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Japan
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Gender
Female
Place of birth
Suginami-ku, Japan
The details (from wikipedia)

Biography

柚香 光(ゆずか れい、3月5日 - )は、宝塚歌劇団花組に所属する男役。花組トップスター。

東京都杉並区、区立和泉中学校出身。身長171㎝。血液型O型。愛称は「れい」。

来歴

2007年、宝塚音楽学校入学。

2009年、宝塚歌劇団に95期生として入団。入団時の成績は20番。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台。その後、花組に配属。

美しい容姿と唯一無二のダイナミックな表現力で注目を集め、2014年、蘭寿とむ退団公演となる「ラスト・タイクーン」で、新人公演初主演。続く「ノクターン」でバウホール公演初主演。続く明日海りお・蘭乃はなトップコンビ大劇場お披露目となる「エリザベート」で、2度目の新人公演主演。本公演では役替わりでルドルフ役を演じる。

2015年、明日海りお・花乃まりあトップコンビ大劇場お披露目となる「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」より、新生花組の3番手に昇格。続く第二回台湾公演「ベルサイユのばら/宝塚幻想曲」に選抜メンバーとして出演。オスカルを演じる。続く「新源氏物語」で3度目の新人公演主演。本公演では再び女役・六条御息所を演じる。

2017年、「はいからさんが通る」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初主演。

2018年、「ポーの一族」より花組の新2番手となる。続く「あかねさす紫の花」(博多座公演)で、トップスター明日海りおと大海人皇子役を異例の役替わりで演じる。続く「メランコリック・ジゴロ/EXCITER!!2018」で、2番手ながら全国ツアー公演初主演。

2019年、「花より男子」(TBS赤坂ACTシアター公演)で、2度目の東上公演主演。同年11月25日付で、明日海りおの後任として花組トップスターに就任。95期生からは礼真琴に続いて2人目のトップスター誕生となった。相手役は前任から引き続き華優希を迎え、年末の「タカラヅカスペシャル2019」でプレトップお披露目。

2020年、自身初の東上主演作の再演となる「はいからさんが通る」で、トップコンビ大劇場お披露目予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、公演休止となる。

人物

兄2人、弟2人がいる5人兄弟の真ん中。わんぱくで毎日かすり傷を作るような子供だったが、「自分は5人の中で唯一の女の子という責務を薄々感じて」ピアノとクラシックバレエを習っていた。

バレエ教室の先生が提示してくれた道の一つが宝塚歌劇で、母が入手してきた音楽学校の願書を見て、その授業内容に惹かれて、宝塚のことをよく知らないまま受験を決めた。試験会場では長髪だったため、本科生が飛んできて髪型をお団子ヘアに直してくれた。二次試験でもやはり直されたが、一度目の挑戦で合格した。

男役、娘役の選択は本人の希望で決まるが、自身は選択申請日を聞き逃しており、当時どちらでも可能な身長だったため、どちらにしようかと考えているうちに順番が迫ってきてしまい、隣の人が「男役」と言ったので、思わず「自分も男役です」と勢いで言ってしまった。

バレエダンサーのオニール八菜や女優の門脇麦とは中学時代まで同じバレエスタジオに通っていた友人で、オニール八菜には「ダンスマガジン」2018年7月号に寄稿しており、門脇とは2016年10月に発売された「宝塚ファーストフォトブック」の中で対談をしている。

主な舞台

初舞台

  • 2009年4〜5月、宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』(宝塚大劇場のみ)

花組時代

  • 2009年9〜11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - 衛兵隊、新人公演:衛兵隊、村人『EXCITER!!』
  • 2010年3〜5月、『虞美人-新たなる伝説-』 - 新人公演:曹参(本役:鳳真由)
  • 2010年7〜10月、『麗しのサブリナ』 - アンドリュー、新人公演:フランク(本役:望海風斗)『EXCITER!!』
  • 2010年11〜12月、『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』『ラブ・シンフォニー』(全国ツアー)
  • 2011年2〜4月、『愛のプレリュード』 - 新人公演:デューイ・スタイン(本役:朝夏まなと)『Le Paradis!!(ル パラディ)-聖なる時間(とき)-』
  • 2011年6〜9月、『ファントム』 - 従者、新人公演:セルジョ(本役:朝夏まなと・華形ひかる)
  • 2011年10〜11月、『カナリア』(シアタードラマシティ・日本青年館) - 小悪魔
  • 2012年1〜3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - 新人公演:シモンソン(本役:愛音羽麗)『カノン-Our Melody-』
  • 2012年5月、『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館) - 徳兵衛
  • 2012年7〜10月、『サン=テグジュペリ-「星の王子さま」になった操縦士(パイロット)-』 - 新人公演:ホルスト(本役:望海風斗)『CONGA(コンガ)!!』
  • 2012年11月、『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』(バウホール) - エドワード皇太子
  • 2012年12月、専科『おかしな二人』(日本青年館) - ロイ
  • 2013年2〜5月、『オーシャンズ11』 - ターク・モロイ、新人公演:テリー・ベネディクト(本役:望海風斗)
  • 2013年6月、『フォーエバー・ガーシュイン-五線譜に描く夢-』(バウホール) - フレッド・アステア
  • 2013年8〜11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - Angel Black、新人公演:カルロ・ジェラール(本役:明日海りお)『Mr. Swing!』
  • 2013年12月、『New Wave!-花-』(バウホール)
  • 2014年2〜5月、『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - アイザック、新人公演:モンロー・スター(本役:蘭寿とむ)『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』 新人公演初主演
  • 2014年6〜7月、『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』(バウホール) - ウラジミール バウ初主演
  • 2014年8〜11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - ジュラ/ルドルフ(芹香斗亜と役替わり)、新人公演:トート(本役:明日海りお) 新人公演主演
  • 2015年1月、『風の次郎吉-大江戸夜飛翔-』(シアタードラマシティ・日本青年館) - 勇人
  • 2015年3〜6月、『カリスタの海に抱かれて』 - ナポレオン・ボナパルト、新人公演:マリウス・ベルトラム・ドゥ・シャレット(本役:鳳月杏)『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
  • 2015年7〜8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)
  • 2015年10〜12月、『新源氏物語』 - 六条御息所、柏木、新人公演:光源氏(本役:明日海りお)『Melodia-熱く美しき旋律-』 新人公演主演
  • 2016年2〜3月、『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(シアタードラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - フレデリック・ダグラス
  • 2016年4〜7月、『ME AND MY GIRL』 - ジャクリーン・カーストン(ジャッキー)(鳳月杏と役替わり)/セドリック・パーチェスター(鳳真由と役替わり)
  • 2016年8月、『Bow Singing Workshop〜花〜』(バウホール)
  • 2016年11〜2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 求婚者テオドロス
  • 2017年3〜4月、『仮面のロマネスク』 - フレデリーク・ダンスニー男爵『EXCITER!!2017』(全国ツアー)
  • 2017年6〜8月、『邪馬台国の風』 - フルドリ『Santé!!〜最高級ワインをあなたに〜』
  • 2017年10月、『はいからさんが通る』(シアタードラマシティ・日本青年館) - 伊集院忍 東上初主演
  • 2018年1〜3月、『ポーの一族』 - アラン・トワイライト
  • 2018年5月、『あかねさす紫の花』 - 天比古(鳳月杏と役替わり)/大海人皇子(明日海りおと役替わり)『Sante!!〜最高級ワインをあなたに〜』(博多座)
  • 2018年7〜10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 山田祐庵『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
  • 2018年11〜12月、『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』 - ダニエル『EXCITER!!2018』(全国ツアー) 全国ツアー初主演
  • 2019年2〜4月、『CASANOVA』 - アントーニオ・コンデュルメル・ディ・ピエトロ
  • 2019年6〜7月、『花より男子』(TBS赤坂ACTシアター) - 道明寺司 東上主演
  • 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ) ※6/26のみ特別出演
  • 2019年8〜11月、『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』 - ハーヴィー・ロックウッド『シャルム!』

花組トップスター時代

  • 2020年1月、『DANCE OLYMPIA-Welcome to 2020-』(東京国際フォーラム) トップお披露目公演

出演イベント

  • 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
  • 2013年6〜7月、『宝塚巴里祭2013-La Chanson de Paris 99-』
  • 2014年12月、『タカラヅカスペシャル2014-Thank you for 100 years-』
  • 2016年4月、『ME AND MY GIRL』前夜祭
  • 2016年9月、轟悠ディナーショー『Prelude of Yū』
  • 2016年12月、『タカラヅカスペシャル2016〜Music Succession to Next〜』
  • 2017年12月、『タカラヅカスペシャル2017 ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年12月、『タカラヅカスペシャル2018 Say!Hey!Show Up!!』
  • 2019年12月、『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』

TV出演

  • 2014年1月、フジテレビ『SMAP×SMAP』 - スマ進ハイスクール
  • 2014年10月、フジテレビ『SMAP×SMAP』

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  • 2017年〜、『JOSEPH』

受賞歴

  • 2014年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
  • 2015年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2014年度新人賞
  • 2018年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2017年度努力賞

脚注

  1. ^ 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、24頁。ISBN 978-4-86649-089-2
  2. ^ 筒井政也 (2020年2月24日). “柚香光「はいからさんが通る」で新トップスターとして本拠地でお披露目!異例の再演に「ええっ!?と衝撃」”. スポーツ報知. https://hochi.news/articles/20200224-OHT1T50149.html 2020年3月21日閲覧。 
  3. ^ 阪急コミュニケーションズ『NEW GENERATION Ⅲ』2013年、5頁。ISBN 978-4-484-13514-4
  4. ^ “柚香光、次期花組トップスターに 11月24日退団の明日海りお後任”. スポーツ報知. (2019年7月11日). https://hochi.news/articles/20190711-OHT1T50080.html 2019年10月23日閲覧。 
  5. ^ 村上久美子 (2018年12月13日). “「くされ縁」水美舞斗と名作コメ再共演/柚香光”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/201812130000334.html 2019年10月23日閲覧。 
  6. ^ 花組・柚香光、注目度ナンバーワン 入団6年目で憧れの役”.zakzak by夕刊フジ. 2015年8月23日閲覧。
  7. ^ 村上久美子 (2014年6月19日). “新星から若手スターへ/柚香光”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/p-cl-tp0-20140619-1320323.html 2019年10月23日閲覧。 
  8. ^ “「真摯に舞台と向き合っていきます」柚香光さんインタビュー(宝塚歌劇団花組トップスター)”. 毎日が発見ネット. (2019年12月27日). https://mainichigahakken.net/hobby/article/post-985.php 2020年1月14日閲覧。 
  9. ^ 村上久美子 (2019年6月27日). “女の子の夢、花より男子・道明寺司好演/柚香光”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/201906270000178.html?Page=2 2019年10月23日閲覧。 
  10. ^ フレッシュさ満点、花組新時代の幕開けを感じるスターファイル
  11. ^ 村上久美子 (2015年11月5日). “光源氏、女役と男役 難題“3役”で飛躍/柚香光”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/1562088.html 2019年10月23日閲覧。 
  12. ^ “柚香光、光源氏を麗しく 宝塚花組新人公演「新源氏物語」”. 産経WEST. (2015年10月22日). https://www.sankei.com/west/news/151022/wst1510220043-n2.html 2019年10月23日閲覧。 
  13. ^ 宝塚花組次期トップ柚香光、本拠地お披露目作が決定日刊スポーツ
  14. ^ “柚香光が宝塚花組次期トップスターに 第95期生からは2人目”. スポーツ報知. (2019年7月11日). https://hochi.news/articles/20190711-OHT1T50117.html 2019年10月23日閲覧。 
  15. ^ 明日海りお「ポーの一族」エドガー役でタカラヅカ104周年のスタート飾るスポーツ報知
  16. ^ “【華麗なる宝塚】柚香光「大きな出会いの作品になれば…」宝塚花組全国ツアー”. 産経新聞. (2018年11月20日). https://www.sankei.com/west/amp/181120/wst1811200031-a.html 2019年10月23日閲覧。 
  17. ^ 宝塚オールスター「タカスぺ」で花組新トップ・柚香光お披露目!柴田侑宏氏追悼企画もスポーツ報知
  18. ^ 宝塚歌劇が一気に6月末まで全公演を中止…雪組、月組のトップコンビの退団日も延期にスポーツ報知
  19. ^ 宝塚全公演6月末まで中止、スケジュール見直しも日刊スポーツ
  20. ^ 宝塚クリエイティブアーツ『宝塚ファーストフォトブック vol.3 柚香光』2016年、18-21頁。ISBN 978-4-908135-79-8
  21. ^ “宝塚花組新トップ・柚香光 お披露目公演開幕 得意のダンスで魅せた”. スポニチAnnex. (2020年1月7日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/07/kiji/20200107s00041000316000c.html 2020年1月14日閲覧。 
  22. ^ “FLOWING EMOTION IN LONDON”. JOSEPH-ONWARD-. (2019年11月5日). https://www.joseph.jp/photo_gallery/autumn2019/ 2019年11月23日閲覧。 
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