Km辺りから橋本が何度も腕時計を確認した際に、原自ら「もう時計なんか見ないで前を追っ掛けるんだよ!」と大声で叱咤する場面が有った。
戦績
主な成績(マラソン以外)
年 | 月 | 大会 | 種目(区間) | 順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2016年 | 2月7日 | 第38回神奈川マラソン | ハーフマラソン | 2位 | 1時間03分33秒 | 自己記録 |
7月3日 | ホクレンディスタンスチャレンジ2016 第1戦士別大会 | 10000m | 5位 | 29分13秒91 | ||
2017年 | 4月22日 | 兵庫リレーカーニバル(アシックスチャレンジ) | 10000m | 2組16位 | 29分44秒40 | 総合36位 |
5月6日 | ゴールデンゲームズinのべおか | 5000m | F組3位 | 14分07秒64 | ||
5月20日 | イエテボリハーフマラソン | ハーフマラソン | 11位 | 1時間05分01秒 | ||
2018年 | 5月5日 | ゴールデンゲームズinのべおか | 5000m | E組13位 | 14分05秒15 | |
5月19日 | 東日本実業団陸上選手権大会 | 10000m | 15位 | 29分51秒28 | ||
7月4日 | ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走 | 5000m | C組25位 | 14分18秒45 | ||
7月7日 | ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見 | 10000m | B組25位 | 29分46秒13 | ||
2019年 | 5月12日 | 第29回仙台国際ハーフマラソン | ハーフマラソン | 4位 | 1時間2分55秒 | 自己記録 |
大学駅伝成績
学年(年度) | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
---|---|---|---|
1年生 (2012年度) | 第23回 - - - (出場なし | 第44回 - - - (出場なし) | 第89回 - - - (出場なし) |
2年生 (2013年度) | 第24回 - - - (出場なし) | 第45回 6区-区間5位 37分08秒 | 第90回 - - - (出場なし) |
3年生 (2014年度) | 第25回 - - - (出場なし) | 第46回 - - - (出場なし) | 第91回 - - - (出場なし) |
4年生 (2015年度) | 第26回 - - - (出場なし) | 第47回 7区-区間3位 35分27秒 | 第92回 - - - (出場なし) |
マラソン全成績
年月日 | 大会 | 順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016年2月28日 | 東京マラソン2016 | 23位 | 2時間14分38秒 | 初マラソン、リオデジャネイロオリンピック選考レース |
2016年12月5日 | 防府読売マラソン | 優勝 | 2時間11分20秒 | フルマラソン初優勝、当時自己記録 |
2017年2月26日 | 東京マラソン2017 | 20位 | 2時間13分29秒 | 世界陸上ロンドン大会選考レース |
2017年7月2日 | ゴールドコーストマラソン | 4位 | 2時間10分17秒 | 当時自己記録 |
2018年12月2日 | 福岡国際マラソン | 9位 | 2時間11分40秒 | MGCシリーズ第7弾(2020年東京オリンピック選考会) |
2019年2月3日 | 別府大分毎日マラソン | 5位 | 2時間09分29秒 | MGCシリーズ第8弾、現在自己記録 |
2019年9月15日 | マラソングランドチャンピオンシップ | 5位 | 2時間12分07秒 | 2020年東京五輪男子マラソン・日本代表選考レース |
自己記録
- 5000m・・・13分57秒91(2016年10月1日 第4回世田谷陸上競技会)
- 10000m・・・28分35秒37(2019年7月9日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ深川)
- ハーフマラソン・・・1時間02分55秒(2019年5月12日 第29回仙台国際ハーフマラソン大会)
- マラソン・・・2時間09分29秒(2019年2月3日 第68回別府大分毎日マラソン)
関連項目
- 青山学院大学陸上競技部
- 原晋・・・同陸上部・監督、GMOアスリーツアドバイザー
- 神野大地・・・同陸上部2015年度主将・同期
- 小椋裕介・・・同陸上部・同期
- 久保田和真・・・同陸上部・同期
- 一色恭志・・・同陸上部・1年後輩、現GMOアスリーツ所属
- 下田裕太・・・同陸上部2017年度副主将・2年後輩、現GMOアスリーツ所属
- 森田歩希・・・同陸上部2018年度主将・3年後輩、現GMOアスリーツ所属
- 林奎介・・・同陸上部・3年後輩、現GMOアスリーツ所属
脚注
- ^ 『2011 熱戦再来 北東北総体』男子5000m結果(高校陸上記録館)
- ^ 橋本、2度目のマラソンでの初Vに涙「恩返しができた」/マラソン サンスポ 2016年12月18日
- ^ 福岡国際マラソン選手権大会結果・記録(第72回・2018年)
- ^ 第68回別府大分毎日マラソン大会・男子マラソン速報(スポーツナビ)
- ^ 神野の付き添い係「無名」橋本崚、青学大初のMGC 日刊スポーツ 2019年2月3日
- ^ 中村優勝、服部2位で東京五輪内定/男子MGC詳細◆レース速報 日刊スポーツ 2019年9月15日
- ^ 日刊スポーツ コラム 「We love sports」 "幻の山の神"橋本峻、屈辱を糧に世界舞台を目指す 2018年3月9日閲覧
- ^ 青学大・原監督、教え子・橋本の快走に感慨深げ「陰でがんばって努力してきた」/マラソン サンスポ 2019年2月4日
- ^ 神野サポートから一転…橋本崚が青学大OB初MGC 日刊スポーツ 2019年2月3日
- ^ 橋本、青学大出身者初の“MGC出場権”獲得 日本人2位で総合5位 スポニチ 2019年2月4日
The contents of this page are sourced from Wikipedia article.
The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.
Lists
Ryo Hashimoto is in following lists
By field of work
comments so far.
Comments
Credits
References and sources
Ryo Hashimoto