朱 全昱 (しゅ ぜんいく、? - 916年)は、後梁の初代皇帝の朱全忠の長兄。諡は徳靖。
末弟の朱全忠が唐を滅ぼした際、兄弟が天下を取る事を憂えて、激しく諌めたと伝えられる。弟の受禅後に広王に封じられた。死後に徳靖の諡と尚書令を追贈された。
『旧五代史』(梁書巻十二 宗室列伝二)の記述。
『資治通鑑』の記述。