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Hiroo Izawa
The basics
Quick Facts
Places
Work field
Gender
Male
Birth
Place of birth
Tokyo, Japan
Age
86 years
Education
Kyoto University
The details (from wikipedia)
Biography
伊沢 紘生(いざわ こうせい、1939年 - )は、日本の霊長類学者、宮城教育大学名誉教授。
経歴
東京都生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学院博士課程を修了。1970年、「サバンナ・ウッドランドにおけるチンパンジーの単位集団とそれらの遊動について」で理学博士。日本モンキーセンター専任研究員を経て、1982年に宮城教育大学で助教授、教授を務め、2002年に定年退官、名誉教授となる。
宮城教育大学退任後は帝京科学大学生命環境学部教授となり、2010年に定年で退任。宮城のサル調査会会長を務める。
研究内容
1962年以来、白山、下北半島、金華山などで野生ニホンザルの生態調査を続け、1963年から1967年までは東アフリカの原野でチンパンジーを調査、1971年から2002年まではアマゾンで新世界ザルの生態調査を行う。白山での野生ニホンザル調査の結果を基に1982年に刊行した『ニホンザルの生態 豪雪の白山に野生を問う』では、従来ニホンザル研究で定説とされてきた「ボスザルを中心としたヒエラルキー社会」が野生ニホンザルでは見られないことを指摘し、ニホンザルの生態研究に一石を投じた。
著書
- 『さよならブルーシ』日本放送出版協会〈NHKブックスジュニア〉、1975年
- 『森と水のくにの動物たち』どうぶつ社、1979年
- 『ニホンザルの生態 豪雪の白山に野生を問う』どうぶつ社〈自然誌選書〉、1982年
- 『アマゾン探検記』どうぶつ社、1983年
- 『アマゾン動物記』どうぶつ社〈自然誌選書〉、1985年
- 『ニホンザルの生活』(絵・内山安二、 毎日小学生新聞編)現代書館〈知る知るシリーズ〉、1986年
- 『野性に聴く サルと自然と人間と』径書房〈こみち双書 自然の本〉、1986年
- 『ニホンザルの山 森の新聞』フレーベル館、1997年
- 『野生ニホンザルの研究』どうぶつ社、2009年
編著
- 『下北のサル』どうぶつ社〈自然誌選書〉、1981年
- 『日本動物大百科 第2巻 哺乳類 2』川道武男、粕谷俊雄共編、平凡社、1996年
- 『サル対策完全マニュアル』宮城のサル調査会共著、どうぶつ社、2005年
翻訳
- ロバート・アードレイ『アフリカ創世記 殺戮と闘争の人類史』徳田喜三郎・森本佳樹共訳、筑摩書房、1973年
- ヘレン・E・フィッシャー『結婚の起源 女と男の関係の人類学』熊田清子共訳、どうぶつ社〈自然誌選書〉、1983年
- シドニー・L.W.メレン『愛の起源』熊田清子共訳、どうぶつ社〈自然誌選書〉、1985年
- ジョン・R.ネイピア, プルー・H.ネイピア『世界の霊長類』どうぶつ社〈自然誌選書〉、1987年
参考
- [ISBN 978-4-88622-338-8]
脚注
- ^ 鈴木京一 (2012年10月14日). “〈本の舞台裏〉どうぶつ社の36年”. 本のニュース.朝日新聞社. 2014年6月9日閲覧。
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