Fumika Kawagishi
Quick Facts
Biography
川岸 史果(かわぎし ふみか、1994年10月13日 - )は、神奈川県横浜市出身の日本の女子プロゴルファー。所属は加賀電子。父もプロゴルファー・川岸良兼。
経歴
1994年、川岸良兼の次女として誕生。「姉が始めたから一緒に」10歳でゴルフを始める。
アマチュア時代の主な成績として全国中学校選手権夏季大会優勝、全国高校選手権優勝、マスターズGCレディーストーナメント7位タイ等がある。日本大学高卒業後はプロテストに3度挑戦するも不合格で、同年代の鈴木愛、藤田光里、松森彩夏らに後れをとったが、2016年に4度目の受験で合格、JLPGA入会。同年の賞金ランク114位。12月には古傷の右足遊離軟骨を手術。
2017年は開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントでいきなり優勝争いを演じたが最終日に崩れ、アン・ソンジュに1打差の2位。アクサレディスゴルフトーナメントでも最終日を首位タイで迎えたが、若林舞衣子に逆転で優勝をさらわれ3位タイ。公式戦初出場となったワールドレディスチャンピオンシップでも2日目を終えて単独首位だったが、キム・ハヌルに逆転され4位に終わった。何度も優勝を逃してきたがマンシングウェアレディース東海クラシックでは首位と2打差の7位で最終日をスタートすると6連続バーディーなど自身ベストスコアの64をマークし、通算13アンダーでツアー初優勝。父・良兼はPGAツアーで6勝しており、父・娘優勝は史上初の快挙だった。同年はトップ10入り13回、賞金ランク7位と躍進し、賞金シードも獲得した。年末の日立3ツアーズ選手権にもLPGA代表として出場。
2018年はニッポンハムレディスクラシックで2位タイが最高。後半は予選落ちが続き、賞金ランク60位でシードを喪失した。
2019年はJLPGAツアーで賞金獲得なし。ステップアップツアーでは父の出身地である石川県小松市で開催された大会で優勝。
2023年はリシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメントin朝霧に於いて台風2号により1日目中止 2日目濃霧サスペンデッドの影響で27ホール短縮、最終ラウンド9ホールの短縮競技になった中1打差4位タイからスタートし9アンダーで並んだ佐久間朱莉とのプレーオフを制して6年ぶりのツアー2勝目を手にした。
人物・逸話
- 身長166㎝、血液型AB型。
- 父だけでなく、母・喜多麻子もプロゴルファー。
- 得意なクラブはミドルアイアン。2017年のドライビングディスタンス2位という飛距離も特徴。
ツアー優勝
JLPGAツアー(2)
No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位(タイ) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2017年9月15日 - 17日 | マンシングウェア東海クラシック | −13(67-72-64=203) | 2打差 | 比嘉真美子 |
2 | 2023年6月3日 - 4日 | リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメントin朝霧 | −9(67-32=99) | プレーオフ | 佐久間朱莉 |
ステップアップツアー(1)
- ツインフィールズレディーストーナメント(2019年5月)
脚注
注釈
- ^ 大会初日が台風2号による影響で雨天中止、2日目が濃霧によりサスペンデッドの為、27ホール短縮競技&セカンドカット。
出典
- ^ “選手プロフィール 川岸 史果”.日本ゴルフ協会. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “川岸良兼の娘史果も怪物だった、逆転で史上初父娘V”.日刊スポーツ. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “初優勝がスルリと… 川岸史果、痛恨の2位”.JLPGA. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “3位で発奮 代表6人、それぞれの人間模様”.JLPGA. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “川岸史果は「81」で予選落ち…昨季ツアー初優勝も1年でシード喪失”.ALBA. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “川岸史果 大歓声を背に鮮やか逆転V”.JLPGA. 2021年5月3日閲覧。
- ^ "川岸史果がプレーオフ制し涙の復活優勝「いろいろな思いこみ上げて…」キャディーの母と喜ぶ". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 4 June 2023. 2023年6月4日閲覧。
関連項目
- ゴルファー一覧
- 横浜市出身の人物一覧