Masami Kogayu

小粥 正巳（こがゆ まさみ 、1931年8月28日 - 2004年3月16日）は、東京府出身の元大蔵官僚。過去に、大蔵事務次官、内閣総理大臣秘書官、公正取引委員会委員長、日本開発銀行総裁、日本政策投資銀行総裁、日本経済研究所会長等を歴任。

都立第四中学校、一高を経て、東京大学法学部卒業。1956年大蔵省入省。同期に秦郁彦、大橋宗夫（関税局長）、北村恭二（証券局長）など。一橋大学大学院法学研究科教授の小粥太郎は実子。

• 証券局資本市場課長、
• 1974年　大平正芳蔵相秘書官
• 1976年　福田赳夫内閣総理大臣秘書官（大蔵省官房参事官兼内閣審議官）
• 1978年　主計局主計官
• 1979年　大臣官房秘書課長
• 1982年　近畿財務局長及び中曽根康弘内閣総理大臣秘書官
• 1985年　主計局筆頭次長
• 1986年6月 大臣官房長（1988年6月まで）
• 1988年6月 主計局長（1990年6月まで）
• 1990年6月 大蔵事務次官（1991年6月にて退官）
• 1992年　公正取引委員会委員長（1996年まで）
• 1998年1月 日本開発銀行総裁（2001年1月まで、※1999年から日本政策投資銀行総裁）　
• その他、近鉄取締役、日本経済研究所会長など
• 2004年3月16日、心不全のため72歳で死去。同日、瑞宝大綬章を追贈。