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Filipino baseball player
Adelano Rivera
The basics
Quick Facts
Intro
Filipino baseball player
Places
Gender
Male
Birth
Age
35 years
Stats
Height:
173 cm
Weight:
64 kg
Sports Teams
Yomiuri Giants
The details (from wikipedia)
Biography
アデラーノ・リベラ(Adelano Rivera, 1910年 - 1945年2月10日)は、フィリピン出身のプロ野球選手。右投右打。
アチラノ・リベラ表記もあった。
経歴
トレード高校を経て、マニラ税関チームであったカストムで主将・4番としてプレーする。1939年1月にマニラ遠征中の東京巨人軍(現・読売ジャイアンツ)と対戦し、ヴィクトル・スタルヒンを打ち崩して勝利を収めた。
この打力を買われて同年春に巨人に入団し、日本球界史上唯一のフィリピン人選手となる。背番号は20。六番・中堅手のレギュラーとなり、リーグ4位の6本塁打を放つ。8月24日の対金鯱戦では中山正嘉から巨人における球団史上初の満塁本塁打を打った。
日米間の緊張の高まりに伴って1940年限りで帰国し、フィリピンで現地人による野球チームを組織する。1944年1月30日にはフィリピンに出征していた巨人の元投手広瀬習一などによる軍人野球チーム「日本人倶楽部」と対戦し、広瀬と巨人時代の思い出を語り合ったことなどが広瀬が現地から日本に出した手紙に記されている。
第二次世界大戦後のリベラの消息は不明であったところ、1967年のユニバーシアード東京大会にリベラの娘2人がバレーボールフィリピン学生代表選手として来日した際、当時巨人の監督だった川上哲治が面会し、リベラについて尋ねたところ、「父は税関吏として働いた後フィリピン独立義勇軍に身を投じ、日本軍と戦い戦死した」ことが、川上に伝えられた。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁死 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 敬遠 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1939 | 巨人 | 76 | 284 | 257 | 35 | 69 | 10 | 4 | 6 | 105 | 42 | 4 | -- | 0 | 5 | 19 | -- | 3 | 23 | -- | .268 | .326 | .409 | .735 |
通算:1年 | 76 | 284 | 257 | 35 | 69 | 10 | 4 | 6 | 105 | 42 | 4 | -- | 0 | 5 | 19 | -- | 3 | 23 | -- | .268 | .326 | .409 | .735 |
背番号
- 20 (1939年 - 1940年)
脚注・出典
- ^ “【8月24日】1939年(昭14) フィリピン出身の強打者、リベラ 巨人軍史上初の満塁本塁打”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2011年8月24日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/yomimono/pro_calendar/1108/kiji/K20110824001468390.html 2018年8月7日閲覧。
- ^ 『巨人軍の男たち』72頁
- ^ ベースボールマガジン、2011年9月号 P96
- ^ 上田龍「戦火に消えた幻のエース 巨人軍 広瀬習一の生涯」
参考書籍
- 越智正典『ジャイアンツの歴史』恒文社、1984年
- 読売巨人軍75年史編纂委員会 編『読売巨人軍75年史』読売巨人軍、2010年
- 千葉茂『巨人軍の男たち』東京スポーツ新聞社、1984年
関連項目
- アジア・オセアニア・アフリカ出身の日本プロ野球外国人選手一覧#フィリピン
- 読売ジャイアンツの選手一覧
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