Quick Facts
Biography
小笠原 和彦（おがさわら かずひこ、1959年12月12日 - ）は、静岡県清水市（現・静岡市清水区）出身の空手家（八段）。創天会・千歳烏山道場代表、押忍闘夢所属、究道会館最高師範。
来歴
元極真会館城西支部所属。得意技の飛び後ろ蹴りを武器に、1983年に行われた第15回全日本空手道選手権大会で準優勝。 以降も、第16回大会では第5位に、第18回大会では第7位に入賞。 1984年11月18日、百人組手に挑戦するも43人で失敗に終わった。
2002年1月6日、ZERO-ONE後楽園ホール興行に乱入し、試合後の橋本真也に「お前の蹴りには蝿が止まる」と喧嘩を売った事がきっかけでプロレスに進出。 同年3月2日、ZERO-ONE両国国技館興行での対崔リョウジ戦でプロレスデビューを果たした。 また、2002年度プロレス大賞新人賞も受賞した。
2004年、ハッスルがスタートした当初は、覆面レスラーのゼブラーマンに扮して登場。 貧弱かつ奇妙な特訓を行うキャラクターを演じ、興行の度に、映画『ゼブラーマン』で主演を務めた哀川翔も応援に駆けつけた。
以降は、ZERO1-MAX、ユニオンプロレスで空手軍を結成し、リアルジャパンプロレスなど様々な団体で活躍。 空手道場創天会館長も務め、プロレス団体「押忍闘夢」（ストーム）を旗揚げした。 2015年には、初代タイガーマスクと10年ぶりに試合を行った。
のちに創天会代表を務め、押忍闘夢に所属。究道会館の最高師範にも就任している。 ※特注：一時期、究道会館・北海道支部長という肩書きが出ていたが、それは究道会館・北海道支部設立のために名義貸しをしただけであり、小笠原本人は一度も北海道に在住したことはない。
2017年3月、長らく休眠していた極真城西三鷹道場を15年ぶりに再発進することを表明した。
人物
大山倍達は「大会が始まって強いものを挙げるとするならば、まず小笠原は文句ないだろうね」と小笠原を評したという。
タイトル履歴
- 城西大会（極真会館）優勝2回
- 第1回神奈川空手道選手権大会（極真会館）第4位
- 第1回全関東空手道選手権大会（極真会館）敢闘賞
- 第1回全東海空手道選手権大会（極真会館）優勝
- 第15回全日本空手道選手権大会（極真会館）準優勝
- 第16回全日本空手道選手権大会（極真会館）第5位
- 第18回全日本空手道選手権大会（極真会館）第7位
- 第3回全世界空手道選手権大会（極真会館）ベスト16／試し割り：第2位
- 第4回全世界空手道選手権大会（極真会館）出場
- キャプチャー・インターナショナル王座（第7代）
入場曲
- 「出陣 〜Dead or Alive〜」（「一撃 〜極真への道〜」より）
関連人物
- 大山倍達
- 真樹日佐夫
- 中村誠
- 大西靖人
- 大山茂
- 山田雅稔
- 松井章圭
- 黒澤浩樹
- 堀池典久
- 橋本真也
- 藤原喜明
脚注
関連項目
- 空手家一覧
- プロレスラー一覧