Reiko Hidani

枇谷 玲子（ひだに れいこ、1980年- ）は、北欧語の翻訳家。

富山県生まれ。豊島岡女子学園高等学校在学中にグレーテリース・ホルム『マリアからの手紙』を読んで北欧に関心を持つ。上智大学外国語学部在学中から、早稲田大学語学研究所でデンマーク語を学ぶ。2000年に上智大学を中退し、大阪外国語大学（現大阪大学外国語学部）デンマーク語学科入学。2003にデンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年大阪外国語大学卒業。 在学中の2005年に、木村由利子の推薦により『ウッラの小さな抵抗』で翻訳者デビュー。北欧家具輸入販売会社勤務、翻訳会社でオンサイトのチェッカーの経験を経て、子育てしながら北欧書籍の紹介を行っている。訳書に2015年東京都美術館で行われた展示『キュッパのびじゅつかん』の元となった絵本『キュッパのはくぶつかん』（福音館書店）、『カンヴァスの向こう側』（評論社）など。埼玉県在住。

• インゲ・クロー『ウッラの小さな抵抗 ナチス占領時代の少女』(文研じゅべにーる) 杉田幸子 絵. 文研出版, 2005.2
• オーレ・ロン・キアケゴー『ニッセのポック』あすなろ書房, 2006.11
• マッティン・ビードマルク作, ヘレナ・ビリス 絵「ラッセとマヤのたんていじむしょ」主婦の友社, 2009.1

ダイヤモンドのなぞ 2009

ミステリーホテルの怪 2009.1

カフェ強盗団 2009.3

サーカスのどろぼう 2009.3

なぞの映画館 2009.7

恐怖のミイラ 2009.7

• カタリーナ・クルースヴァル『エレンのりんごの木』 (児童図書館・絵本の部屋) ひだにれいこ やく. 評論社, 2009.3
• エヴァ・アスムセン『太陽のくに』金の星社, 2010.12
• マッツ・ヴァーンブロッド作, ペール・グスタフソン絵『飛べない渡り鳥リッレヴィン』スウェーデン国立障害研究所監修. 汐文社, 2010.2
• トーベ・クルベリ作, エッマ・アードボーゲ絵『トーベのあたらしい耳』ひだにれいこ やく. 少年写真新聞社, 2010.4
• クヌート・ファルバッケン『くまのバルデマール ぼくって、サイコー!』(文研ブックランド) 秋草愛 絵. 文研出版, 2010.7
• キム・フォップス・オーカソン『ママ!』高畠那生絵, ひさかたチャイルド, 2011.11
• マリア・ヨンソン『ハエのアストリッド』評論社の児童図書館・絵本の部屋) ひだにれいこ やく. 2011.7
• ヨンナ・ビョルンシェーナ『ひみつのおかしだおとうとうさぎ!』クレヨンハウス, 2012.1
• オーシル・カンスタ・ヨンセン『キュッパのはくぶつかん』ひだにれいこ やく. 福音館書店, 2012.4

キュッパのおんがくかい』 2014.10

• アイリック・ニュート『サイエンス・クエスト科学の冒険 宇宙の生命、死の意味、数の世界』NHK出版, 2012.4
• アン・マリー・リンストローム『手で笑おう 手話通訳士になりたい』汐文社, 2012.8
• フィン・セッテホルム『カンヴァスの向こう側 少女が見た素顔の画家たち』評論社, 2013.10
• シモン・ストランゲル『このTシャツは児童労働で作られました。』汐文社, 2013.2
• ケネス・スティーブン文, オイヴィン・トールシェーテル絵『なぜイヌの鼻はぬれているの? ノアの箱舟のふしぎな話』ひだにれいこ 訳. 西村書店, 2014.12
• アンネ・ホルト『凍える街』創元推理文庫2014.12
• オイヴィン・トールシェーテル 作・絵『穴 (World library ノルウェー) ひだにれいこ 訳. ワールドライブラリー, c2014
• サーラ・ギンバリソン 絵/文『たね』ひだにれいこ 訳. ワールドライブラリー, 2015.10
• オーサ・メンデル=ハートヴィッグ文, アネ・グスタフソン絵『だいすきなマロニエの木』ひだにれいこ訳. 光村教育図書, 2015.11
• スヴェン・ノードクヴィスト作・絵『フィンドゥスの魚つり』 (スウェーデン) ひだにれいこ 訳. ワールドライブラリー, 2015.11

フィンドゥスの誕生日 2015.5

フィンドゥスが小さかったころ 2015.7

フィンドゥスのキャンプ 2015.8

• シモン・ストランゲル『地球から子どもたちが消える。』朝田千惠共訳. 汐文社, 2015.3
• シモン・ストランゲル『ドコカ行き難民ボート。』汐文社, 2015.3
• アルフ・プリョイセン文, ヴィヴィアン・ザール・オルセン絵『10までかずをかぞえたこやぎ』(ノルウェー) ひだにれいこ やく. ワールドライブラリー, 2015.7
• アンネ・ホルト『ホテル1222』創元推理文庫 2015.9
• ヨーコランド『パンやのブラウンさん』 (ノルウェー) ひだにれいこ やく. ワールドライブラリー, 2016.1
• ペール・グスタフソン作・絵『月の塔』 (スウェーデン) ひだにれいこ訳. ワールドライブラリー, 2016.1
• ペーテル・エクベリ作, スヴェン・ノードクヴィスト絵『自分で考えよう 世界を知るための哲学入門』晶文社, 2016.10
• イルセ・サン『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2016.10
• イブ・スパング・オルセン『かぜ』ひだにれいこ やく. 亜紀書房, 2016.11
• ペーテル・エクベリ作, イェンス・アールボム絵『おおきく考えよう 人生に役立つ哲学入門』晶文社, 2017.10
• イブ・スパング・オルセン『あめ』ひだにれいこ やく. 亜紀書房, 2017.2
• イブ・スパング・オルセン『ネコの住むまち』ひだにれいこ訳. メディアリンクス・ジャパン, 2017.2
• フィン・セッテホルム『カンヴァスの向こう側 続』評論社, 2017.3
• エーネ・リール『樹脂』(HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS) 早川書房, 2017.9
• イルセ・サン『心がつながるのが怖い 愛と自己防衛』ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2017.9
• マイク・ヴァイキング『デンマーク幸福研究所が教える「幸せ」の定義』晶文社, 2018.11
• サッサ・ブーレグレーン『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』岩崎書店, 2018.5
• クリスティン・ダール著, スヴェン・ノードクヴィスト絵『北欧式眠くならない数学の本』三省堂, 2018.6
• イルセ・サン『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2018.6
• ハンス・ロスリング,ファニー・ヘルエスタム『私はこうして世界を理解できるようになった』青土社, 2019.10
• クリスティン・ローシフト『75億人のひみつをさがせ!』ひだにれいこ訳. 岩崎書店, 2019.11
• グンヒル・J.エクルンド『北欧式お金と経済がわかる本 12歳から考えたい9つのこと』氏家祥美監修. 翔泳社, 2019.2
• アンナ・フィスケ『話し足りないことはない? 対人不安が和らぐグループセラピー』晶文社, 2019.4
• マルタ・ブレーン文, イェニー・ヨルダル絵『ウーマン・イン・バトル 自由・平等・シスターフッド!』合同出版, 2019.7
• ロン・リット・ウーン『きのこのなぐさめ』中村冬美共訳. みすず書房, 2019.8
• アンネッテ・ヘアツォーク著, カトリーネ・クランテ, ラスムス・ブラインホイ イラスト『北欧に学ぶ好きな人ができたら、どうする?』晶文社, 2019.9
• カーヤ・ノーデンゲン『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』羽根由共訳. 誠文堂新光社, 2020.1
• イルセ・サン『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法』ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2020.12
• サビーネ・レミレ文, ラスムス・ブラインホイ絵『好きな人に触れたくなるのは、どうして? 北欧に学ぶ恋愛とセックスの本』晶文社, 2020.8
• リン・スタルスベルグ『私はいま自由なの? 男女平等世界一の国ノルウェーが直面した現実』柏書房, 2021.10
• イルセ・サン『「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本 喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪』(ディスカヴァー携書 ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2021.12
• ビョルク・マテアスダッテル『北欧式パートナーシップのすすめ 愛すること愛されること』原書房, 2021.4
• ヒルデ・ハーゲルップ作, クリスティン・ローシフト絵『My Child わたしの子』ひだにれいこ訳. 英治出版, 2021.5
• ラース・ヘンリク・オーゴード著, シモン・ヴェス イラストレーション『地球で暮らすきみたちに知ってほしい50のこと』晶文社, 2021.8