Miho Nagase
Quick Facts
Biography
永瀬 美穂(ながせ みほ)は、日本のソフトウェア開発者、アジャイルコンサルタント。産業技術大学院大学産業技術研究科特任准教授。
Scrum Regional Gathering Tokyo実行委員会委員長などを歴任した。
来歴
産能コンサルティング(のちのディアイスクエア)のソフトウェア開発者として、プロジェクトリーダやプロジェクトマネージャなどを務めた。また、ウォーターフォール・モデルに基づくソフトウェア開発には属人性を排しているような面があると問題意識を持っており、アジャイルソフトウェア開発に興味を持つようになった。受託したシステム開発に対して、アジャイルソフトウェア開発手法の導入を推進するとともに、アジャイルソフトウェア開発のコーチングなども手掛けるようになった。なお、ディアイスクエアのシステム開発本部においては、ビジネスシステム部のオープン技術グループにてグループ長などを務めた。
2013年にディアイスクエアを退社し、独立したコンサルタントとして、アジャイルソフトウェア開発のコンサルティングを手掛けている。また、「公立大学法人首都大学東京」が設置する産業技術大学院大学においては、産業技術研究科の特任准教授として教鞭を執る。産業技術研究科においては、主として情報アーキテクチャ専攻の講義を担当している。
研究・開発
アジャイルコンサルタントとして活動するなど、アジャイルソフトウェア開発を専門としている。特に、アジャイルソフトウェア開発手法のひとつである「スクラム」については、専門書なども上梓している。なお、スクラムの国際イベントの日本招致に尽力し、2013年、および、2014年の「Scrum Regional Gathering Tokyo」の実行委員会にて委員長を務めた。また、ユーザ側の視点でアジャイルな開発を議論するE-AGILITY協議会では、運営委員を務めている。
著作
共著
- 西村直人・永瀬美穂・吉羽龍太郎著『スクラム・ブート・キャンプ・ザ・ブック――スクラムチームではじめるアジャイル開発』翔泳社、2013年。ISBN 9784798129716
主な論文等
- 永瀬美穂稿「『とりあえず、生』のあなたへ」『UltimateAgileStories』iteration 1、2011年。
- 永瀬美穂稿「"Just get out there and do it"」『UltimateAgileStories』iteration 2、2012年。
脚注
関連項目
- アジャイルソフトウェア開発
- スクラム (ソフトウェア開発)
外部リンク
- 永瀬美穂 (@miholovesq) - Twitter