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Japan
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Masayuki Takayama
Japanese journalist

Masayuki Takayama

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese journalist
Places
Work field
Gender
Male
Birth
Place of birth
Tokyo, Japan
Age
83 years
Education
Tokyo Metropolitan University
The details (from wikipedia)

Biography

高山 正之髙山 正之、たかやま まさゆき、1942年 - )は、日本のジャーナリスト、コラムニスト。元産経新聞記者、元帝京大学教授。

経歴

東京都出身。東京都立九段高等学校を経て、1965年、東京都立大学法経学部法学科卒業後、産経新聞社に入社。警視庁クラブ、羽田クラブ詰、夕刊フジ記者を経て、産経新聞社会部次長(デスク)。1985年から1987年までテヘラン支局長を務め、1980年代のイラン革命やイラン・イラク戦争を現地で取材。また、アジアハイウェイ踏査隊長としてアジア諸国を巡る。1980年代後半、芸能方面へ異動となる。当時の編集局の上司と、国際報道についての報道方針を巡って対立があった為とされる。この頃テレビ朝日の昼の番組で、芸能解説をやっていたのもこれが原因だという。

1998年より3年間、産経新聞夕刊1面にて時事コラム「高山正之の異見自在」を執筆。定年後の2001年から2007年3月まで帝京大学教授を務めた。

連載中のコラムに『週刊新潮』誌上で「変見自在」、『テーミス』誌上で「日本警世」、『Voice』誌上で「日本の事件簿」がある。

論調・主張

コラムにおける批判対象は国外においては中華人民共和国・大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)・アメリカ合衆国をはじめとした欧米諸国(特にオーストラリア)、国内では官僚とマスコミ(特に朝日新聞社)、原発反対者などである。産経新聞の論調と同じく、日本社会党・社会民主党や日本共産党などの革新政党(左翼勢力)や民主党に対しても批判的である。これらの政党を支持する労働組合に対しても強い批判を加えている。ニューヨークタイムス記者のノリミツ・オオニシを帰化人扱いしている。

タイや中華民国(台湾)、ミャンマー政府には好意的である。「変見自在」ではタイの親日ぶりを示すエピソードを何度も紹介し、台湾については「異見自在」で「(日本は)しばらく台湾に統治してもらってリップンチェンシン(日本精神)を再移植してもらうのもいいアイデアかもしれない」と書いたこともある。また、ミャンマーを統治する国家平和発展評議会についても北朝鮮やパキスタン、中国のような「軍事政権」と同列に批判すべきではないと主張している。

新聞記者としての唯一の特ダネは、初代羽田空港長の中尾純利が朝鮮動乱のさなか米軍機でソビエト連邦や中国にスパイを運ぶ仕事を請け負っていたというものだったが、米国の思惑を気にした編集長が不採用とし、紙面には載らなかった。反発した高山が他所で発表した為、「業務怠慢」と判断され再度異動となったとしている。

国鉄労働組合批判

1987年の国鉄分割民営化時にJR各社へ採用されなかった国鉄労働組合(国労)の組合員とその遺族が続けてきた裁判(JR採用差別闘争)の和解(2010年)に際し、「その労組から1億円近い献金を受けていた民主党の三日月大造衆議院議員の骨折りもあって、JR移行時に不採用になった国労のワルたち約1000人に、一人当たり2200万円もの掴み金が国費から出されることになった。」「彼らが人間ならば受け取ったカネを丸ごと国に返上し、彼らのつくった負債28兆円の返済の足しにするだろう。」と非難した。

また、過去の国労の悪行として、高山は米軍燃料輸送列車事故(1967年)や東中野駅列車追突事故(1988年)を指摘し、2005年に起きたJR福知山線脱線事故についても「不行跡を続けた職員は口を拭ってJRに移ったが、素行はいまだに変わっていない。100人を超える死者を出した福知山線事故は、どう見ても新宿駅事放と同じに不適格運転士の暴走が事故の原因だった。」と国労の責任を追及している。

TV出演

  • 放言BARリークス〜酒と政治とおカネと女〜(DHCテレビ)(2016年6月-)-レギュラー(常連客)
  • 真相深入り!虎ノ門ニュース(DHCテレビ)- 2016年6月28日、8月30日、12月27日、2017年6月27日、11月14日

著作

単著

  • 『アテンション・プリーズ』(航空新聞社、1978年)
  • 『飛行25000時間』(文藝春秋、1983年)
  • 『鞭と鎖の帝国 ホメイニ師のイラン』(文藝春秋、1988年)
  • 『チェレンコフの業火』(文藝春秋、1993年) ※テヘランが舞台の国際陰謀小説
  • 『情報鎖国・日本 新聞の犯罪』(廣済堂出版、2001年)
  • 『異見自在 世界はみんな腹黒い』(PHP研究所、2001年)
    • 『世界は腹黒い 異見自在』(高木書房、2004年)、改訂版
  • 『歪曲報道 巨大メディアの「騙しの手口」』(PHP研究所、2006年→新潮文庫、2015年)
  • 『日本人が勇気と自信を持つ本 朝日新聞の報道を正せば明るくなる』(テーミス、2007年)
  • 『「モンスター新聞」が日本を滅ぼす メディア閻魔帳』(PHP研究所、2008年)
  • 『日本人の目を覚ます痛快35章 朝日新聞・米国・中国を疑え』(テーミス、2010年)
  • 『「官僚は犯罪者」は世界の常識』(PHP研究所、2010年)
  • 『白い人が仕掛けた黒い罠 アジアを解放した日本兵は偉かった』(ワック、2011年)
    • 『アジアの解放、本当は日本軍のお陰だった! 』(ワック、2014年)、改訂版
  • 『高山正之が米国・支那・韓国・朝日を斬る 日本人をますます元気にする本』(テーミス、2013年)
  • 『アメリカと中国は偉そうに嘘をつく』(徳間書店、2015年2月→改訂版2020年4月)
  • 『中国と韓国は息を吐くように嘘をつく』(徳間書店、2017年5月)
  • 『高山正之が斬る朝日新聞の魂胆を見破る法 なぜ巨大メディアは平気で嘘をつくのか』(テーミス、2018年6月)
  • 『韓国とメディアは恥ずかしげもなく嘘をつく』(徳間書店、2019年6月)

変見自在シリーズ

  • 『サダム・フセインは偉かった 変見自在』(新潮社、2007年→新潮文庫、2011年)
  • 『スーチー女史は善人か 変見自在』(新潮社、2008年→新潮文庫、2011年)
  • 『ジョージ・ブッシュが日本を救った 変見自在』(新潮社、2008年→新潮文庫、2011年)
  • 『オバマ大統領は黒人か 変見自在』(新潮社、2009年→新潮文庫、2015年)
  • 『偉人リンカーンは奴隷好き 変見自在』(新潮社、2010年→新潮文庫、2016年)
  • 『サンデルよ、「正義」を教えよう 変見自在』(新潮社、2011年→新潮文庫、2017年)
  • 『日本よ、カダフィ大佐に学べ 変見自在』 (新潮社、2012年→新潮文庫、2018年)
  • 『マッカーサーは慰安婦がお好き 変見自在』(新潮社、2013年→新潮文庫、2018年)
  • 『プーチンよ、悪は米国に学べ 変見自在』(新潮社、2014年→新潮文庫、2019年)
  • 『習近平よ、「反日」は朝日を見倣え 変見自在』(新潮社、2015年9月→新潮文庫、2019年)
  • 『朝日は今日も腹黒い 変見自在』(新潮社、2016年10月→新潮文庫、2020年)
  • 『トランプ、ウソつかない 変見自在』(新潮社、2017年11月)
  • 『習近平は日本語で脅す 変見自在』(新潮社、2018年11月)
  • 『韓国への絶縁状 変見自在セレクション』(新潮社、2019年3月)
  • 『中国は2020年で終わる 変見自在』(新潮社、2019年12月)

共著

  • 『「訴訟亡国」アメリカ 標的にされる在米日系企業』(文藝春秋、1995年)、立川珠里亜との共著
    • 改題『弁護士が怖い! 日本企業がはまった「米国式かつあげ」』(文春文庫、1999年)、解説西尾幹二
  • 『日本はどれほどいい国か 何度でも言う、「世界はみんな腹黒い」』(PHP研究所、2008年)、日下公人と共著
  • 『アメリカはどれほどひどい国か』(PHP研究所、2009年)、日下公人と共著
  • 『世界は邪悪に満ちている だが、日本は……。』(ワック、2015年12月)、日下公人と共著
  • 『日本に外交はなかった 外交から見た日本の混迷』(自由社、2016年9月)、宮崎正弘と共著
    • 増訂 『世界を震撼させた歴史の国 日本』(徳間書店、2020年2月)
  • 『日・米・独―10年後に生き残っている国はどこだ』(ベストセラーズ 、2016年10月)、川口マーン惠美と共著
  • 『なぜ大東亜戦争は起きたのか?空の神兵と呼ばれた男たち インドネシア・パレンバン落下傘部隊の記録』(ハート出版、2016年12月)、奥本實と共著
  • 『アメリカと中国が世界をぶっ壊す』(徳間書店、2017年1月)、福島香織と共著
  • 『日本人が知らない洗脳支配の正体 日本を見習えば世界は生き残れる』(ビジネス社、2017年5月)、馬渕睦夫と共著
  • 『渡部昇一の世界史最終講義』(飛鳥新社、2018年4月)、解説・対談
  • 『こんなメディアや政党はもういらない』(ワック・新書判、2018年10月)、和田政宗と共著
  • 『マスメディアの罪と罰』(ワニブックス、2019年2月)、阿比留瑠比と共著

脚注

  1. ^ 高山正之『ジョージ・ブッシュが日本を救った 変見自在』(新潮社、2008年)96-97頁
  2. ^ 高山正之「変幻自在 207: 似非日本人」『週刊新潮』第2554号、新潮社、2006年6月13日、 146項、 ISSN 0488-7484
  3. ^ 「異見自在」2000年7月1日の「日本人の忘れ物 今度は台湾の植民地になろう」。なお、“リップンチェンシン”とは李登輝の発言によるもの
  4. ^ なお、これらの3国は明確な軍事政権国家であるミャンマーと違い、いずれも軍事政権ではない。
  5. ^ 「変見自在」2008年5月22日の「不信感」
  6. ^ 高山正之『ジョージ・ブッシュが日本を救った 変見自在』(新潮社、2008年)197頁
  7. ^ ただし、三日月は日本鉄道労働組合連合会(JR連合)の幹部、ATSを解除して東中野駅事故を招いた運転士は全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)系の東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)の組合員、カーブでの速度超過により福知山線脱線事故を起こした運転手はJR連合系の西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)の組合員と、いずれも国労とは競合関係にある労働組合に所属していた。また、福知山線脱線事故では航空・鉄道事故調査委員会による最終報告書の中で西日本旅客鉄道(JR西日本)の「日勤教育」との関係が指摘されたが、高山はこの点については言及していない。高山正之 (2010年8月23日). “国労に良心はないのか?”.Voice. 2011年2月13日閲覧。
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