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Japan
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Masanori Akashi
Japanese essayist and translator

Masanori Akashi

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese essayist and translator
Places
Work field
Gender
Male
Birth
Place of birth
Sapporo, Ishikari Subprefecture, Hokkaido, Japan
Age
70 years
Education
Sophia University
Tokyo, Japan
The details (from wikipedia)

Biography

明石 政紀(あかし まさのり、1955年 - 2022年 )は、日本の文筆家、翻訳家。ベルリン在住。

経歴

札幌市生まれ、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。1980年代前半は音楽雑誌『FOOL'S MATE』誌で音楽批評を発表、1980年代から1990年代前半には六本木に存在した「WAVE」のレーベル EVAシリーズの企画制作を務め、リリースされたレコードにはディー・テートリッヒェ・ドリス、ピロレーター、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、デア・プラン英語版、パスカル・コムラード、ホルガー・ヒラー、ガイ・クルセヴェクの録音、ナチ退廃音楽展の批判的復元展ドキュメンタリーCDなどがある。日本におけるクラウトロックやノイエ・ドイチェ・ヴェレ、ドイツ1930年代の文化、映画監督ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーなどの紹介者でもある。

著作は、諧謔小説的な要素が取り入れられていることがよくある。また、明石の影響を受けたという中原昌也は、「僕は(…)若い時分から音楽誌『フールズメイト』(…)のアルバムレヴューなどで大ファンであった。(…)デア・プランやディー・テートリッヒェ・ドリスなどのドイツの音楽だけでなく、アメリカのレジデンツまで日本盤LPに添えられたライナー(…)や歌詞の対訳の博識とダジャレに満ちた珍妙さは、いまだに僕の血や肉になっている」と記している。

著書

  • 『第三帝国と音楽』(水声社、1995年)
  • 『ドイツのロック音楽、またはカン、ファウスト、クラフトワーク』(水声社、1997年/新装版2003年)
  • 『ポップ・ミュージックとしてのベートーヴェン』(勁草書房、2002年)
  • 『フリッツ・ラング、または伯林・聖林』(アルファベータ、2002年)
  • 『キューブリック映画の音楽的世界』(アルファベータ、2007年)
  • 『ベルリン音楽異聞』(みすず書房、2010年)

訳書

  • パスカル・ビュッシー『クラフトワーク、「マン・マシーン」とミュージック』(水声社、1994年)
  • ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー『映画は頭を解放する』(勁草書房、1998年)
  • ヴォルフガング・フリューア『クラフトワーク、ロボット時代』(シンコー・ミュージック、2001年)
  • マイケル・H・ケイター『第三帝国と音楽家たち、歪められた音楽』(アルファベータ、2003年)
  • ダグラス・サーク/ジョン・ハリデイ『サーク・オン・サーク』(INFASパブリケーションズ、2006年)
  • エーファ・ヴァイスヴァイラー『オットー・クレンペラー、あるユダヤ系ドイツ人の音楽家人生』(みすず書房、2011年)
  • クリスティアン・ボーングレーバー編『ベルリン・デザイン・ハンドブックはデザインの本ではない』(ベアリン出版、2013年)
  • ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』第1巻(boid、2013年)
  • ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』第2・3巻合本(boid、2015年)

脚注

  1. ^ 『ポップ・ミュージックとしてのベートーヴェン』著者略歴(勁草書房)
  2. ^ Fuer Immer 第9回「ノイエ・ドイチェ・ヴェレ:天才的ディレッタントって何?」http://yondoku.jp/?a=seventd&id=29&eid=513 2017年5月31日閲覧
  3. ^ たとえば著書『ベルリン音楽異聞』における猫と筆者の幕間劇、『ポップ・ミュージックとしてのベートーヴェン』における架空の人物の会話、訳書『ベルリン・デザインブックはデザインの本ではない!』の「訳者あとがき」における近所の娘の訪問劇など。また、『ドイツのロック音楽、またはカン、ファウスト、クラフトワーク』は、本文のない序文と余談だけで構成されている。
  4. ^ 中原昌也「書評:明石政紀『ベルリン音楽異聞』― 猫に応援されてつむぐベルリン文化史」、『文學界』2011年3月号270頁。
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