Rana Kaizuki
Quick Facts
Biography
海月 らな(かいづき らな、1998年4月11日 - )は、日本の女性タレント、アイドル、モデル。長崎県時津町出身、福岡県育ち。Uniiique(ジョブ・ネット系列)所属。
女性アイドルグループ「LinQ」のメンバー。
略歴
高校時代に、九州・福岡県を拠点とするプロダクション『ジョブ・ネット』が運営する育成部門「ジョブ・ネット研究生」の一員となり、その選抜ユニット「BudLaB」(バドラブ)の第1期メンバーとして2014年10月から活動開始。翌2015年夏にはアイドルの祭典「TOKYO IDOL FESTIVAL」に出演するなど、同12月までの約1年ほど活動した。
その後は活動から離れていたが、同プロダクションに所属する女性アイドルグループ「LinQ」の新メンバー社内オーディションで昇格し復帰。2016年3月から同グループ7期生として正式に所属し、同9月にメジャーシングルデビューを果たした。
2017年 - 3月、高校を卒業。4月、初のラジオ・メインパーソナリティーの出演開始。6月、所属するLinQが自社の新構想「IQ(アイドル九州)プロジェクト」発足の改革によリ一旦解体され、9月から再編成した新生LinQとして新たなスタートを切る。
2018年 - 秋頃からグラビアの展開も始め、雑誌の表紙も飾るようになる。
2019年 - 5月、大型の市民マラソン「福岡マラソン」2019大会公式サポーターに就任、およびゲストランナーに内定。6月、所属するLinQにて副リーダーに就任。10月、生まれ故郷・長崎県時津町の観光推進プロジェクトに参加。11月、前述の福岡マラソンにて、フルマラソン初挑戦で完走を果たす。
2020年 - 1月、LinQ名義で、タイの観光リージョナルアンバサダー(九州地区担当)に就任。4月、ラジオ番組『Buzz!!LinQ』にレギュラー出演開始。12月、故郷・時津町観光推進プロジェクト2020に継続して参加。さらに翌2021年、RKB毎日放送の協力などを得てPR活動に注力し、同年9月に正式な時津町観光アンバサダーに就任した。
2022年 - 9月、新設した芸能事業部「Uniiique」(ユニーク)に社内移籍。12月、故郷・時津町観光推進プロジェクトのPRムービーに3作連続で起用され、とぎつイルミネーションにも参加。
2023年 - 8月、ファッションイベント「FUKUOKA COLORZ SHOW 2023」にてランウェイ。
人物
本名「らな」の由来は、SFアニメ『未来少年コナン』に登場するヒロイン「ラナ」から。母親が同作品の大ファンだった。
愛称は、名前通りの「らな」、初期には「づっきー」など。姓名の”海月"が水中生物クラゲの漢字表記でもあるため、「くらげ(ちゃん)」と呼ばれることもある。
移住した福岡県出身としているが、本人は生まれ故郷である長崎県時津町の出身地も明かしており、公式プロフィールでも併記している。
8歳下の妹らん は、後輩のHelloYouthメンバーとして同じ系列事務所に所属している。
趣味・特技は、料理・お菓子作り・編み物など物作りを得意とし、創作に関する意欲の高さを挙げている。10年以上のダンス歴があり全般に精通、ただし歌は苦手と明かしている。好物は、みかん・トマト・苺などの野菜フルーツ全般。高校時代は美術部に所属。
キャッチフレーズは『ドレミファソ・ラナ・ミ・レ・ド』(ヤマハ音楽教室CMソング「池の雨」の替え歌)。これが後々のソロ曲「ユメノドレミ」に繋がっている。
敬愛する有名人は、山本彩など。同僚では、元LinQ 2期生の伊藤麻希。伊藤が女子レスラーとして率いるチーム「伊藤リスペクト軍団」のメンバー会員(004)にもなっている。
LinQ関連
- 7期生
ジョブ・ネット研究生から社内オーディションにて、瀬戸楓 、星野真依と共に合格し7期生としてデビュー。グループが大きく改変した2017年秋の時点で、同期はすべて卒業し自身だけとなっている。
- リーダー格
面倒見の良いタイプで、2019年夏から前任の新木さくら から受け継ぎ副リーダーに就任。2021年春には、3代目リーダー吉川千愛が現役を引退し後事を託され、現職のまま事実上のリーダー代行を務めている。本人は「どんな肩書きでもグループ愛は変わらない。リーダーが必要なときが来るまで私が守る」と宣言している。
- キャラクター
容姿は、スリムで色白。髪型は、デビューしてしばらくはロングヘアであったが、IQプロジェクトが発足した頃からショートヘアにチェンジし、以来ボーイッシュなヴィジュアルで定着している。その美貌とは裏腹にムードメーカーなタイプであり、見た目とはギャップのある三枚目キャラを演じる場合もある。二十歳を過ぎてからは、女性らしさを意識する場面が増えて変化している。
本人は「(運営から)グループ内の空気を変えるようなメンバーと期待されて入ったため」と明かし、個性派な担当と自称していた。
- BudLaB(バドラブ)
所属事務所の育成部門「ジョブ・ネット研究生」の出身で、同部署が立ち上げた選抜ユニット「BudLaB」の第1期メンバーとして活躍。母体の「LinQ」には昇格という形で所属した。その後も本人はダンススキルの高さを買われ、研究生の後輩たちに振付けのレッスン担当者として協力をしている。
作品
フォト集
グラビア・ポートレート
- くらげ図鑑(2018年10月、ジョブ・ネット)
- おとなくらげ(2019年1月、ジョブ・ネット)
出演
テレビ
- 福岡県庁知らせた課(2016年 - 2020年3月、RKB毎日放送)
- LinQのお助けちゃんねる(2016年11月 - 2017年8月、Pigoo)
- LinQあい(2017年1月 - 12月、TVQ九州放送)
- IQとLinQする。(2017年9月 - 2019年4月、Pigoo)
- 新・IQとLinQする。(2019年8月 - 、Pigoo)
- まちプリ(2021年9月7日、RKB毎日放送) - 生まれ故郷・長崎県時津町特集
- 日曜もシエスタ(2022年3月20日、RKB毎日放送) - 生まれ故郷・時津町特産品特集
映画
- 猫の記憶(2023年1月15日公開、糸島映画製作所) - 友情出演
ラジオ
- LinQ UP!!(2016年 - 2017年9月、KBCラジオ)
- GIRLS☆PUNCH「今夜もあなたにLinQリック!」(2017年4月 - 、RKBラジオ) - メインパーソナリティ
- Buzz!!LinQ(不定期:2017年10月 - 2020年3月 / レギュラー:2020年4月 - 、KBCラジオ) - メインパーソナリティ
- music×serendipity「カワイイ女子旅ココしっと~と?」(2020年12月 - 、LOVE FM) - 金曜 週替わりパーソナリティ
WEB配信・アプリ
- 個人生配信
- らなチャンライブ(2016年11月 - 、LINE LIVE)
- 海月らな(九州発アイドルグループLinQ)(SHOWROOM)
- その他
- じゅんいちキャンプ「九州の自然であそぼ~長崎県時津町編~」(2021年9月3日 - 17日、RKBオンライン)
CM・広告・イメージモデル
- 2010年代
- ピザクック(LinQ加入2016年以降 - 、イワタダイナース)
- ピザクックヒーロー「銀河新星グレイトZ」グレイトチアーズ(2021年4月)
- 嘉麻市観光文化大使(LinQ加入2016年以降 - 、嘉麻市観光まちづくり協会事務局)
- ふくのや『味の明太子』(2018年5月、ふくや)
- ガリレオコーポレーション TVCM(2018年夏OA)
- LUX「アスレジャー」九州アンバサダー(2019年3月 - 、ユニリーバ・ジャパン)
- LinQ×一幸舎 PREMIUM RAMENBOX(2019年4月、博多一幸舎)
- 福岡マラソン2019 大会公式サポーター&ゲストランナー(2019年5月 - 11月、福岡陸上競技協会)
- 帝京大学「福岡キャンパス 2019」WebCM / TVCM 2020(2019年8月 - 2020年OA、帝京大学グループ)
- 時津町観光推進プロジェクト WebCM(長崎県時津町役場 / 時津町民総活躍プロジェクト推進委員会)
- 「時を楽しむ時津町」(2019年10月)
- 「時を楽しむ時津町2020」(2020年12月)
- 「時を楽しむ時津町2022 Magical Time編」(2022年12月)
- KAGOME「野菜生活100あまおうミックス」アンバサダー(2019年12月 - 、KAGOME)
- 2020年代
- タイ観光リージョナルアンバサダー(九州地区)(2020年1月 - 、タイ国政府観光庁)
- ネッツトヨタ西日本「カワイイ女子旅ココしっと〜と?」(2020年5月 - 、トヨタ自動車)
- 博多マルイ「ポップンでにっしゅ&VEGETOMO」(2020年11月 - 12月、丸井グループ)
- SUNQパス アンバサダー(2021年3月 - 2022年3月、SUNQパス運営委員会)
- 中間市「未来のまちづくり」アンバサダー(2021年3月 - 、中間市役所)
- LinQ×新天町「新天町を盛り上げるっちゃんキャンペーン!」モデル(2021年8月4日 - 30日、新天町商店街公社 新天町商店街商業協同組合)
- 時津町観光アンバサダー(2021年9月 - 、長崎県時津町役場 産業振興課)
- イオン九州「日清のどん兵衛×LinQ」キャンペーンモデル(2021年12月6日 - 2022年1月6日、日清食品)
- 福岡マラソン2022 大会公式サポーター(2022年3月 - 11月、福岡陸上競技協会)
- ふくおかの魚フェア「ふくおか地魚バトルⅡ」地魚女子(2022年6月、福岡県水産局水産振興課)
- LinQ×高尾 最新機種新プロジェクト(2022年、(株)高尾)
- PLEIADES「#缶 make ハッピー」 動画 & キャンペーンモデル(2023年3月OA、Greater Fukuoka)
- PR(単発)
- 美祢のええもん発信隊(山口県・美祢市観光協会)
- KBCラジオ・チャリティー・ミュージックソン(LinQ加入2016年以降毎年)
- JRA「ホープフルステークス」(2018年12月、エクセル博多)
- 福岡市 不法投棄街頭啓発キャンペーン(2018年6月・2019年6月、福岡市役所)
- 福岡県 国政選挙投票 PR大使(2019年6月 - 7月、福岡県選挙管理委員会)
- LinQ×BOOK OFFコラボ 一日店長PR(2019年6月 - 、ブックオフコーポレーション)
- 別府競輪「第15回 サマーナイトフェスティバル」(2019年7月、JKA九州)
- スポーツウェア「SVOLME」(2019年7月、SVOLME FUKUOKA)
- 自転車安全利用 WebPR「自転車も交通ルールを守ろう!」(2020年4月、福岡県警察)
- 福岡県「新型コロナウイルス医療従事者応援金」(2020年6月、福岡県庁 保健医療介護総務課)
- 映画『劇場版ポケットモンスター ココ』PR(2020年12月、ピカチュウプロジェクト)
- 飲酒運転撲滅 PR動画(2021年8月OA、福岡県警察)
- 九州深発見イベント『旅する、ゆくはし』PR(2022年4月9日、福岡大丸パサージュ広場)
- 西日本DX推進フェア PR(2022年7月6日、北九州観光コンベンション協会)
- 下水道フェア福岡2022 PR動画(2022年7月OA、福岡市道路下水道局)
- 中間市垣生公園遊具リニューアル記念 PR(2022年8月9日、福岡県中間市建設産業部建設課)
- 嘉麻警察署「年末年始特別警戒出動式」(2022年11月30日、福岡県警察)
書籍
- 掲載
- 池永康晟 画集「少女百遍の鬱憂」(2019年7月31日、玄光社)
- 季刊誌 ほくそう(2019年 - 、北総鉄道) - 不定期掲載
- シティ情報ふくおか(アプライドグループ)
- (2022年6月号) - 冊子 行橋市
- (2023年1月号) - 裏表紙・特集
- (2023年5月号) - 表紙
- ムック・表紙
- スチームパンク東方ラボラトリー01(2018年10月24日、玄光社)
- アートコレクターズ 1月号(2018年12月25日、生活の友社、画:池永康晟)
イベント
- 個人名義のみ
- とぎつイルミネーション 点灯式(2022年12月1日、時津ウォーターフロント公園)
- FUKUOKA COLORZ SHOW 2023(2023年8月7日、Zepp Fukuoka)
脚注
- ^ “LinQ海月らなプロフィール”. IQプロジェクト. 2020年1月26日閲覧。
- ^ “日本タレント名鑑 海月らなプロフィール”. VIPタイムズ社 (2021年1月). 2021年1月30日閲覧。
- ^ “BudLaB、9人編成ラストは情熱ライブ「1回ごとが勝負」”. ナタリー (2015年4月22日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “LinQ新メンバー第2弾発表でBadLaB瀬戸楓、海月らな”. ナタリー (2016年3月3日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “LinQ「IQプロジェクト」始動!再編成で新メンバー含む11人に”. ナタリー (2017年6月20日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “新生LinQ、お披露目ツアースタート”. BARKS (2017年9月11日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “アンバサダーにコーラスグループFREAK 福岡マラソン、イメージソング書き下ろす 市役所前で就任式 サポーターにはLinQ”. 西日本新聞 (2019年5月17日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “「“時”を楽しむ時津町」プロジェクトが始動 増田明美さんをアドバイザーに起用し、観光ルートを開発 時津町の魅力を紹介するプロジェクトサイトを10月21日から公開”. ソーシャルワイヤー (2019年10月21日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “LinQ・吉川千愛&海月らな、福岡マラソン挑戦 目標は5時間切り!”. スポニチ (2019年10月10日). 2019年11月11日閲覧。
- ^ “「LinQ」タイ観光リージョナルアンバサダー(九州地区)に就任”. タイ国政府観光庁 (2020年1月24日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ “「“時”を楽しむ時津町」プロジェクトで元気をお届け “海月らな”さんを起用した動画で、時津町の魅力を発信! プロジェクトサイトで12月上旬から公開”. ソーシャルワイヤー (2020年12月1日). 2020年12月7日閲覧。
- ^ “アイドルの海月さん 時津町の魅力をPR 観光アンバサダーに就任”. 長崎新聞 (2021年10月3日). 2021年11月25日閲覧。
- ^ “アイドルグループのLinQなどが所属するジョブ・ネットが、東京と福岡を拠点に新事業”. スポニチアネックス (2022年9月21日). 2022年9月22日閲覧。
- ^ “「時を楽しむ時津町2022 Magical Time編」を公開”. 時津町民総活躍プロジェクト推進委員会 (2022年12月1日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ “冬空彩る4万個の光 時津ウォーターフロント公園 点灯式に「LinQ」海月らなさん”. 長崎新聞 (2022年12月3日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ “これ、らなの名前の由来になったアニメです”. オフィシャルtwitter (2020年4月26日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “9人9色 LinQに急接近/LinQ 海月らな編”. B.L.T.web (2019年2月2日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “海月らな&らん姉妹”. スポニチアネックス (2022年1月18日). 2022年3月22日閲覧。
- ^ “LinQ公式プロフィール”. ジョブ・ネット. 2019年6月4日閲覧。
- ^ “目指すはマリンメッセ福岡、LinQ 7人新体制で見せるこれから”. Music Voice (2018年6月16日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “海月らなソロ曲 ”ユメノドレミ””. オフィシャルtwitter (2021年8月15日). 2022年3月22日閲覧。
- ^ “伊藤麻希さんを 師匠 と呼ぶ理由”. オフィシャルブログ (2018年10月14日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “【ライブレポート】Happy Lucky Finally『HAPPINESS』Chiaki Yoshikawa Graduation Live”. loveinq.com (2021年4月27日). 2021年12月11日閲覧。
- ^ ““LinQ”が解体!? 最終審判が下る2つのライヴと新曲「トレジャー」でのるかそるかの大勝負!”. avex portal (2017年5月2日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “LinQがライブで披露している『SUMMER SWITCH』について激トーク!!”. UtaTen (2018年6月4日). 2019年6月4日閲覧。
- ^ “中間市が「LinQ」事務所と協定 魅力発信へ”. 西日本新聞 (2021年3月27日). 2021年4月30日閲覧。
- ^ “アイドルグループ・LinQ 地元福岡の商店街とコラボ! 元気度満点の新曲で新天町を盛り上げる”. ザテレビジョン (2021年8月5日). 2021年8月29日閲覧。“アイドルグループ・LinQ、地元福岡の商店街とのコラボ第2弾がスタート!ハジ→提供の新曲MVも公開”. ザテレビジョン (2021年8月25日). 2021年8月29日閲覧。
- ^ “【ふくおか地魚バトルⅡ】水産食材に恵まれた、福岡のおいしく・美しい地魚の料理情報をお届け!”. シティ情報ふくおか (2022年6月23日). 2022年7月2日閲覧。
- ^ “パチンコメーカーの高尾がアイドルグループ「LinQ」との新プロジェクトをスタート”. ビジョンサーチ社 (2022年7月1日). 2022年7月2日閲覧。
- ^ “投票へ「行こう、行こう♪」アイドルが呼びかけ 福岡”. 朝日新聞 (2019年7月2日). 2019年11月10日閲覧。
- ^ “スポニチ特別取材班~別府競輪突撃リポート~”. スポーツニッポン/別府けいりん (2019年7月1日). 2019年7月5日閲覧。
- ^ “LinQ 福岡県警の自転車安全利用PR動画に出演「ルールを守る君が好き!」”. スポニチ (2020年4月30日). 2020年5月1日閲覧。
- ^ “LinQ 劇場版ポケモン最新作に「感動」「癒やされた」”. スポーツ報知 (2020年12月22日). 2021年4月29日閲覧。