Katsutoshi Tie
Quick Facts
Biography
泰 勝利(たい かつとし、2003年11月11日 - )は、鹿児島県大島郡瀬戸内町出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
経歴
プロ入り前
小学校4年生の時から野球を始める。進学した瀬戸内町立阿木名中学校には野球部がなかったため、野球経験の無い父と、ソフトボール経験者である母のサポートのもとで練習していた。
姉がかつて神村学園高等部の女子野球部に所属していた縁もあり、同校に進学。1年夏にチームは第101回全国高等学校野球選手権大会に出場したが、自身はベンチ外であった。2年秋からベンチ入りしてエースとなる。3年夏は鹿児島県大会でベスト4まで勝ち上がり、準決勝で鹿児島実業と対戦。初回に自己最速を更新する150km/hを記録したが、1点リードの9回裏に追いつかれ、3点リードで迎えた延長10回裏に2失点しこの回途中で降板。後続が打たれ逆転サヨナラ負けを喫した。高校3年間で甲子園出場はなかった。1学年上に桑原秀侍がいた。
その後、2021年9月10日にプロ志望届を提出。10月11日に行われたドラフト会議にて、東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けた。ドラフト当日は両親と共に速報ドラフト会議2021 THE運命の1日に出演。中学時代に父の運転する海上タクシーの上でシャドーピッチングをしたり、海に向かってバッティング練習をしている映像が流れた。11月8日に契約金3500万円、年俸550万円で基本合意。奄美大島出身のプロ野球選手は1987年の亀山努以来であった。背番号は59。
楽天時代
2022年は、体作りに励み、8月26日にイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦で先発し1イニングを投げ初登板し、2試合に登板した。シーズン終了後はフェニックス・リーグに参加。オフには松井裕樹に弟子入りし合同自主トレを行った。
選手としての特徴
最速150km/hのストレートにスライダー、カットボール、チェンジアップを交える。
詳細情報
背番号
- 59(2022年 - )
脚注
- ^ “楽天 - 契約更改 - プロ野球”.日刊スポーツ. 2023年11月10日閲覧。
- ^ “中学時代の練習相手は両親のみ。神村学園の異色球児は鹿児島ナンバーワン左腕となった”. web Sportiva (2021年7月28日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “神村学園、夏「3連覇」逃す 延長十回に逆転サヨナラ”. 朝日新聞デジタル (2021年7月24日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “2021年|プロ野球志望届提出者一覧|公益財団法人日本高等学校野球連盟”. www.jhbf.or.jp. 2021年11月29日閲覧。
- ^ “奄美大島出身の神村学園・泰 楽天4位 中学時代「野球部」も部員1人…大自然生かした独自練習法”. スポニチ Sponichi Annex (2021年10月11日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “【ドラフト】離島から楽天4位神村学園・泰勝利、船上で投げ海へ打った日々”. 日刊スポーツ (2021年10月11日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “「宇宙人と呼ばれたい」楽天4位泰勝利が入団合意 契約金で妹の夢後押し”. 日刊スポーツ (2021年11月8日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “【ドラフト】奄美大島出身の神村学園・泰勝利が楽天4位 元阪神亀山努以来”. 日刊スポーツ (2021年10月11日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “楽天が新人の背番号発表 D1位・吉野は9、D2位・安田は55”.サンケイスポーツ (2021年12月4日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ “【ファーム】平沢大河が勝ち越し打! 後半に打線が奮起した千葉ロッテが勝利”.パ・リーグ.com (2022年8月26日). 2023年7月14日閲覧。
- ^ “【楽天担当2023ブレイク予報】19歳魅惑のサウスポー・泰勝利は松井裕樹の後継者になれるか”.スポーツ報知 (2022年1月2日). 2023年7月14日閲覧。
- ^ “【ドラフト】神村学園・泰勝利は楽天が4位指名 強気な父が命名”. 日刊スポーツ (2021年10月9日). 2021年11月29日閲覧。
関連項目
- 鹿児島県出身の人物一覧
- 東北楽天ゴールデンイーグルスの選手一覧