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Japan
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Harushige Ninomiya
Japanese military personnel

Harushige Ninomiya

The basics

Quick Facts

Intro
Japanese military personnel
Places
Work field
Gender
Male
Age
66 years
Awards
Order of the Rising Sun, 3rd class
 
The details (from wikipedia)

Biography

二宮治重

二宮 治重(にのみや はるしげ、1879年(明治12年)2月17日 - 1945年(昭和20年)2月17日)は、日本の陸軍軍人、政治家。最終階級は陸軍中将。文部大臣。

経歴

岡山県出身。二宮成重の三男として生まれる。母は松平紀伊守娘の志乃。次兄に重友、養子に三郎(森定次郎の三男)がいる。岡山中学校を経て、1898年(明治31年)12月、士官候補生となる。1900年(明治33年)11月、陸軍士官学校(12期)を卒業。翌年6月、歩兵少尉に任官し歩兵第20連隊付となる。1904年(明治37年)5月、歩兵第20連隊中隊長となり、1906年(明治39年)1月まで日露戦争に出征した。1910年(明治43年)11月、陸軍大学校(22期)を優等で卒業。

1910年12月、参謀本部部員、1912年(大正元年)9月、イギリス駐在となり、1913年(大正2年)8月、歩兵少佐に昇進。1915年(大正4年)11月、教育総監部付(臨時軍事調査委員)となり、1917年(大正6年)8月、歩兵中佐に進級し陸相秘書官に発令され、大島健一陸軍大臣に仕えた。1918年(大正7年)7月、陸軍省軍務局課員となり、欧州出張(パリ講和会議随員)、陸大教官、兼参謀本部員などを歴任。1921年(大正10年)6月、歩兵大佐に昇進し参謀本部総務部第1課長に就任した。

1923年(大正12年)3月、近衛歩兵第3連隊長に発令された。1925年(大正14年)5月、陸軍少将に進級しイギリス大使館付武官となった。1927年(昭和2年)7月、歩兵第2旅団長に就任し、参謀本部付、同第2部長、同総務部長を経て、1930年(昭和5年)8月、陸軍中将に進み、同年12月、参謀次長となる。

小磯國昭、杉山元、建川美次らとともに、二宮と同郷である宇垣一成の側近として知られる。宇垣内閣樹立をめざすクーデター計画である1931年(昭和6年)の三月事件の首謀者の一人でもあった。しかし1931年(昭和6年)11月、荒木貞夫が陸相に、1932年(昭和7年)1月に真崎甚三郎が参謀次長に就任し、いわゆる皇道派が陸軍中央を握ると、彼等は宇垣閥の排除を開始。二宮は1932年(昭和7年)1月、第5師団長に親補されるが、結局、1934年(昭和9年)3月、予備役に編入された。

二宮は小磯、杉山らと異なり、能吏型の軍官僚として宇垣を支え、同じタイプの梅津美治郎、永田鉄山の台頭にも力を添えたが、その手腕を皇道派に忌避され、他の宇垣側近と比較しても貧乏籤を引かされる結果となった。

その後、1936年(昭和11年)9月、鮮満拓殖会社総裁に就任。さらに、1940年(昭和15年)6月、満州拓殖公社総裁となった。1944年(昭和19年)7月に小磯に対し組閣の大命が降下すると、その相談役として活動。小磯内閣の文部大臣に就任するが、翌年2月に病のため辞職、その一週間後に東京帝大病院坂口内科で没した。

栄典

位階
  • 1901年(明治34年)10月10日 - 正八位
  • 1904年(明治37年)2月19日 - 従七位
  • 1905年(明治38年)8月11日 - 正七位
  • 1910年(明治43年)9月30日 - 従六位
  • 1915年(大正4年)10月30日 - 正六位
  • 1920年(大正9年)11月30日 - 従五位
  • 1932年(昭和7年)6月15日 - 正四位
勲章
  • 1920年(大正9年)9月7日 - 旭日中綬章
  • 1940年(昭和15年)8月15日 - 紀元二千六百年祝典記念章

脚注

  1. ^ 『朝日新聞』 1945年2月19日
  2. ^ 『官報』第5484号「叙任及辞令」1901年10月11日。
  3. ^ 『官報』第6188号「叙任及辞令」1904年2月20日。
  4. ^ 『官報』第6640号「叙任及辞令」1905年8月17日。
  5. ^ 『官報』第8185号「叙任及辞令」1910年10月1日。
  6. ^ 『官報』第976号「叙任及辞令」1915年11月1日。
  7. ^ 『官報』第2500号「叙任及辞令」1920年12月1日。
  8. ^ 『官報』第1646号「叙任及辞令」1932年6月27日。
  9. ^ 『官報』第2431号「授爵・叙任及辞令」1920年9月8日。
  10. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

関連項目

  • 三月事件


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