Daisuke Sugiura
Quick Facts
Biography
杉浦 大輔(すぎうら だいすけ、1974年5月11日 - )は、埼玉県出身の元サッカー選手、現Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズ通訳兼コーチ。欧州サッカー連盟 (UEFA) 公認B級コーチライセンス取得。現役時代はストッパーやリベロでプレーした。
経歴
伊奈サッカー少年団時代、第10回全日本少年サッカー大会に出場しグループリーグで敗退。伊奈町立南中学校時代にはサッカー部キャプテンとして、1989年の埼玉県学徒総合体育大会でチームを県ベスト8へ導く。その時のポジションはセンターハーフ。
埼玉県立伊奈学園総合高校時代の1992年にはインターハイ出場、三浦淳宏擁する長崎県立国見高等学校に敗れている。また、1992年第47回国民体育大会に出場し4位。この時のポジションはDFもしくはMF。
東洋大学卒業後、ドイツへ留学。語学学校へ通いながら、ドイツ4部、5部リーグのいくつかのクラブに所属し、選手としてプレーしていた。3年目からは並行してケルン体育大学でスポーツ経営学とコーチング学を学び、修士課程にまで進んだ。
2006年6月、サンフレッチェ広島の織田秀和強化部長の通訳としてミハイロ・ペトロヴィッチとの監督契約交渉の場に出席する。これが縁でケルン体育大学を休学して日本に帰国し、ペトロヴィッチ監督やランコ・ポポヴィッチコーチの通訳に就任した。
通訳ではあるが、サッカー選手としての海外経験があること、コーチングを学んでいることなどから、就任当初から練習の補充メンバーや選手の相談役などを積極的に務め、実質的にはコーチとして働いていた。2009年にケルン体育大学を中退し正式にコーチ兼任となった。通訳からのコーチ就任は球団初である。この際ペトロヴィッチ監督から「本当は選手として契約したかったほどだ」とジョーク混じりに賞賛されている。
2012年、ペトロヴィッチの浦和レッドダイヤモンズ監督就任に伴い、自身としては地元でもある浦和へ通訳兼コーチとして移籍した。
指導歴
- 1999年 - 2006年 ケルン体育大学
- 2006年 - 2011年 サンフレッチェ広島
- 2006年 - 2008年 通訳
- 2009年 - 2011年 コーチ
- 2012年 - 浦和レッドダイヤモンズ
- 2012年 - コーチ(通訳兼任)
注釈
参考資料
- 「サンフレッチェを支える人々。」、『紫熊倶楽部』第108号、2007年2月、2011年12月28日閲覧。
- “杉浦通訳がコーチ兼任 一歩踏み込んだ伝達役”.中国新聞 (2009年1月29日). 2011年12月28日閲覧。
関連項目
- 埼玉県出身の人物一覧
- 浦和レッドダイヤモンズの選手一覧
外部リンク
- 浦和レッドダイヤモンズによる公式プロフィール
- 杉浦大輔 (@DaisukeKoeln) - Twitter