Kou YongKang
Quick Facts
Biography
寇永康(こう えいこう、コウ ヨンカン、Kou YongKang 2001年1月29日 - )は、中国のプロ野球選手(内野手、外野手)。右投左打。上海レッドイーグルスに所属している。
経歴
プロ入り前
2011年、10歳の時に野球と出会う。北京から選手発掘に来たコーチから、体格の良さ、走力、強肩を評価され、野球強豪校である北京大成学校に入学する。中学2,3年生時にMLBの中国アカデミーであるMLBデベロップメントセンター(MLBDC)へと移籍。レイ・チャン(張宝樹)の指導を受ける。 2018年9月のBFA U-18アジア選手権大会(宮崎市)では中国代表の一員として来日。日本戦では板川佳矢(横浜高校)からタイムリーヒットを放った。
ブルワーズ傘下時代
2018年8月31日付でミルウォーキー・ブルワーズと契約、翌年2月27日に同じく契約を交わした北京大成時代からの同期である趙倫・伊健と共に入団会見を行った。
2019年はアリゾナリーグに所属するブルワーズ・ブルー(Rk級)の一員としてプレーしたが、今まで経験したことのない150km超の速球や打球スピードのため、打撃・守備双方で対応に苦しんだ。また、一塁手としてのライバルが190センチを超える、チーム最多のホームランを打つ強打者ということもあり出場機会も限られていた。結局、28試合の出場で98打席、打率.143、本塁打1本という結果に終わった。同年、韓国で開かれたWBSC U-18ワールドカップの中国代表に選ばれている。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりマイナーリーグ公式戦が中止となりプレーすることができなかった。11月にチームからリリースされた。
上海レッドイーグルス時代
2021年に、上海レッドイーグルスに加入した。 2023 ワールド・ベースボール・クラシックでは中国代表に初選出され、3試合に左翼手として出場したがノーヒットに終わった。
人物・プレースタイル
マイナー時代は一塁手、三塁手としてプレーしていたが、WBCでは外野手として出場している。
MLBDC時代に付けられたニックネームは"Coco"。
脚注
- ^ “《大名单》第3集寇永康:我们可以超越黄金一代”. 腾讯视频.在球场. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “侍ジャパンU18代表 最後は打線が爆発し、ワールドカップ出場権を確保!”. 高校野球ドットコム. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “YongKang Kou Stats, Fantasy & News”. MLB. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “釀酒人一次簽下3名大陸球員 大陸棒球史上第一次”. ETToday運動雲. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “挑战MLB的19岁小将寇永康:第一轰只是开始 新赛季要再进步”. 腾讯体育. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “KOU yongkang”. WBSC. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “2023 WBC Player Hitting Stats China”. MLB.com. 2023年3月20日閲覧。