peoplepill id: masahiko-kishi
Japanese sociologist
Masahiko Kishi
The basics
Quick Facts
Intro
Japanese sociologist
Places
Work field
Gender
Male
Age
57 years
Education
Kansai University
Suita, Osaka Prefecture, Japan
Employers
Ryukoku University
Kyoto, Kyoto Prefecture, Japan
The details (from wikipedia)
Biography
岸 政彦(きし まさひこ、1967年8月6日 - )は、日本の社会学者、小説家。京都大学大学院文学研究科教授。社会学研究室所属。専門は、社会調査方法論、生活史。沖縄における質的調査。
経歴・人物
関西大学社会学部卒業、大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2003年、大阪市立大学より博士(文学)の学位を取得。 2006年より龍谷大学社会学部教員。2017年より立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。2023年より現職。 研究テーマは沖縄、生活史、社会調査方法論。パートナーは社会学者の齋藤直子(大阪教育大学地域連携・教育推進センター特任准教授)。
2015年刊行の『断片的なものの社会学』が「紀伊國屋じんぶん大賞2016」大賞を受賞するなど大きな反響を呼んだ。その後、初の小説作品「ビニール傘」(『新潮』2016年9月号掲載)で第156回芥川龍之介賞候補作、及び第30回三島由紀夫賞候補作に挙がった。2019年小説「図書室」で第32回三島由紀夫賞候補。2021年に小説『リリアン』で第34回三島由紀夫賞候補作となり、同作にて第38回織田作之助賞受賞。共著『地元を生きる:沖縄的共同性の社会学』が第7回(2021年度)沖縄書店大賞候補となる。編著『東京の生活史』で「紀伊國屋じんぶん大賞2022」大賞を受賞。同じく『東京の生活史』で第76回毎日出版文化賞を受賞。
2020年から、東京、沖縄、大阪の各地で、それぞれ100~150名の「聞き手」を公募するという大規模な生活史プロジェクトを実施。その成果が2021年~2023年に三部作として刊行され、話題となった。 また、2023年に刊行が始まった「岩波講座・社会学」全13巻の編集委員を務めている(他に北田暁大・筒井淳也・丸山里美・山根純佳)。
著書
単著
- 『同化と他者化:戦後沖縄の本土就職者たち』ナカニシヤ出版、2013年。ISBN 978-4-7795-0723-6
- 『街の人生』勁草書房、2014年。ISBN 978-4-326-65387-4
- 『断片的なものの社会学』朝日出版社、2015年。ISBN 978-4-255-00851-6
- 『ビニール傘』新潮社、2017年。※小説 ISBN 978-4-10-350721-5
- 『はじめての沖縄』新曜社〈よりみちパン!セ〉、2018年。ISBN 978-4-7885-1562-8
- 『マンゴーと手榴弾:生活史の理論』勁草書房、2018年。ISBN 978-4-326-65414-7
- 『図書室』新潮社、2019年。※小説 ISBN 978-4-10-350722-2
- 『ブルデュー「ディスタンクシオン」:「私」の根拠を開示する』NHK出版〈100分de名著〉、2020年12月号。ISBN 978-4-14-223120-1
- 『リリアン』新潮社、2021年。※小説 ISBN 978-4-10-350723-9
- 『にがにが日記』新潮社、2023年。※エッセイ ISBN 978-4-10-350724-6
編著
- 「atプラス:思想と活動」26号、特集:生活史(岸政彦:編集協力)、太田出版、2016年。ISBN 978-4-7783-1521-4
- 「現代思想」2017年11月号、特集:エスノグラフィ-質的調査の現在(岸政彦:責任編集)、青土社、2017年。ISBN 978-4-7917-1354-7
- 『東京の生活史』筑摩書房、2021年。ISBN 978-4-480-81683-2
- 『生活史論集』ナカニシヤ出版、2022年。ISBN 978-4-7795-1694-8
- 『沖縄の生活史』(石原昌家・岸政彦監修、沖縄タイムス社編)みすず書房、2023年。ISBN 978-4-622-09598-9
- 『所有とは何か:ヒト・社会・資本主義の根源』(梶谷懐共編著)中央公論新社〈中公選書〉、2023年。ISBN 978-4-12-110139-6
- 『岩波講座社会学 第3巻:宗教・エスニシティ』(岸政彦・稲場圭信・丹野清人責任編集)岩波書店、2023年。ISBN 978-4-00-011443-1
- 『大阪の生活史』筑摩書房、2023年。ISBN 978-4-480-81690-0
- 『岩波講座社会学 第2巻:都市・地域』(岸政彦・川野英二責任編集)岩波書店、2024年。ISBN 978-4-00-011442-4
共著
- 『愛と欲望の雑談』(雨宮まみ共著)ミシマ社〈コーヒーと一冊〉、2016年。ISBN 978-4-903908-80-9
- 『質的社会調査の方法:他者の合理性の理解社会学』(石岡丈昇・丸山里美共著)有斐閣、2016年。ISBN 978-4-641-15037-9
- 『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(北田暁大・筒井淳也・稲葉振一郎共著)有斐閣、2018年。ISBN 978-4-641-17441-2
- 『「反緊縮!」宣言』(松尾匡編)亜紀書房、2019年。ISBN 978-4-7505-1589-2
- 『地元を生きる:沖縄的共同性の社会学』(打越正行・上原健太郎・上間陽子共著)ナカニシヤ出版、2020年。ISBN 978-4-7795-1497-5
- 『大阪』(柴崎友香共著)河出書房新社、2021年。※エッセイ ISBN 978-4-309-02937-5
- 『大阪』河出文庫、2024年4月刊行予定。
論文
その他
ドキュメンタリー
- ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も「岸政彦とおはぎ」(初回放送2019年2月18日、NHK Eテレ)
- ETV特集「私の欠片と、東京の断片」(初回放送2021年9月18日、NHK Eテレ)
脚注
注釈
出典
- ^ 「メンバー」京都大学大学院文学研究科・社会学研究室。2024年2月18日閲覧。
- ^ 岸 2013, p. 奥付.
- ^ “about – sociologbook”. 岸政彦. 2017年6月14日閲覧。
- ^ 岸政彦『はじめての沖縄』新曜社、2018年6月、奥付頁。ISBN 978-4-7885-1562-8。
- ^ 岸 2015, pp. 95, 著者紹介.
- ^ “発表!!紀伊國屋じんぶん大賞2016――読者と選ぶ人文書ベスト30|本の「今」がわかる 紀伊國屋書店”. 紀伊國屋書店. 2017年1月20日閲覧。
- ^ “社会学部 岸 政彦 教授の著書「ビニール傘」が芥川賞候補にノミネート|龍谷大学(りゅうこくだいがく)”. 龍谷大学. 2017年1月20日閲覧。
- ^ “三島由紀夫賞|新潮社”. 新潮社. 2017年6月14日閲覧。
- ^ “三島由紀夫賞 | 新潮社”. 新潮社. 2020年6月5日閲覧。
- ^ “第38回織田作之助賞選考経過 醸す雰囲気に高い評価 会話や風景が響き合う岸作品”. 毎日新聞社. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “織田作之助賞に「リリアン」”. 朝日新聞社. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “「紀伊國屋じんぶん大賞2022 読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表”. 株式会社 紀伊國屋書店. 2021年12月29日閲覧。
- ^ “1位に岸政彦編『東京の生活史』 紀伊國屋じんぶん大賞2022 読者と選ぶ人文書ベスト30が決定|じんぶん堂”. 朝日新聞社. 2021年12月29日閲覧。
- ^ 「『東京の生活史』プロジェクト概要:プロジェクト開始に寄せて(岸政彦)」筑摩書房公式サイト(2024年2月18日閲覧)
- ^ 山本ぽてと「150人が150人に「生活史」を聞く…途方もないプロジェクトが生まれた理由」web現代ビジネス。2021.10.31(2024年2月18日閲覧。)
- ^ 「岸政彦が監修を務め、「大阪に生きる」市井の人々、150人の声を聞き書きし、まとめた大著『大阪の生活史』が筑摩書房より刊行」「paperC」2024.01.08(2024年2月18日閲覧)
- ^ “私の欠片(かけら)と、東京の断片”. NHK (2021年9月18日). 2021年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月23日閲覧。
The contents of this page are sourced from Wikipedia article.
The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.
Lists
Masahiko Kishi is in following lists
By work and/or country
comments so far.
Comments
Credits
References and sources
Masahiko Kishi