Kenneth Javier Pulgar-Vidal Tanaka

ケネス・プルガー・ヴィダル・田中 (Kenneth Javier Pulgar-Vidal Tanaka、1991年6月15日 - )はアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の映画監督・音響監督・脚本家。日系四世。英語、スペイン語、フランス語を話すトライリンガルである。父方にはペルーの革命家・地理学者である、ハヴィエル・プルガーヴィダルを祖父に持つ。

シカゴ生まれ。中学時代を南フランス地方のプロヴァンスで過ごす。大学時代は国境なき医師団の一員として緊急医療活動にあたる医師になるという夢を携え医学部に進学。その一方で当時フランスとアメリカ間で離れ離れであった父親の勧めで観た庵野秀明監督作品、新世紀エヴァンゲリオン及び新海誠作品、ほしのこえの素晴らしさに衝撃を受け、医学を放棄。急遽シカゴ私立大学文学部に進学し直すことを決断する。2018年、シナジー・インターナショナル・クリエイティブズ合同会社を設立。

2021年、ロンドン脚本家コンクールで優勝を果たす。 近年では、ルパン三世 TV第1シリーズ英語版脚本のローカリゼーションを担当。ハリウッド業界のアニメ地位向上にも力を注ぐ。

映画

• ザ・エスケープ（2016年）‐監督・脚本・編集　
• 夢の叶う場所（2016年）‐監督・脚本・編集
• GPSちゃん（2018年）‐監督・脚本・編集
• シナプス（2019年） ‐監督・脚本
• ハーモニア（2021年）‐脚本
• NPC（2021年）‐脚本

TVシリーズ

• 第85回ハリウッド・クリスマス・パレード（2017年、CW） -スチール写真家
• 第86回ハリウッド・クリスマス・パレード（2017年、CW） -スチール写真家
• カウチポテト・クロニクルズ（2018年）‐撮影監督

ミュージックビデオ

• ４０ビロー・クリック（2014年）‐監督
• ファイナル・ウィン（2015年）‐監督
• Ki-Yo：イフ・ユー・ウォナ・メーク・イット（2015年）- 監督・編集
• ノーウェア・イズ・ヒア (2015) - 監督・編集
• ウィッシング・カバー（2017年） ‐企画・監督・編集
• Ki-Yo：無限大∞（2017年）- 監督・編集

吹替演出

• 雷電V（2016年、MOSS) ‐ 英語版吹替演出・キャスティング
• からかい上手の高木さん（2019年、赤城博昭監督、Netflix番組）-英語版吹替演出
• 毎日1人死ぬ村のおわり・鬼の村から脱出 第1話～第6話迄 (2019、まいぜんシスターズ) -英語版吹替演出

ネイティブチェック・ローカリゼーション

• リトル・ティアラズ（2018年、メルニッツア　アニメーション　スタジオ　-英語吹替版脚本ローカリゼーション担当
• ルパン三世 PART5（2018年、トムス・エンタテインメント） ‐英語吹替版脚本ローカリゼーション担当
• ルパン三世 PART1 第6話～第10話迄（2021年、トムス・エンタテインメント） ‐英語吹替版脚本ローカリゼーション担当
• フォロワーズ（2019年、蜷川実花監督・Netflix番組）-英語吹替版脚本ローカリゼーション担当

• 斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編（2019年、桜井 弘明監督、Netflix番組）-英語吹替版脚本ローカリゼーション担当
• 虫籠のカガステル（2019年、千明 孝一監督、Netflix番組）-英語吹替版脚本ローカリゼーション担当
• 英雄伝説 閃の軌跡 プレミアム3Dミュージカル（2017年、日本ファルコム） - 英語版翻訳・字幕・スポッティング担当

• 星埜李奈