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Masakatsu Fujita
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Gender
Male
Age
76 years
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Biography
藤田 正勝(ふじた まさかつ、1949年 - )は、日本の哲学者、思想史研究者。京都大学名誉教授。
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルやフリードリヒ・シェリングを中心としたドイツ哲学、思想史、日本哲学史を専門にしており、近年は主に西田幾多郎の研究を行っている。西田幾多郎全集(第3期)編集委員。日本哲学史フォーラム代表、日本シェリング協会会長、西田哲学会理事などを務める。
経歴
三重県出身。1972年に京都大学文学部哲学科卒業、1978年、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1982年、西ドイツ・ボーフム大学大学院博士課程修了、博士号取得。
1983年に名城大学講師、次いで1988年京都工芸繊維大学助教授に就任。1991年、京都大学文学部助教授、1996年に京都大学文学研究科教授となる。2000年「経験・言葉・表現:日本哲学史研究の試み」で京都大学より文学博士を受けた。2015年定年退職。
受賞歴
- 1986年:日本倫理学会和辻賞
著書
- 『若きヘーゲル』創文社、1986年
- 『現代思想としての西田幾多郎』講談社、1998年
- 『西田幾多郎 生きることと哲学』岩波書店、2007年
- 『西田幾多郎の思索世界 ― 純粋経験から世界認識へ』岩波書店、2011年
- 『哲学のヒント』岩波新書、2013
共著・編著
- 『シェリングとヘーゲル』高山守共編著 晃洋書房、1995年
- 『日本近代思想を学ぶ人のために』世界思想社、1997年(編集)
- 『欲望・身体・生命』松丸壽雄共編、昭和堂、1998年
- 『新しい教養のすすめ宗教学』細谷昌志共編、昭和堂、1999年
- 『転換期としての日本近代』〈叢書転換期のフィロソフィー〉茅野良男共編、ミネルヴァ書房、1999年
- 『知の座標軸 日本における哲学の形成とその可能性』〈シリーズ近代日本の知〉晃洋書房、2000年(編集)
- 『京都学派の哲学』昭和堂、2001年(編集)
- 『清沢満之――その人と思想』安冨信哉共編、法蔵館、2002年
- 『九鬼周造の世界』坂部恵・鷲田清一共編著、ミネルヴァ書房、2002年
- 『東アジアと哲学』卞崇道・高坂史朗共編、ナカニシヤ出版、2003年
- 『世界のなかの日本の哲学』ブレット・デービス共編、昭和堂、2005年
- 『田辺元哲学選』全5冊、岩波文庫、2010年(編集)
- 『『善の研究』の百年 世界へ/世界から』、京都大学学術出版会、2011年(編集)
- 『思想間の対話 東アジアにおける哲学の受容と展開』 法政大学出版局、2015年(編集)
翻訳
- W.イェシュケ編『論争の哲学史 カントからヘーゲルへ』高山守共監訳、理想社、2001年
- 清沢満之『宗教哲学骸骨 現代語訳』法藏館、2002年
- 九鬼周造『「いき」の構造』全注釈、講談社学術文庫、2003年
- 清沢満之『他力門哲学骸骨 現代語訳』法藏館、2003年
- 清沢満之『精神主義 現代語訳』法藏館、2004年
- 清沢満之『わが信念 現代語訳』法藏館、2005年
- 清沢満之『在床懺悔録 現代語訳』法藏館、2007年
- 『シェリング著作集 第4a巻 自由の哲学』薗田坦・岡村康夫共訳、燈影舎、2011年
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