Kosuke Suzuki
Quick Facts
Biography
ランボー宏輔(ランボー こうすけ、1984年3月5日 - )は、日本の男性総合格闘家。千葉県八千代市出身。パラエストラ千葉所属。柔道二段。
修斗バンタム級の2010年度新人王である。また、その鍛え上げられた肉体から「フィジカル十段」と呼ばれる。
来歴
2009年9月27日、全日本アマ修斗に出場。バンタム級(-56kg)準決勝戦で後に2010年度修斗フライ級新人王となる加藤昌良(マッチョ・ザ・バタフライ)と対戦し、判定勝ち。同決勝戦では本間祐輔と対戦し、判定負け。準優勝に終わる。
2010年1月23日、プロ修斗デビュー戦となる2010年度新人王決定トーナメント1回戦で金内雄哉と対戦し、判定1-1でドローとなるが、規定によりランボーが2回戦に進出した。
2010年3月22日、プロ修斗2010年度新人王決定トーナメント2回戦で高野祥之と対戦し、判定3-0で勝利を収めた。
2010年6月6日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで井島裕彰と対戦し、飛びヒザ蹴りによるKO勝利。
2010年10月24日、プロ修斗2010年度新人王決定トーナメント準決勝戦で青山忍と対戦し、スタンドのパンチ連打でダウンを奪い、パウンドによるKO勝利。
2010年12月18日、プロ修斗2010年度新人王決定トーナメント決勝戦で本間祐輔と対戦し、KO勝利。アマチュア時代の雪辱を果たすとともに、2010年修斗バンタム級新人王となった。
2011年4月1日、プロ修斗バンタム級ワンマッチでオニボウズと対戦し、判定1-1でドローとなった。
2011年5月28日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで越智晴雄と対戦し、KO負け。プロ初黒星を喫した。
2011年9月4日、プロ修斗BORDER-season 3-「轟雷」でバンタム級ワンマッチとして渡辺健太郎と対戦し、1R終盤KO負け。
2012年1月21日、プロ修斗バンタム級 インフィニティトーナメント2012 1回戦にて、高野祥之と対戦し、判定2-0で勝利を収めた。ちなみに高野とはアマ時代を含め三度対戦しており、2勝1敗である。
2012年9月30日、プロ修斗バンタム級 インフィニティトーナメント2012 2回戦にて、戸澤真澄美と対戦し、判定負け。
2013年1月20日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで六本木洋と対戦し、判定3-0で勝利を収めた。
2013年4月21日、プロ修斗バンタム級ワンマッチでのぶ渡辺と対戦し、ネックシザースで勝利を収めた。この勝利により、4月22日付けでプロ修斗クラスAに昇格を果たした。
2013年8月25日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで萩原幸太郎と対戦し、判定2-0で勝利を収めた。この勝利により、修斗世界ランキング10位にランクインした。
2013年9月29日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで菅原雅顕と対戦し、スタンドのパンチで尻もちをつかせるなど優勢に立ち、判定3-0で勝利を収めた。この勝利により、修斗世界ランキングが8位にアップした。
2014年1月付けで世界ランキングが7位にアップした。
2014年1月13日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで梶川卓と対戦し、判定3-0で勝利を収めた。
2014年6月14日、ONE FCにてアドリアーノ・モラエスと対戦。試合はインドネシアのジャカルタで行われ、ランボーにとって初めての海外進出、そして初めての国際戦であったが、3R、肩固めで一本負け。
2015年2月11日、プロ修斗世界バンタム級挑戦者決定戦にて菅原雅顕と再戦。得意の打撃で攻めるも3R、スリーパーホールドによる一本負け。この試合はヒジ打ち有のルールで行われた。
2015年5月3日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで元同級・元フェザー級世界王者マモルと対戦。判定1-1でドロー。
2015年9月19日、シュートボクシングに初参戦し、スーパーバンタム級1位の植山征紀と対戦。1Rにパンチの連打でスタンディングダウンを奪うも、2R飛び膝蹴りで逆転KO負け。
2015年12月20日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで同級6位の北原史寛と対戦。3R判定3-0で勝利。この勝利により、修斗世界ランキング2位に返り咲いた。勝利者インタビューでは「エイドリアーン!」と映画ロッキーのセリフを叫んだ。
2016年4月23日、プロ修斗バンタム級ワンマッチで元パンクラスフェザー級王者であり元DEEP (格闘技団体)バンタム級王者の前田吉朗と対戦。1Rにフックでダウンを奪うものの、2Rスリーパーホールドで一本負け。この試合はケージにて行われた。
2016年10月18日、DEEPフライ級で安谷屋智弘と対戦。1Rチョークスリーパーで一本負け。この試合でDEEP初参戦を果たす。
2016年12月17日、ストロー級に階級を落としてDEEP2戦目に挑み、石綱テツオに判定勝ち。
2017年5月13日、DEEPストロー級で越智晴雄と対戦。この試合は2011年5月以来6年振りの再戦であったが、0-3の判定負け。
2017年9月16日、DEEPフライ級で同級王者和田竜光とノンタイトル戦で対戦。2Rチョークスリーパーで一本負け。
2018年4月28日、DEEPストロー級で村元友太郎と対戦。0-3の判定負け。
2018年10月27日、DEEPフライ級で石神保貴と対戦、2Rフロントチョークで一本勝ち。実に5年半ぶり二度目のサブミッションによる勝利となった。
人物・エピソード
- 柔術は紫帯の腕前である。
- リングネームの由来は映画「ランボー」であり、試合時は迷彩柄のトランクスを着用し、モデルガンを持って入場する。
- 金色のメッシュの入ったヘアスタイルがトレードマークである。
- 千葉県立犢橋高等学校出身であり、木村拓哉(東京都立代々木高等学校定時制へ転校)、マツコ・デラックスらの後輩にあたる。
- 2011年3月3日放送のFIGHTING TV サムライの情報番組「Sアリーナ格闘ジャングル2」にて座右の銘を記入形式で尋ねられた際、「これなんですか?」と記入した。ちなみに、特技については「森との一体化」と回答していた。
- また、上記番組の収録には堀口恭司、佐々木憂流迦とともに2010年度修斗新人王トリオとして出演したが、ゲストの席が二人分しか用意されておらず、トリオの中で最年長のランボーのみ他の出演者の後ろに立つ事となった。
- ランボーを紹介する多くのプロフィールにおいて、誕生日が10月22日、出身が千葉市となっているが、これは間違いである。
- 障害者福祉団体である、NPO法人あすぴれんとの理事を務めている。
戦績
プロ総合格闘技
総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
25 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
13 勝 | 3 | 2 | 8 | 0 | 3 | 0 |
10 敗 | 2 | 5 | 3 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 石神保貴 | 2R 1:49 フロントチョーク | DEEP 86 IMPACT | 2018年10月27日 |
× | 村元友太郎 | 5分2R終了 判定0-3 | DEEP 83 IMPACT | 2018年4月28日 |
× | 和田竜光 | 2R 4:50 チョークスリーパー | DEEP 79 IMPACT | 2017年9月16日 |
× | 越智晴雄 | 5分3R終了 判定0-3 | DEEP CAGE IMPACT 2017 | 2017年5月13日 |
○ | 石綱テツオ | 5分3R終了 判定3-0 | DEEP CAGE IMPACT 2016 | 2016年12月17日 |
× | 安谷屋智弘 | 1R 3:05 チョークスリーパー | DEEP CAGE IMPACT 2016 in KORAKUEN HALL | 2016年10月18日 |
× | 前田吉朗 | 2R 2:43 スリーパーホールド | 修斗 MOBSTYLES Presents FIGHT & MOSH | 2016年4月23日 |
○ | 北原史寛 | 5分3R終了 判定3-0 | 修斗 インフィニティリーグ2015フェザー級最終戦 | 2015年12月20日 |
△ | マモル | 5分3R終了 判定1-1 | 修斗 MOBSTYLES 15th Anniversary TOUR FIGHT & MOSH | 2015年5月3日 |
× | 菅原雅顕 | 3R 4:06 スリーパーホールド | 修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.18 | 2015年2月11日 |
× | アドリアーノ・モラエス | 3R 1:25 肩固め | ONE FC 17: Era of Champions | 2014年6月14日 |
○ | 梶川卓 | 5分2R終了 判定3-0 | 修斗 2014年第1戦 | 2014年1月13日 |
○ | 菅原雅顕 | 5分3R終了 判定3-0 | 修斗 2013年第4戦 | 2013年9月29日 |
○ | 萩原幸太郎 | 5分3R終了 判定2-0 | 修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.15 | 2013年8月25日 |
○ | のぶ渡辺 | 3R 3:46 ネックシザース | 修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.14 ~東日本大震災復興支援チャリティ~ | 2013年4月21日 |
○ | 六本木洋 | 5分2R終了 判定3-0 | 修斗 2013年第1戦 | 2013年1月20日 |
× | 戸澤真澄美 | 5分2R終了 判定0-3 | 修斗 ~東日本大震災復興支援チャリティ~ 【バンタム級インフィニティトーナメント2012 2回戦】 | 2012年9月30日 |
○ | 高野祥之 | 5分2R終了 判定2-0 | 修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.8 【バンタム級インフィニティトーナメント2012 1回戦】 | 2012年1月21日 |
× | 渡辺健太郎 | 1R 4:48 KO | 修斗 BORDER -season 3- 「轟雷」 | 2011年9月4日 |
× | 越智晴雄 | 2R 2:10 KO(左フック→パウンド) | 修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.6 ~東日本大震災支援チャリティ~ | 2011年5月28日 |
△ | オニボウズ | 5分2R終了 判定1-1 | 修斗 SHOOTOR’S LEGACY 02 | 2011年4月1日 |
○ | 本間祐輔 | 1R 4:52 KO(右ストレート→パウンド) | 修斗 THE ROOKIE TOURNAMENT 10 FINAL 【新人王決定トーナメント バンタム級 決勝】 | 2010年12月18日 |
○ | 青山忍 | 1R 1:57 KO(パンチ連打→パウンド) | 修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.21 【新人王決定トーナメント バンタム級 準決勝】 | 2010年10月24日 |
○ | 井島裕彰 | 2R 3:51 KO(飛びヒザ蹴り) | 修斗 SHOOTING DISCO 12~Stand by Me~ | 2010年6月6日 |
○ | 高野祥之 | 5分2R終了 判定3-0 | 修斗 The Way of SHOOTO 02~Like a Tiger、Like a Dragon~ 【新人王決定トーナメント バンタム級 2回戦】 | 2010年3月22日 |
△ | 金内雄哉 | 5分2R終了 判定0-0(優勢2-1でランボーが2回戦進出) | 修斗The Way of SHOOTO~Like a Tiger、Like a Dragon~ 【新人王決定トーナメント バンタム級 1回戦】 | 2010年1月23日 |
キックボクシング
キックボクシング 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
0 勝 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
1 敗 | 1 | 0 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 植山征紀 | 2R 1:45 KO(飛び膝蹴り) | SHOOT BOXING2015~SB30th Anniversary~ act.4 | 2015年9月19日 |
アマチュア総合格闘技
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 本間祐輔 | 3分2R終了 判定39-46 | 第16回全日本アマチュア修斗選手権 【バンタム級 決勝戦】 | 2009年9月27日 |
○ | 加藤昌良 | 4分1R終了 判定26-21 | 第16回全日本アマチュア修斗選手権 【バンタム級 準決勝戦】 | 2009年9月27日 |
○ | 北島進 | 4分1R終了 判定30-21 | 第16回全日本アマチュア修斗選手権 【バンタム級 2回戦】 | 2009年9月27日 |
○ | 三谷敏生 | 1R 0:36 ストレートアームバー | 第16回全日本アマチュア修斗選手権 【バンタム級 1回戦】 | 2009年9月27日 |
○ | 藤井徹 | 2R 0:45 ネックシザース | 第8回関東アマチュア修斗選手権 【バンタム級 決勝戦】 | 2009年6月21日 |
○ | 内野晃宏 | 1R 3:47 フロント・スリーパーホールド | 第8回関東アマチュア修斗選手権 【バンタム級 準決勝戦】 | 2009年6月21日 |
○ | 呑谷尚平 | 1R 2:34 フロント・スリーパーホールド | 第8回関東アマチュア修斗選手権 【バンタム級 2回戦】 | 2009年6月21日 |
× | 高野祥之 | 1R 0:31 フロント・スリーパーホールド | 第5回東日本アマチュア修斗オープントーナメント 【バンタム級 決勝】 | 2008年12月21日 |
○ | 蒔田伸吾 | 1R 2:40 KO | 第5回東日本アマチュア修斗オープントーナメント 【バンタム級 準決勝】 | 2008年12月21日 |
○ | 横田泰直 | 1R 2:39 チキンウィングアームロック | 第5回東日本アマチュア修斗オープントーナメント 【バンタム級 2回戦】 | 2008年12月21日 |
○ | 荻窪祐輔 | 4分1R終了 判定32-22 | 第5回東日本アマチュア修斗オープントーナメント 【バンタム級 1回戦】 | 2008年12月21日 |
獲得タイトル
- 第5回東日本アマチュア修斗オープントーナメント バンタム級 準優勝(2008年)
- 第8回関東アマチュア修斗選手権 バンタム級 優勝(2009年)
- 第16回全日本アマチュア修斗選手権 バンタム級 準優勝(2009年)
- 修斗バンタム級新人王(2010年)
表彰
- 修斗 敢闘賞(2010年)
脚注
- ^ 鈴木宏輔 鈴木 宏輔 - FIGHTS SPIRAL 2010年4月1日
- ^ 【修斗】佐藤ルミナの愛弟子・土屋大喜が接戦を制して環太平洋王者に! 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年1月23日
- ^ 【修斗】勝村周一朗が無敗王者の上田将勝に一本勝ち!世界チャンピオンの座に就く 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年3月22日
- ^ 【修斗】松本輝之が世界ランカー対決で一本勝ち!柳沢雅樹も秒殺一本 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年6月6日
- ^ 鈴木宏輔 鈴木 宏輔 - FIGHTS SPIRAL
- ^ 【修斗】3年連続でクレイジービーから新人王&MVPが誕生!元世界王者・門脇が矢地に判定勝利 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月18日
- ^ 【修斗】現役パンクラス王者・清水清隆が貫禄の勝利!セミファイナルで美木航が一本勝ち 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年4月1日
- ^ 【修斗】冨樫健一郎が“打たせず打つ”戦法で復帰戦を勝利で飾る 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年5月28日
- ^ プロ修斗 9/4 TK主催興行 試合結果 日本修斗協会・公式ウェブサイト・ 2011年9月4日
- ^ 【修斗】クラスBトーナメント開幕!ランボー宏輔、小野島恒太らが勝利 格闘技ウェブマガジンGBR 2012年1月21日
- ^ 【修斗】山上が一本勝ちで初防衛!石渡は大激闘の末に宇野を破る(2) 格闘技ウェブマガジンGBR 2012年9月30日
- ^ 【修斗】佐々木憂流加が新王者に!「堀口と世界戦やりたい」 eFight 【イーファイト】2013年1月20日
- ^ 【修斗】 佐々木憂流迦、小野島恒太に判定2-0で勝利:4.21 新宿バウトレビュー - REPORTS 2013年4月21日
- ^ 【修斗】世界ランカー対決は猿丸が壮絶打撃戦を制す eFight 【イーファイト】 2013年8月26日
- ^ 【修斗】世界ウェルター級王者・弘中邦佳が新スタイルで2度目の防衛に成功 eFight 【イーファイト】2013年9月29日