Kento Hatanaka
Quick Facts
Biography
畑中 建人(はたなか けんと、1998年5月11日 - )は、日本のプロボクサー。愛知県名古屋市出身。SOUL BOX畑中ボクシングジム所属。トレーナーは石原英康。現WBOアジアパシフィックフライ級王者。
人物
父は元WBC世界スーパーバンタム級王者畑中清詞。
2022年に結婚。
来歴
中学2年からボクシングを始めて、中京高校に進学。
2016年11月27日、あいおいホールで村上貴秋とスーパーフライ級4回戦を戦い、1回1分43秒TKO勝ちを収めてデビュー戦を白星で飾った。
2018年9月24日、武田テバオーシャンアリーナでアプリリャント・ルマーパサルとWBC世界フライ級ユース王座決定戦を行い、5回1分56秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2019年3月16日、岐阜メモリアルセンター「で愛ドーム」でペットソンセン・ロンリアングリーラ・コーラと対戦し、8回1分44秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功した。
2019年8月24日、武田テバオーシャンアリーナでWBC世界ライトフライ級10位のジェイセバー・アブシードと対戦、試合はダウンの応酬となり、連続KOはストップしたが10回3-0(95-93、96-93、96-92)で判定勝ちを収めた。
2020年2月11日、刈谷市産業振興センターでローランド・ジョイ・ビエンディーマと対戦し、2週間前に左肋骨を痛めた状態であったが10回3-0(99-90×2、98-91)で判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。
2022年12月11日、1年3ヶ月ぶりの試合を武田テバオーシャンアリーナで浅海勝太と対戦し、8回3-0(77-75×3)の判定勝ちを収めた。
2023年5月21日、パロマ瑞穂アリーナでタイフライ級3位のチャワドン・ムアンスックと対戦し、3回1分24秒KO勝ちを収めた。
2023年9月9日、名古屋国際会議場イベントホールでWBOアジアパシフィックフライ級3位の宝珠山晃とWBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦を行い、12回3-0(114-113、115-112×2)で判定勝ちを収め、王座を獲得した。
戦績
- プロボクシング - 15戦15勝(10KO)無敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2016年11月27日 | ☆ | 1R 1:43 | TKO | 村上貴秋(結花) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2016年12月31日 | ☆ | 2R 1:03 | TKO | 浅原幸裕(斉藤) | 日本 | |
3 | 2017年5月20日 | ☆ | 3R 1:27 | TKO | ワチャラポン・シットサイトーン | タイ | |
4 | 2017年9月3日 | ☆ | 4R 2:25 | TKO | チャンチャイ・サイトーンジム | タイ | |
5 | 2018年3月31日 | ☆ | 5R 2:15 | TKO | 松井謙太(三河) | 日本 | |
6 | 2018年5月20日 | ☆ | 3R 0:40 | TKO | ジャイペッチ・チャイヨンジム | タイ | |
7 | 2018年9月24日 | ☆ | 5R 1:56 | TKO | アプリリャント・ルマーパサル | インドネシア | WBC世界フライ級ユース王座決定戦 |
8 | 2019年3月16日 | ☆ | 8R 1:44 | TKO | ペットソンセン・ロンリアングリーラ・コーラ | タイ | WBC世界ユース王座防衛1 |
9 | 2019年7月20日 | ☆ | 1R 2:11 | KO | トマス・トペ・フレク | インドネシア | |
10 | 2019年8月24日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ジェイセバー・アブシード | フィリピン | |
11 | 2020年2月11日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ローランド・ジェイ・ビエンディーマ | フィリピン | WBC世界ユース王座防衛2 |
12 | 2021年9月5日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 須藤大介(三迫) | 日本 | |
13 | 2022年12月11日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 浅海勝太(ハラダ) | 日本 | |
14 | 2023年5月21日 | ☆ | 3R 1:24 | KO | チャワドン・ムアンスック | タイ | |
15 | 2023年9月9日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | 宝珠山晃(三迫) | 日本 | WBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦 |
16 | 2024年8月12日 | - | - | - | タナンチャイ・ナコンルアンプロモーション | タイ | 試合前 |
テンプレート |
獲得タイトル
- WBC世界フライ級ユース王座(防衛2=返上)
- WBOアジアパシフィックフライ級王座(防衛0)
脚注
- ^ 畑中建人選手(中京高3)がプロボクサーに【清詞会長と親子鷹で】 東濃ニュース 土岐市・瑞浪市版 2016年10月12日
- ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】フライ級 (50.80 kg以下) BOXINGアンテナ
- ^ 元世界王者の父持つ畑中建人が初戴冠 7戦7勝7KO「うれしいです」 デイリースポーツ 2018年9月24日
- ^ “【ボクシング】元世界王者・畑中清詞会長のジュニア建人が14連勝で結婚明かし「強い父親に」”. 日刊スポーツ (2023年5月21日). 2024年2月25日閲覧。
- ^ 親子2代での世界王者狙う ボクシングの畑中 産経フォト 2016年10月14日
- ^ 急増する親子ボクサー。2世たちの奮闘に注目。~辰吉、畑中、平仲……闘う遺伝子~ NumberWeb 2015年6月28日
- ^ 元世界王者の長男、畑中建人が初回TKOプロデビュー Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月28日
- ^ 2016年11月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 畑中ジュニアが7連続KO勝ち WBCユース王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年9月24日
- ^ 畑中Jrデビュー7連続KO 父子世界王者へ通過点 日刊スポーツ 2018年9月25日
- ^ 畑中建人が8連続KO勝ち WBCユース王座防衛 Boxing News(ボクシングニュース)2019年3月16日
- ^ 畑中建人ダウン応酬制す WBC11位に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年8月24日
- ^ “プリンス”畑中建人がWBCユース・フライ級V2 年内に日本、東洋太平洋タイトル目指す Boxing News(ボクシングニュース)2020年2月12日
関連項目
- 男子ボクサー一覧
- 日本のボクシング地域王者一覧
- 世界ボクシング機構アジア太平洋王者一覧