Ken'ichi Ōta

太田 健一（おおた けんいち、1918年 - 1944年?）は、栃木県出身のプロ野球選手（一塁手、外野手）。

栃木市出身。早稲田実業では甲子園に4回出場（春1回〔1936年〕、夏3回〔1934年,1935年,1936年〕）。1935年夏にベスト4に貢献。ポジションは、一塁手と右翼手の併用だった。早実の同期に望月潤一（後にイーグルスでチームメイトだった）がいる。

1937年に望月と共に、その年結成されたイーグルスへ入団。主に外野手として出場し、勝負強い打撃に定評があった。選球眼に優れ、三振の倍近い数の四球を記録に残している。

1940年シーズン終了後に応召される。1944年（正確な月日は不明）にビルマで戦死した。数え27歳没。東京ドーム敷地内にある鎮魂の碑に、彼の名前が刻まれている。

太田の甥に当たる人物によれば、「太田は声が大きく、はつらつとした快男児で、あこがれました」と太田の人物像について語っている。

年度別打撃成績

• イーグルスは、1940年途中に黒鷲（黒鷲軍）に球団名を変更

背番号

• 6 （1937年 - 1940年）

1. ^ 野球回廊（太田健一のページ）
2. ^ 1940年黒鷲スタメンアーカイブ
3. ^ 鎮魂の碑（野球殿堂博物館）
4. ^ 下野新聞、2012年7月1日記事。プロ野球の礎築く故太田健一選手　おいの元校長が足跡を調査
5. ^ 戦没野球選手慰霊（沢村栄治記念館）
6. ^ 大和 背番号6 - 背番号Maniax -

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