Quick Facts
Biography
上田 修（うえだ おさむ、1950年 - ）は、日本の社会学者、社会運動家。桃山学院大学社会学部教授。
歯に衣着せぬ物言いと快活な性格によって同僚からの信頼が厚く、退職者を含めてたった3人で真正桃山労働組合と称する第二組合を結成した。
「組合ニュース」と称するチラシを組合員以外に対して不定期にメール配信中。2015年7月中旬の結成にもかかわらず、いつ教育研究活動をしているのわからないほど精力的に運動を展開しており、2016年5月現在において組合ニュースを40号以上を発行している。ただし、あまりの頻繁なメール配信の結果、迷惑メールに自動振り分けされる危険があり、それが現在の課題といえる。代表的な口癖は「こんなことを言うと刺されるかもしれないけど」である。学校法人桃山学院を相手取り不当労働行為や仮処分申立て(牧野丹奈子氏、高田里惠子氏等の有志を含む。)といった積極的な闘争を展開しているが、うまくいっていない。
主張の変遷
- 組合ニュース40号(2016年5月9日)
「もし理事会が教育学部は桃山学院にとって必要不可欠であると確信しているのであれば、別大学──例えば桃山教育大学──を設立すべきです。別大学であれば、大学部門として待遇の違いは問題にできません－もっとも労働組合の立場からいえば、同一法人下での著しい処遇格差を看過することはできませんが－。また別大学であれば、収支も 独立に算出され、経営責任も明確になります。また私たちも大学として反対することは できません。どうしても作りたいというのであれば、どうか別の大学として作っていただきたいものです。」
- 組合ニュース45号(2016年7月9日)
「私たちはC・D案に対しては絶対反対であり、資産評価や事業評価（いわゆるデューデリ）をすれば、このような案が実行不能であることはすぐに明らかになると思っています。」※「C」案とは、40号でいう別大学の設立のことを指す。
ちなみに桃山学院における「（教育学部のみの）別大学」については、彼の主張とは経緯を異にするものの2018年に「桃山学院教育大学」として実現することになった。